20210531 モンキーの簡易レストア③
20210531 モンキーの簡易レストア③
前後のブレーキパネルとハブの塗装も傷んでいたため再塗装し、各部のメッキ面は浮いたサビを落としてクリアーを軽く吹いて錆止めに。現在のバイクと異なり、ハンドルのスイッチケースもアルミなので軽く削ってクリアー吹き付け。
リアキャリア周辺その他のサビのひどいメッキ面はできるだけサビを取ってからジンクスプレーでサビ止め。
電装系は腐食の激しいヘッドランプ、終わったバッテリー、見た目の悪いスパークプラグ以外は再利用することに。ただし、各部のコネクターは磨いて接点復活スプレーを吹き、少しでも接触抵抗を低く。ヘッドランプはちょっと近代的にマルチリフレクターのホワイトハロゲンに、バッテリーは純正品番の互換品、スパークプラグはNGKのイリジウムプラグを奮発。ウインカーはサビをできるだけ落として純正同様のつや無しブラックに塗装し、ワイヤーハーネスは思いのほかしっかりしていたので、きれいに清掃したのみにしました。
タイヤは前後ともサイズは純正と同じ3.50-8ですが、純正のブロックパターンはゴリラはともかくモンキーには以前から違和感があったため、以前のモンキーに採用されていた(と思われる)IRCのSP リブ・ブロック併用パターンに交換しました。見た目ちょっと細く小さくなったように見えますが、それも良いかと。
前後ブレーキは、分解・洗浄・潤滑を行い、湿気でサビがあった前輪シューは新品に交換し、ケーブルはクラッチ・スピードメーター・アクセルとも注油潤滑しました。
フロントフォークは、内部に摩耗・錆が無かったため、インナーチューブのサビを落としてヒビのあった左シールを交換し、純正塗装色のタッチアップペイントでサビ個所を補修。ヘッドベアリングはきれいな状態だったため洗浄・グリースアップで再使用。
ドライブチェーンは、伸びは無かったもののサビサビだったので、純正サイズに交換。
リアハブは硬くなっていたオイルシールを交換。
リアショックはサビで固着していたため、安価ながらスプリング荷重調整可能な社外品に交換。ただし、純正よりも20㎜長いものを買ったためサイドスタンドでの傾きが大きくなり、帯鉄を溶接してゲタを製作して調整。長いスタンドもいっぱい売っているんですけど、できるところは自分でやるのが好きです。(^_^)
20210601 モンキーのレストア④完了 へ