おそらく単語帳を利用した勉強などは多くの学生が既にされていると思うので、今回は私が独自で特別行なっていて役に立ったと感じた勉強法のみ紹介させていただきたいと思います。
1つ目は、K-POPアイドルのコンテンツの活用です。
私はK-POPアイドルに興味があったため、アイドルやファンと交流できるアプリに毎日どんなに些細なことでも日記のように書いていました。普通の日記と異なるのは、Twitterのように私がつぶやいたことに対して他の誰かから反応や返信が来ることです。それにまたさらに返信をすることで韓国語のやりとりを毎日行っていたため、1番手っ取り早く正しい表現の感覚を身につけることができたと思います。
また2つ目は、YouTubeに載っている5〜30分のショートドラマを時間がある時に見ることです。
韓国では近年短いウェブドラマが流行った影響から、YouTubeで検索すれば本当に数え切れないほど大量のウェブドラマやショートドラマのようなものが出てきます。私はそれを通学路や休み時間など1日に暇さえあればInstagramなどのSNSを見る感覚で何本も見ていました。動画に出てくる単語は基本的にスラングだらけなので、正直文語的な部分には欠けますが、実際に韓国人が使っている言葉を知ることができるので、留学先で現地の人との会話にほとんど困らなかったのはこの動画のおかげだったと個人的には感じました。ただこの方法の欠点としては、基本的にほとんどの動画には日本語字幕がないため、ある程度韓国語に慣れてから見るのをオススメします。初めからこの方法を行うと全く理解できないだけでなく、間違った表現を覚えてしまったり、実際に使うと失礼になる言葉遣いを覚えてしまう可能性があるからです。
おそらくどの学校でもそうだと思いますが、初めはクラス分けテストを行うと、実際に自分が持っている級より下のクラスに入れられることが多いです。1番の理由は、やはり会話に慣れていないため、クラス分けテストの時に難しい社会問題などについて言及されたりすると、ほとんどの生徒が十分に話すことができず、実力より下のクラスに入れられます。しかし多くの場合は、初回の授業の際に授業内容が自分に合っていないと感じたら、先生に相談しクラス変更することができます。実際に初めは私も中級のクラスだったんですが、初日に上級のクラスに変更していただきました。授業では自分の努力不足は別ですが、その場で分からない人を置いて進むことはほとんどなく、クラスの中でもレベルの低い人たちに合わせて進むため、余裕のあるクラスに入ってしまうと、かなり退屈するかと思います。そのため、クラス変更ができるのであれば、自分の実力より少し上のクラスを希望することをオススメします。
特に仲の良い友人が、語学堂の内部寮か、韓国との二重国籍で家族のところに滞在しているか、家族が韓国で仕事をしているため家族のとこに滞在しているなどイレギュラーな子達が多かったため、個人的に探した例について聞いたことがなく、詳しくはよく分からないです。申し訳ありません。
語学堂では基本的に外国人ばかりなので、私は韓国人の友達にはほとんど出会うことができませんでした。
しかし、上級クラスになると特に、韓国との二重国籍の生徒の割合が一気に高くなる印象があります。もしくは在米や在日など完全に韓国人の生徒も多いです。実際に私の友人も半分以上が韓国国籍を所持していました。そのため、幼い頃からある程度の韓国語を話してきていたり、母国語レベルに韓国語を話せる子たちばかりでした。また上級のクラスだと、外国人でもかなり話せるクラスメイトしか基本的にいないため、韓国語を伸ばすために韓国人の友人がほしいのであれば、語学堂の友達と話すだけでも十分に韓国語の実力を伸ばすことができると個人的には思います。
別の友人には韓国の大学のインカレのようなサークルに入っていた友人もいたため、韓国人の友達をそこで作っていたりしている子もいました。
私は基本的にクラスメイトにとても恵まれていたため、クラスメイトのベトナム人、中国人、アメリカ人、タイ人などと仲良くしていました。私はオンライン留学にも参加したことがあるため、なかなか馴染めず最後まであまり仲良くなることができずに留学が終了してしまった経験もあるのですが、実際に現地に行くと授業外の時間も常に喋っていたり、放課後もみんなでご飯に行ったりするため、自然と仲良くなることができたと思います。
上級のクラスになると日本人の割合も増えますが、日韓の二重国籍の人が多かった印象があります。また上級レベルなので、会話も特に日本語と韓国語を混ぜて話していたりと、おそらく多くの日本人が心配しているような日本人が多いから日本語だけを話すというような状況は特にありませんでした。
現地の常識をある程度は理解しておくことが大事だと思います。例えばマナーひとつでも、現地の常識をあまり知らずに行くと、かなりショックを受けたり、自分の常識と違うことにいちいち反応してしまい、ストレスを感じてしまいます。外に出る時点で、自分の常識は一旦置いて、他の人にとっての別の常識も存在するんだということを念頭に置いておくことがどこの国に留学するにおいても1番大切なことだと思います。