午前中は、iMSの主要な活動の一つである「三好デジタルイベント」について、今後の目標や具体的な実施内容を議論しました。岡山のメンバーにとっては、徳島での活動のリアルな手触りや想いを知る貴重な機会となり、徳島のメンバーは、他地域の視点からの新鮮な意見に触れることができました。この会議を通じて、今後の運営に関する重要な方針が決定され、活動の次なるステップが明確になりました。

お昼は、みんなで岡山大学の学食へ！徳島のメンバーからは「学食の雰囲気が懐かしい！」「自分の大学とはここが違うんだな」といった声が上がり、リラックスした雰囲気の中で会話が弾みました。

午後のメインは、iMS徳島に所属するGoogle認定教育者のH.K.さんを講師にお招きした「Google Apps Script（GAS）」の勉強会です。

GASは、GmailやスプレッドシートといったGoogleのサービスを自動化・連携できる強力なツール。勉強会では、各自が「こんなのあったらいいな」と思うアプリの開発に挑戦しました。

アルバイトの給与計算アプリ、日々の血圧記録アプリ、企業研究用の情報まとめアプリ、行列計算機、タイピング練習アプリなど、実用的なアイデアが次々と形になっていきました。

参加者からは「こんなに簡単かつ短時間で、便利なアプリが自作できるなんて！」と驚きの声が続出。自身の研究で使えるアプリを早速開発するメンバーもおり、その満足度は非常に高いものでした。

このスキルは、今後「次世代研究者育成プロジェクト」などでの様々な業務を効率化する強力な武器になるはずです。

最後は、デジタルアートプロジェクトに関する情報共有会。プロジェクトの核となる「動くピンに映像を出力する」ために必要な、映像制作ソフトの情報共有を行いました。

今回の議論でソフトの選定が完了し、今後は各メンバーが担当を分けて、本格的な映像制作のフェーズへと移行します。プロジェクトがまた一つ、具体的な形になりました。