著者 中島篤巳
4.3 5つ星のうち 12 カスタマーレビュー
ダウンロード完本 万川集海PDF amazon - 内容紹介 伊賀・甲賀四十九流につたわる忍術を集大成した秘伝書。知謀計略から天文、薬方、忍器まで、忍びの業の全てを明らかにする。初の全文現代語訳、詳細な注のついた読み下し文に加え、資料として原本の復刻を付す。 内容(「BOOK」データベースより) 伊賀と甲賀に伝わる四十九流の忍術を集大成した秘伝書。知謀計略から天文、薬方、忍器まで、忍びの業のすべてを明らかにする。初の全文現代語訳、詳細な註のついた読み下しに加え、資料として原本の復刻を付す。 著者について 昭和19年山口県生まれ。大坂大学医学部卒・医博。古流武術連合会会長。片山流柔術宗家。柳生心眼流居合術十二代。糸東流空手道教士六段。天神明進流兵法・智心流・浅山一伝流・天心古流拳法師家その他。主な著書に『忍術秘伝の書』(角川選書)、『正忍記』(新人物往来社)、『伯耆流柔術秘伝絵巻』ほか。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中島/篤巳 1944年山口県生まれ。大阪大学卒。医学博士。古流武術連合会会長。片山流柔術宗家。柳生心眼流居合術十二代。糸東流空手道師範。天神明進流兵法相伝家・智心流・浅山一伝流・天心古流拳法師家。神伝不動流皆伝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、完本 万川集海で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 当該書籍は、『万川集海』の「現代語訳」、「読み下し」、「資料・原本」(底本の復刻)の三部からなります。当初、〈「現代語訳だけでいいのではないか、「読み下し」があれば十分で、「資料・原本」部分は、要らないのではないか・・〉と、思いましたが、『あとがき』に訳注者の記すところを読んでなっとくしました。そこには、「本書が忍者の歴史的民俗を学問的に追及される方々への一助にでもなれば、訳注者にとってそれ以上の幸甚はありません。私の力の及ばなかった部位の解釈は読者に委ね、またそれを教授頂ける機会があれば至上の喜びです。そのためにも巻末に収録した、底本の復刻を利用していただければと思います」と、あります。自身「忍者の歴史民俗学」を学問的に追及している訳注者は、読者を併走する忍者・忍術研究の同伴者と捉えているようです。読者は責任重大です。訳注者は、忍術を「総合生活術」ととらえています。なぜなら、忍者たちは、「自身を極限状態に置いて生きていた」からであり、また、「下級武士と軽輩の帯状部分に位置する下層階級でありながらも堂々と生きてい」たからです。「極限状態」、「下層」を、事実として生き抜くことがきたのは、彼らの「生活術」のゆえんであるというわけです。「『万川集海』の行間は強(シタタ)かに生きる術で溢れています」と、あります。「強かに生き抜いた忍者たちの生き方を知れば自分の財産が何種類も増えます。それを拡大すれば、独自の『健康管理術』『医学法』『心理学』『食法』『対人対応術』『自給自足術』『行動術』『歩行法』『サバイバル』その他の多様な能力を体系化する事が出来るでしょう」とあります。現代語訳だけでなく、読み下し、復刻原本も含め、その「行間」から、溢れ出るものを併せて吸収したく思います 忍者の歴史的文献でありながら、一般には手に入れることができなかった貴重書籍。かつて、伊賀の地方出版社から現代語訳の出版が企画されながらも、 隠忍編、陽忍編のみで頓挫してから、かれこれ30年にはなろうか。全巻いっぺんに現代語訳と原本がよめるようになり、ありがたいことである。万川集海の原文と現代語訳が、完全収録。もともと忍術書であるため、伏せ字や暗号で書いてある部分があって、完全に読み解くとこは難しいのだが、中島篤巳氏は、判らない部分は後世の研究者の手に委ねて、現代語訳が不完全なまま出版している。忍術に興味がある好事家にとっては、挑戦しがいがある。リアルな忍者の姿に興味がある者は、本書と合わせて、正忍記を読めば、歴史的に正しい忍者の理解はかなり深まるだろう Tags:完本 万川集海PDFダウンロード完本 万川集海PDF完本 万川集海のePub完本 万川集海ダウンロード完本 万川集海オーディオブック完本 万川集海ダウンロードブック完本 万川集海発売日完本 万川集海試し読み完本 万川集海ネタバレ完本 万川集海amazon完本 万川集海download完本 万川集海kindle