ワイン名：Lagrein Kretzer ラグレイン・クレツァー

ワインの種類：ロゼワイン

ブドウの種類：ラグレイン100%

生産地：北イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県

ワイナリー名：Josephus Mayr ジョセフス・マイヤー

ワイナリーの特徴：ボルツァーノの東にある1629年以来マイヤー家が所有する先祖代々の農場でワイン作りをするJosephus Mayr。量ではなく品質を信条としており、除草剤や人工肥料は何年も使用していない。典型的な斑岩の岩の上にあるサンタマッダレーナの領土内の大気循環が最適なため、南チロルのラグレイン、ラグレインクレッツァー、サンタマッダレーナの理想的な条件が揃う。 

ワインの特徴：有機栽培の厳選されたブドウで生産されたオークで部分的に発酵させた贅沢でフルボディのロゼ。明るいルビーレッド色でイチゴのヒント、キャラメルノートのラズベリーの香り。フルーティーでジューシーさがありながらも、エレガントで心地よい酸味があり、フレッシュな味わい。

醸造：マストの最初の部分は、ソフトプレス。 6時間の浸軟後ラッキング。残りは、貴腐の影響を部分的に受けたブドウの圧搾。自然沈降によるマストの明確化。制御された温度内でステンレス鋼タンクで発酵。最高のマストはオーク樽で発酵。

中川原まゆみのコメント：温かさを好むラグレイン種。色調も濃く、黒っぽい果実香がある。歴史的にラクレインはこのクレツァーと呼ばれる、ロゼ に近い色調で造られていた。過度な色素抽出を行わないことでバランスのよいワインになる。

ワイン名：Pinot Bianco ピノ・ビアンコ

ワインの種類：白ワイン

ブドウの種類：ピノ・ビアンコ100 % 

生産地：北イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県レノン

ワイナリー名：Ebner エブナー

ワイナリーの特徴：Ebnerは、日当たりの良いレノン高原にあり、イザルコ渓谷最南端のアッツワン/カンポダッツォの上の岩だらけの岬にある。赤い品種は火山起源の日当たりの良い段々になった南斜面で育ち、白い品種は風の強い南東斜面で育つ。繊細な剪定のおかげで根は活力を保ち、最大の干ばつの時期でもブドウへの理想的な栄養素の供給を保証しており、持続可能性、品質、信頼性を再現している小規模ワイナリー。

ワインの特徴：イザルコ渓谷の最南端でのみ栽培されているピノブランは、南チロルの白ブドウ品種の1つ。熟したリンゴと洋ナシのフルーティーなブーケ。繊細なクリーミーなニュアンスのほのかな香りで柔らか。味わいは、この強烈な黄緑色の蜜が、生き生きとした酸味と調和のとれた豊かさの優れた品質で表現されている。マール砂の土壌はワインにミネラル感を与える。

醸造：ステンレス鋼タンク内で制御された温度で厳選された酵母を用いて発酵させた後、部分的に約20％小さなオーク樽の細かい粕で貯蔵および熟成させる。

相性の良い食事：食前酒、アスパラガス、軽めのパスタ、魚料理

中川原まゆみのコメント：アルト・アディジェでも温暖化の影響を強く受け、ワインは酸度が下がり、アルコール度数が上がっている。しかし、このイサルコのエリアはとても涼しく、痩せた土地のため凝縮感のある、しっかりとした酸味のあるワインが生まれる。

ワイン名：Altinum Brut アルティーノ・ブリュット

ワインの種類：白発泡ワイン

ブドウの種類：シャルドネ、ピノネーロ

生産地：北イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州トレント自治県アルデーノ

ワイナリー名：Aldeno アルデーノ

ワイナリーの特徴：トレントの南西約10kmのアデジェ川の近くにあるアルデーノの町。人口3000人の小さな町だが、数世紀前からブドウ栽培されており、1920年には現在のAldenoの母体となるアルデーノ協同組合が誕生。地元の生産者グループが共同で高品質のワインを生産している。

ワインの特徴：麦わら色、上質で持続的な野花の香りやリンゴの木、蜂蜜、アーモンドのほのかな香り。アーモンドと酵母の繊細なベースを備えた、フルで持続的なエレガントな味わい。

醸造：特別なキュヴェと36か月以上の熟成により、製品の最適な保存が可能。

相性の良い食事：食前酒、サラミ、チーズ、全てのパスタ

中川原まゆみのコメント：切り立ったトレントの渓谷は北からの冷たい風の影響で、ワインには酸と豊かな香りになる。ここはシャルドネを主体とする産地になり、ワインは細身のミネラル感がある上品な味わい。