首都圏のインドネシア料理店&カフェ
首都圏のインドネシア料理店&カフェ
コロナ禍の影響が収まったここ数年、インドネシアからの勤め人や留学生がぐっと増え、都心、さらには首都圏各地に料理店やカフェ、食材を販売する店などが次々にオープンしています。「ムジカーザでガムラン」を主催している私らは、公演のたびにフライヤーを持参してそうした場所に遊びに行き、お願いして置かせてもらったりしていていて、これを勝手に「行脚(あんぎゃ)」とか「巡礼」と呼んでいます。どれほどの効果があるのかはわかりませんが、出会いあり、社会の変化を知る機会あり、これが楽しみにもなっています。皆さん、がんばれ、応援していますよ。ご興味あれば遊びにいってみてください。
【東京・山手線内】
チャベ目黒店 Cabe
(目黒区)
2002年に武蔵小山で創業したインドネシア料理店。目黒店はもともと別の場所にあったが、老舗インドネシア料理店「せでるはな」(2016年に閉店)の店舗を譲り受けて今の場所に移る。昭和の香りがするのはそのため。2022年「孤独のグルメ」にも登場。目印は1階の銭湯。ちなみにCabeとはインドネシア語で唐辛子のこと。
東京都品川区上大崎3-5-4 2階 日・祝休
モンゴモロ Monggo Moro
(新宿区)
新宿駅から10分ほどの場所にあるジャワ料理店。現地のワルン(食堂)と同じように、ずらりと料理が並んだケースから総菜を選ぶと、その日の付け合せ惣菜やスープとともに席まで運んできてくれる。その日に何があるかはお楽しみ。ご飯お代わり自由。満腹間違いなしの店。モンゴモロはジャワ語で「いらっしゃいませ」の意。
(2026更新)
東京都新宿区新宿2-7-2 20時閉店
ワヤンバリ六本木店 Wayang Bali
(港区)
首都圏各所にあるインドネシア料理「スラバヤ」の系列店。メニューは豊富で、インドネシア各地の名物料理や定番料理に加えて、ジャワハンバーグや酒の肴にもなる日本のモツ煮などもあり、ランチやディナーはもちろん、酒席としても利用できる。木材をふんだんに使ったバリ島のリゾートレストラン風の内装に趣あり。
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー2F 無休
コピカリヤン Kopikalyan
(渋谷区)
ジャカルタ生まれのローカルカフェが海外初出店。原宿のキャットストリートに面した路面店で、いかにも入りやすい。メニューは地元農家が丹精して作ったスペシャリティー珈琲やスイーツ、テンペフライなどのスナックなど。グラタン、肉の煮込み料理などの食事メニューもある。店内一角にはイスラムのお祈り部屋も。
東京都渋谷区神宮前6-15-14 ガーデンテラス 無休
https://www.instagram.com/kopikalyanjapan?igshid=1050y819q5i2b
テテスマニス Tetes Manis
(千代田区)
東京・神田のオフィス街にある日本初の「ジャムゥ」専門店&カフェ。ジャムゥはインドネシア伝統の生薬。ウコンやハーブなどを調合した甘いジュース状の飲物で、現地の人は冷えたり体調が整わない時に好みで調合してもらって飲む。テレビ「吉田類の酒場放浪記」では類さんが呑む前にジャムゥを飲んでいた。2席ほどのカフェで珈琲やお茶もある。
東京都千代田区内神田1-10-11 週末定休
マニスプダス Manis Pedas
(千代田区など)
丸の内や九段などに出店するインドネシア料理のキッチンカー。Manis Pedasは甘味・辛味の意。メニューは惣菜も豊富で食べごたえのあるナシチャンプル、ナシゴレン(焼きめし)など。出店日や場所は下記インスタ参照。ちなみに都心の昼時のキッチンカーコーナーは椅子・テーブル・ゴミ箱などが用意され、レストランの屋外テラス席のよう。機会があれば試してみてください。
ルマリコーヒー Lemali coffee
(渋谷区)
かつて南阿佐ヶ谷(杉並区)にあったカフェが、2025年秋に神宮前で再オープン。店はアメリカ料理店J's Vendorの2階に間借りする形。下でランチボックスを買ってここで食事もできるし、2階に直接来てコーヒーだけの注文も可能。インドネシア各地のコーヒー豆を取り揃えているので、好みのものをどうぞ。ちなみにLemaliはインドネシア語で「棚」の意。11:00~18:00営業、不定休。(2026更新)
渋谷区神宮前2-19-2 2階
https://www.instagram.com/lemaricoffee/
【東京23区~多摩地区】
ワルンウォンジョウォ
Warung Wong Jawa (江戸川区)
小岩駅から10分ほど歩いた住宅地にある1軒家レストラン。スラバヤ出身のご家族が経営する店で、「ジャワ人食堂」の店名に違わず、べべ(鴨)、レレ(鯰)、ラウォンなど現地の屋台や食堂にあるようなメニューはたいてい揃っている。食材や雑貨も売っているのでインドネシアの人が多く、日本にいるのを忘れそうになる店。日本語、通じます。
東京都江戸川区南小岩5-8-24
バリ酒場ジャティ成城
