ワイン名：Poderi delle Rose Albana Secco ポーデリ・デッレ・ローゼ・アルバーナ・セッコ

ワインの種類：白ワイン

ブドウの種類：アルバーナ100%

生産地：北イタリアのエミリア・ロマーニャ州ラヴェンナ県ファエンツァ自治体

ワイナリー名：Cantine Intesa カンティーナ・インテーザ

ワイナリーの特徴：Cantine Intesaは、ラヴェンナで最も重要なワイナリーで、歴史的にブドウ栽培に適したファエンツァの丘陵地帯にあるブドウ畑では、高品質のブドウを栽培している。
適度な糖度とアルコールの含有量と安定した酸度が特徴であり、香りが高いワインが特徴的。 

ワインの特徴：土壌：中程度の粘土質土壌、剪定方法：ギュイヨ、植樹年：2002年、収穫：9月第1週に手摘みで収穫、その他：環境負担の少ない栽培、ヴィーガンワイン

醸造：優先されたコールド・マセレーション。ブドウのソフトプレス。低温発酵（12-14°C）

中川原まゆみのコメント：書籍の223ページに書いた石膏の土壌て造られたワイン。締まったボディに、凝縮した強いミネラル感があり、カリィとした、感覚がある。脂身の多い白身肉によく合う。

ワイン名：Ravaldo ラヴァールド

ワインの種類：赤ワイン

ブドウの種類：サンジョベーゼ

生産地：北イタリアのエミリア・ロマーニャ州フォルリ自治体

ワイナリー名：Stefano Berti ステファーノ・ベルティ

ワイナリーの特徴：Stefano Bertiは、家族経営の小さなカンティーナにも関わらず、幅広い層から、高品質のロマーニ ャ・サンジョヴェーゼのワインという好評価を受けている。 粘土質と石灰質の土壌が特徴的なブドウ畑。バイオダイナミック農法、固有の酵母のみを使用した自発的な発酵、中小規模の樽で熟成するなど、長年にわたり改良を図って測っている。

ワインの特徴：樹齢10-20年のサンジョベーゼのブドウの木。9月末に手摘み収穫、品質を向上させるために手動で間伐 。

醸造：約28度に温度制御された厳選した鋼製タンクで、約16日間発酵。その後、すぐにマロラテック発酵。スチールタンクで10-12ヶ月間熟成させた後に瓶詰め。 

中川原まゆみのコメント：産地の中でも丘陵にあり、果実味とタンニンのバランスが良く、存在感のあるワイン。カシスやブルーベリーのような豊かな果実味はトスカーナのサンジョヴェーゼとは一線を画す美味しさ。

ワイン名：Sasso Stono サッソ・ストルノ

ワインの種類：赤発泡ワイン

ブドウの種類：ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・ カステルヴェトロ

生産地：北イタリアのエミリア・ロマーニャ州モデナ県にあるカステルヌオーヴォ・ランゴーネ自治体

ワイナリー名：Zanasi ザナージ 

ワイナリーの特徴：Zanasiは、モデナ近郊の平野にあり、その多くがランブルスコ・グラスパロッサが作られるカステルヴェトロの丘陵地帯に広がっている。4世代にわたって受け継いできた伝統技術に基づき、ブドウの栽培から収穫、醸造から保管、熟成、瓶詰めの全ての工程を自分達で行っている。常に真正さとシンプルさであり、田舎の情景、自家製のパン、サラミ、あるいは農夫のチーズ の香りを思い起こさせてくれる。 

ワインの特徴：サッソ・ストルノは、カステルヌオーボランゴーネのティエーピド川のほとりにある素晴らしいブドウ畑で作られている。スミレ色、しっかりとしたボディ、赤い果実の香りは、この古い畑の性質ならでは。また、年が異なる二種類の樽を使用するのも特徴的 。

醸造：マセレーション5日間、シャルマ方式で30日間アルコール発酵、その後30日間澱と一緒に寝かせ瓶詰め。

相性の良い食事：赤身肉の料理

中川原まゆみのコメント：カジュアルなランブルスコが多い中、このランブルスコは60年以上の古木を使い、当時のままの仕立て方で行い、深みのある複雑な味わいがある。グラスパロッサ種は酸もタンニンも多く、厚みのあるワインに仕上がる。