著者 山口揚平
5 5つ星のうち 58 カスタマーレビュー
ダウンロード1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法Amazon山口揚平 - 内容紹介 「思考力」こそ、AIやロボットに勝てる最大の武器であるーー 1日数時間だけ働き、おだやかに暮らしながらも、 本当に行うべきたった一つの答えを見つける方法! 情報や知識をいくら持っていても、きたるべきAI時代に生き残ることはできません。 それよりも、「短時間でパフォーマンスを上げる考え方を身につけ、動くか」がカギです。 本書では、外資系コンサルティング会社から独立し、「1日3時間しか働かない」生活を続け、 パフォーマンスを上げ続けている著者が、 ・考えることでどのようなメリットがあるのか ・短時間で成果を出す思考の技法とは何か について紹介。さらには、それらの考え方をもとに、 2020年以降起こるであろう未来について大胆予測。 来るべきアフターオリンピック(東京オリンピック後)に向けて 今、私たちがどう動くべきかを教えてくれる指南書です。 内容(「BOOK」データベースより) 『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』の著者が送る、これからの働き方・生き方。 商品の説明をすべて表示する
以下は、1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 読み終わると少し頭がクラクラする本だ。頭の筋トレみたいな感覚。それが狙いなのかもしれない。著者の山口揚平さんは、1日に3時間しか働かない。それでも10年前と比べてアウトプットは3倍だという。そのノウハウが本書にあるかと思うと、手っ取り早い知識や情報があるわけではない。前半100ページでは「考えること」の価値が定義され、考えることを突き詰める体験が共有される。読み進めるのは簡単ではない。というのも、本書によれば、今の社会はあまりにも情報量が多く、情報量と思考量は反比例する。つまり、情報があればあるほど考えることが難しくなるからだ。ただ、なんとなくでも課題を抱えている人は報われるだろう。冒頭にアインシュタインの有名な言葉が引用されている。「あらゆる問題はそれが起こったことと同じ次元で解決することはできない」そう、前半は思考の次元を高める旅なのだ。次元が上がると「代替案」が見えてくる。これはすごく大切だ。なぜなら、その結果「自由になる」から。いつでも辞められると悩みは少なくなる。本書では、面白法人カヤックの柳澤さんの素敵な言葉が引用されている。「アイデアがある人は悩まない」後半100ページは「2020年から先をどう生き抜くのか」がテーマになる。社会、お金、仕事、個人がどのように変化していくのか。ここでも仕事や生き方にすぐに使える情報があるわけではない。「なぜお金がなくなるのか」「なぜ利己心を抑えると自分の価値が高まるのか」「なぜ単一社会が溶けて、複数のコミュニティになるのか」山口さんの思索は鋭く、「お金がなくなる」などは現実化しつつある。これらを自分なりに考えてみる。すると、いい意味で揺さぶられ、もしかすると何かが生まれてくるかもしれない。それはぜひ書き留めたり、人に話すといい。最後はかなりぶっとんでいて、肉体を持つ個体に意識を合わすという意味での「個人」は少しずつぼやけていき、つながりや物語に価値があり、「関係性こそが生命の本質である」という。これも、この言説を情報として受け取るより、考え方を味わってみるといいと思う。そうすると、実は同じような未来を見ている人や研究が目にとまるかもしれない。僕は昨年読んだホフスタッターの『わたしは不思議の環』を思い浮かべた。思考のトレーニングをするつもりで読んでみたらどうだろうか。 とても刺激的な本です。基本は思考法の本なのですが、思考の技術を伝授するのが目的ではなく、読むプロセスを通して読者の意識を上下左右、様々な方向に誘うこととしています。実際、読んでいると頭が揺さぶられる感じがあります。本の前半は、”本質的に考える”とは何かが書かれています。考える力を鍛えれば一生食べていけ、考えることこそ最強のスキルとしています。「解を問う」のが20世紀の教育なら、「問いを問う」のが21世紀の教育。本の後半で著者は2020年以降のアフターオリンピックの世界を予想します。私にはこの章がもっとも重要でした。著者はお金より信用を貯めよと言います。信用がお金の代わりになる信用主義経済の出現です。この社会では大事なのはお金の持っていることではなく、価値と信用を創造する力です。人々が欲しがるモノと交換ツールの変化によって、資本主義経済は時間主義経済か記帳主義経済にシフトし、さらにそこから、信用主義経済に進むとしています。◯時間主義経済 時間を起点とした直接取り引きを行う◯記帳主義経済 「貸し借り」記録することで経済が回る社会 (ブロックチェーン利用)◯信用主義経済 人々の求めるものが信用であり、それをやりとりするツールも信用で ある社会。お金は信用という本質に回帰する。以前読んだ水野和夫氏の”資本主義の終焉と歴史の危機”でも、長期に続くゼロ金利から、資本主義経済の終わりが近づいているとしていました。二人とも資本主義が終わると予想しているのは同じです。ただ、水野氏は、その次のシステムは見えないとしていました。ところが、この本の著者は、次に来るシステムは信用主義経済と予想しているのです。予想があたるかどうかは、未来にならないと分かりませんが、少なくとも未来の道筋を大胆に予想しているこの本は貴重です。 Tags:1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法PDFダウンロード1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法PDF1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法のePub1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法ダウンロード1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法オーディオブック1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法ダウンロードブック1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法発売日1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法試し読み1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法ネタバレ1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法amazon1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法download1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法kindle