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執筆者:かかし さん
執筆日: 2025.10.01
所属員紹介 : かかし さん
参加プロジェクト : 三好デジタル化プロジェクト
記事の概要
「人生を、最後までワクワクしながら生きていきたい」——そう語るのは、三好デジタル化プロジェクトに参加する、かかしさん。かつて仕事で親しんだプログラミングの情熱を、退職を機に学び直そうとした際に「スクラッチ」と出会い、再び創作の喜びに目覚めました。
iMSでは、歳の離れた若いメンバーたちの多様な考え方に新鮮な驚きを感じながら、「一つの目標に向かう時、年齢は関係ない」ことを実感する日々を送っています。3D プリンターで生活に必要なものを作ったり、畑に現れる動物をトレイルカメラで撮影したりと、自身の尽きない好奇心を原動力に、新しい技術を次々と吸収。iMS の仲間たちとの「めぐり合い」を力に変え、これからもワクワクする気持ちを羅針盤に、新たな挑戦を続けていきます。
子どもから大人、シニア層に至るまでデジタルに関するいろいろな体験の場を設けることを目的としています。
学生時代にパソコンが初めて導入され、データの整理やグラフの作成などで必要だったことがプログラミングとの出会いです。就職してしばらくは、成績処理やグラフの作成、個人票の作成などができるプログラムを組んだりしていましたが、表計算ソフトなどが導入され、仕事の繁忙さも加わりプログラムを組むことなどもなくなってしまっていました。退職が近づいてきたことを機に学びなおしてみようと、最近のプログラミング指南書を購入してみたら、内容が複雑で全く頭に入りません。そんなときにスクラッチと出会ったのが事の始まりです。よくできているなぁと結構童心に返っていろいろといじってしまいました。その後、CoderDojo Miyoshi のメンターとしてお手伝いをしていたことから今に至ります。
プロジェクトに参加しているみなさんとは年齢が離れていますが、時々自分の歳を忘れてしまっている時があります。さまざまな年齢の考え方の多様性に驚きや新鮮さを感じると同時に、一つのプロジェクトの目標に向けてメンバーが知恵を合わせて取り組むとき、年齢に関係なく取り組むことができるということを実感しています。
「このサイズのこんな形のものがあったらいいのにな!」と、日頃からアイデアを実物にしたり、壊れたものを直すときによく思うことがあったので、3Dプリンタはそれを実現できる素晴らしい味方となっています。まだ、実現できていないものもあるので、まだまだ活躍してくれそうです。
3Dプリンタを購入しようと決意してからいろいろ調べてみて、各種のフィラメントが手軽に切り替えられるAMSと筐体がついているものを選択しました。理由は、サポート材を導入することで複雑な形の印刷のハードルが低くなることと、外での使用を前提に、紫外線に強い材質のフィラメントには高温での印刷が必要だったことです。値段は少々高くなってしまいましたが、この選択は間違ってなかったと思っています。
生活の中で大きな時間を占めているは畑の管理です。管理ということからわかるように、好きで始めたわけではありません。しかし、労力を注ぎ込んだ分だけ、目に見える形で結果が表れるため達成感は抜群です。これがなんとなく続けられている理由かもしれません?今は、野菜だけでなくキウイ、桃、イチジク、ナツメ、ハッサク、スダチなどの樹木も育てています。
トレイルカメラで動物の様子を撮影するのが好きです。ある時畑が掘り返されており、その跡がイノシシらしいということで、こんな身近なところにイノシシが来ているのが信じられなくて確かめたかったことが始まりです。それから、トレイルカメラで畑の作物を荒らすいろいろな犯人(?人じゃないが;)の撮影を続けています。動物が来た跡があると、カメラの画像を確認するときにワクワクしますね。
シカ
ハクビシン
ウサギ
メガネ置き場
草刈り防護板ストッパー
TV リモコン台
今までの人生を振り返ってみたとき、私の人生はめぐり合いによって支えられてきたことをつくづく感じます。このプロジェクトに参加した皆さんとのめぐり合いが今後の人生を支えてくれると信じています。実際、スクラッチをかじってからいくつかのプログラミング言語、マイクロビットに興味を持ち、最近は3Dプリンタもプロジェクトから影響を受けて始めました。おそらく、次はAIでしょう。
ワクワクする気持ちを忘れず、新しい経験を自らの楽しみととらえ、自分なりにプロジェクトの実施に少しでも役に立てることを目指して日々進んでいきたいと思っています。