著者 岸見 一郎
5 5つ星のうち 26 カスタマーレビュー
ダウンロード愛とためらいの哲学 (PHP新書)Book岸見 一郎 - 内容紹介 なぜ、あなたの愛は幸福をもたらさないのか……。どれほど幸せな恋であろうとも、嫉妬や依存、失恋など、様々な要因により一転して苦しいものになってしまう。思うようにならない他者と生きるなか、幸福な愛とは、どうすれば実現が可能なのだろうか。大切なのは「いかに愛されるか」ではなく、「いかに愛するか」を学ぶことであると著者はいう。愛とは能力であり、技術であるというのだ。では、私たちはいかに人を愛するべきなのか。人を愛するというのは、そもそもどういうことなのか。アドラー、フロム、三木清など、多くの賢人たちの智恵を手掛かりに、アドラー研究の第一人者であり、ギリシア哲学を専門とする著者が語る、待望の恋愛論。 はじめに 第1章 なぜあなたの「恋愛」は幸せをもたらさないのか 恋愛は二人の課題である/愛することは能力である/困難な恋に走る人/嫉妬は悪魔の属性である/花に水を与えるように/etc 第2章 結婚と子育ての困難について 結婚は不幸の始まりかもしれない/なぜ結婚に踏み切れないのか/親が結婚に反対してきた場合/パートナーはあなたの親ではない/etc 第3章 人を愛するとはどういうことなのか 恋愛に「なぜ」はない/隣人愛は可能か/愛は「流れ」である/依存関係にならないために/自己中心性からの脱却/勇気を持つ人だけが、愛を実現できる/etc 第4章 幸福になるための「愛する技術」 相手に関心を持つ/人はわかり合えない/集中力を持つ/「今ここ」を生きる/セックスとコミュニケーション/別れる時/etc おわりに 内容(「BOOK」データベースより) なぜ、あなたの愛は幸福をもたらさないのか…。どれほど幸せな恋であろうとも、嫉妬や依存、失恋など、様々な要因により一転して苦しいものになってしまう。思うようにならない他者と生きるなか、幸福な愛とは、どうすれば実現が可能なのだろうか。大切なのは「いかに愛されるか」ではなく、「いかに愛するか」を学ぶことであると著者はいう。愛とは能力であり、技術であるというのだ。では、私たちはいかに人を愛するべきなのか。人を愛するというのは、そもそもどういうことなのか。アドラー、フロム、三木清など、多くの賢人たちの智恵を手掛かりに、アドラー研究の第一人者であり、ギリシア哲学を専門とする著者が語る、待望の恋愛論。 商品の説明をすべて表示する
以下は、愛とためらいの哲学 (PHP新書)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 タイトルが秀逸だと思いました。恋愛や結婚には、多くの「ためらい」が付き物だと思うからです。著者は様々な「ためらい」の理由を、「言い訳」であると断じています。そして、「愛される技術」ではなく、「愛する技術」を学ぶべきだとしています。たとえば、「出会いがない」という定番の「言い訳」について、そんな「言い訳」をする理由を次のように説明しています。「運命的な出会いがないという人は、本当は自分の人生を変えるような出会いをしていても気づいていないだけなのです。あるいは、気づかないようにしているのです。(中略)本当は出会いがあるのにないと思わないといけないとかといえば、恋愛がうまくいかないことで傷つきたくないことが一つの理由、誰もが羨むような結婚をすることを友人と競っている人が、競争に勝つために現実に合う人を結婚の候補者から外すことがもう一つの理由です。」よく誰かが「出会いがない」と言うと、周囲の人は「理想が高すぎるのでは?」なんて返しますよね。自分が傷つかないために、無意識に理想を高くしてしまっているところは確かにありそうです。そして、僕が一番ぐさっと来たのはここですね。「相手が変わっても同じような失敗をするのは、誰と恋愛するかではなく、自分のライフスタイルに問題があるからです。」ここでの「ライフスタイル」とは、「自分や他人、世界についての信念体系」のことで、要は考え方と言えそうです。同じような失敗をするのは、自分の考え方が変わっていないから、、、いや~ここまではっきり言われてしまうと辛いですね 笑 これまで僕は「言い訳」ばかり繰り返し、「愛される技術」ばかり考えていたことに気づかされました。あまりに理想論過ぎないか?との反発は少しあったものの、概ね正論だと思える耳が痛い話ばかりで、、、これまでの自分の経験を振り返り、色々と考えながら読んだので、どっと疲れました。哲学してる感がすごくて 笑 ただ、その分学びも多かったと思います。まだ全然内容を消化しきれていませんが、今後もじっくりと考えて、悩んだ時に読み直したい本でした。 アドラー心理学というより岸見一郎哲学。さすが講演会を重ねてる著者、読者に話しかけるような文章は吸い込まれるようで最後まで一気に読んだ。理解したのか?と言われるとしてないかもしれない。だからこそ何度も何度も読みたくなる。恋愛は素の自分を一番突きつけられるものである。そこをしっかり見つめることで本当の自分に出逢えるのかもしれない、と思う一冊。あとがき、にキュンとなる。 Tags:愛とためらいの哲学 (PHP新書)PDFダウンロード愛とためらいの哲学 (PHP新書)PDF愛とためらいの哲学 (PHP新書)のePub愛とためらいの哲学 (PHP新書)ダウンロード愛とためらいの哲学 (PHP新書)オーディオブック愛とためらいの哲学 (PHP新書)ダウンロードブック愛とためらいの哲学 (PHP新書)発売日愛とためらいの哲学 (PHP新書)試し読み愛とためらいの哲学 (PHP新書)ネタバレ愛とためらいの哲学 (PHP新書)amazon愛とためらいの哲学 (PHP新書)download愛とためらいの哲学 (PHP新書)kindle