こんにちは。有馬ゼミ3年、寺師留衣です。
私は今回、佐賀県の国際交流の中でも、佐賀に住んでいる外国人の方々がより良い生活を送るために
どのような支援やサービスがあるのかについて詳しく調べました。
2019年10月30日にスタートしたさが多文化共生センターは(それ以前も相談事業あり)、国際交流プラザの中にあります。多文化共生センターは、
外国人も日本人も、もっとみんなが過ごしやすい佐賀県を目指すためのセンターです。外国人住民のみならず、
事業所など地域の皆さんからも相談を受け付けています。無料です!!!
専門の相談員が、電話やメール、Facebook、LINE、Messengerなどを使って19の言語で対応します。
2019年度の相談実績は275件となっており、そのうちおよそ半数が在留外国人です。
私も実際に多文化共生センターとLINEにて連絡をとってみましたが、直接会って話したり、電話で会話せずとも連絡を
取ることができるので気兼ねなく利用できました。また、多文化共生センターからの返信もとても早かったです。
そしてこの日本語教室は、佐賀県国際交流協会は日本語教室に対し、会場費や教材費などの補助を行っている為、
驚くほど低料金で参加することができます。
ちなみにこの日本語教室は上記で述べたように国際交流プラザでも開催されています。
国際交流プラザの日本語教室は毎週水曜日・木曜日の10:00〜12:00までの2時間で開催されています。
気になる料金はなんと…年会費1000円です!!(4月から翌年3月までの1年間)
とても良心的な会費ですね(^_^)
<⑤佐賀国際交流員YOKAチャンネル>
佐賀県の国際課に所属している国際交流員によるYoutubeチャンネル。
国際交流員の国の文化や、外国人として佐賀に住んでいる経験などを紹介している
コンテンツです。このYoutubeチャンネルは2020年の7月からスタートしており、
まだ始まって間もないコンテンツです。12月24日時点で投稿されている動画は
10本でチャンネル登録者数は137人です。
今までの投稿内容は以下の通りです!
・佐賀国際交流員「YOKAチャンネル」の紹介
・韓国料理コングクスの作り方
・佐賀弁相談室、入門編
・日本語の間違い・恥ずかしかった経験
・ベトナム料理チェーバップの作り方
・ベトナムのゲーム「オーアンクアン」をやってみよう
・国勢調査とは一体何?
・さが国際フェスタに行きました!
・一文字佐賀弁
・たこ焼き器で簡単に作れるオランダの伝統菓子「ポッフェルチェス」
個人的にはYoutubeのチャンネルが一番親しみやすく、利用しやすい
コンテンツだと感じました。内容も面白く、初めて知ることばかりで
とても勉強になります。鹿児島出身の私にとっては佐賀弁の勉強にもなります^_^
佐賀県で在留外国人が生活する為の支援やサービスは、外国人が何か困ったことが起きた時に相談できる場所や、
日本語を学ぶ為の環境は県内各地に設けられているので最低限整っているなと感じました。他にもYoutubeチャンネルが
あったり、この記事では紹介できていませんが国際交流のイベントも開催されています。
しかし、佐賀での外国人の日常的な生活においては、ある程度の日本が理解できる人でないと難しいのではないかと感じます。
例えば交通の面で考えると、バス停の表記やバス車内でのアナウンスです。私が利用するバスでは全て日本語が
使用されており、英語での補助はありません。私は鹿児島出身ですが、鹿児島ではもう少し街中で日本語以外の言語
(主に英語、中国語、韓国語)を耳にする機会も、目にする機会もありました。また、スーパーのレジやコンビニなどでも
外国人の方が困りそうな所には外国語表記されている所も多数あります。それは、鹿児島の在留外国人の数が約1万人と
佐賀よりも多いからであるのかもしれませんが、そういう日常的な部分でも在留外国人に対して佐賀がより思いやりのある町に
なっていくといいなと思います。