Jati Seijo (世田谷区)
成城学園前駅北口近くにある老舗のバリ料理店。バリ出身のご主人と日本人の奥様とで経営する店で、インドネシア料理はもちろん、揚げ出し豆腐やピザなど居酒屋メニューも豊富。写真はランチタイムの人気メニュー、ナシゴレン(焼きめし)とナシチャンプル(惣菜盛り合わせ定食)。好みの料理3品+ごはんのスカスカナシチャンプル(お好みランチ)もある。
(2026更新)
東京都世田谷区成城6-14-2三輪ビル2階 日曜定休
ガルーダカフェ Garuda Cafe
(大田区)
蒲田駅西口側の商店街に2024年春オープンしたばかりのインドネシア料理店。東急蒲田駅を見下ろす、鉄道ファン垂涎の立地で、お客さんはインドネシア人が多いらしい。店内は広々としていて、お祈りのための部屋もある。蒲田モスクに人が集まる金曜夕方や夜は混みあうことも。カラオケや舞踊のイベントも開催する。
東京都大田区西蒲田7-67-14 SANKOビル4階
カフェバリチャンプル
Cafe Bali Campur (杉並区)
高円寺パル商店街のはずれ、新高円寺駅近くの2階にあるバリ料理店。店主のペタンさんが15年ほど前に開いた昭和の香りがする平成の店。写真はナシ・チャンプル。野菜と肉のバランスもよく惣菜のバラエティも豊かで、満足する一品。8月の阿佐ヶ谷バリ舞踊祭にも料理屋台を出店している。
(2026更新)
東京都杉並区高円寺南2-20-15 2階 月曜定休
サブストア東京
SUB Store Tokyo (杉並区)
珈琲や酒を飲みながらレコードや本を楽しめるカフェとしてオープン。SUBはスモール・ユニーク・ブックストアの略で、ジャカルタ出身の世話好きなご主人が作るインドネシア料理もあり、時にロックやDJによるライブも開かれる。営業は17:00から。ロックなご主人は、高円寺では盛んなデモにも参加する奇特なお方だ。
(2026更新)
東京都杉並区高円寺北3-1-1 宮應北ビル2階 月・火定休
カフェ・アラミ
(北区)
赤羽駅から10分ほど歩いた場所にある、地域密着型のごくふつうの喫茶店。なのにジャワカレーなど、インドネシア好きを唸らせるようなメニューがある。おかみさんはかつてジャワ島ジョグジャカルタに留学したこともある方なのです。絵やマッサージの体験教室なども積極的に開催中。
(2026更新)
東京都北区志茂2-39-11 月休
クタバリカフェ八王子店
Kuta Bali Cafe (八王子市)
JR八王子駅から徒歩5分、駅前銀座通りにある店。オープン直後に疫病騒ぎが起こったが、そんな中で地道にファンを増やしている。店内はリゾート風。定番料理に加えてベベ(家鴨)やレレ(鯰)料理もあり、昼も夜も賑やか。2024年9月には、JR原宿駅のまん前にあるビル3階にも支店を出したので、こちらもぜひ(渋谷区神宮前1-14-2 原宿ル・ポンテビル)。
(2026更新)
東京都八王子市横山町5-8
ブック&カフェ 坐坐奔奔
(狛江市)
小田急線・狛江駅から徒歩10分ほどの住宅地にできた書店兼喫茶店で「ざざほんほん」と読む。各地の憑依舞踊に関心のある店主がセレクトした書籍、雑誌、古書がずらりと並び、インドネシアものの書籍やZINEも充実。時にトークイベントあり。
東京都狛江市元和泉2-14-2 不定休
https://www.instagram.com/zazahonhon/
ワルンスカ Warung Suka
(台東区蔵前)
2024年秋、両国と浅草の中間にある蔵前にオープンしたミーアヤム(鶏肉そば)とバクソ(つみれ汁)の専門店。ともに現地のソウルフードとして人気のあるメニュー。1階はインドネシア食材店で、食事や買い物に訪れる在日インドネシア人も多い。ポップな内装も魅力の一つ。写真はミー・アヤム・バクソ。
(2026新規)
東京都台東区蔵前3-15-4 月曜休
https://www.instagram.com/sukajpn/
【神奈川県、埼玉県、千葉県】
ワルンヌサドゥア Warung Nusadua (神奈川・川崎市)
川崎駅東側のいわゆる歓楽街にあるインドネシア料理店。ヌサドゥアはバリ島の有名なリゾート地名で、ジャカルタ出身のさばさばしたママさんが応対してくれる。豚、アヒル、魚などメニューは王府で、食事やお酒はもちろんカラオケルームもある。迷わずに行けるかどうか。
神奈川県川崎市川崎区東田町11-8 4階
カフェエナック Cafe Enak
(神奈川・海老名市)
海老名のららぽーと近くにポツンと立つ一軒家レストラン。店名は「おいしいカフェ」の意。店内はリゾート風で、子連れのお母さん方にも人気の店。料理、ドリンク、デザート類までメニューは豊富。写真は左がナシチャンプル(惣菜盛り合わせごはん)、右がナシパダン(パダン料理の盛り合わせごはん)。
(2026更新)
神奈川県海老名市扇町14-11 月曜定休
ダプルスンダ Dapur Sunda
(埼玉・川越市)
川越駅から5分ほどの場所にあるビル3階のインドネシア料理店。店名は「スンダ(西ジャワ)の台所」の意。ママさんが「どこから来たの?」と誰にも気さくに声をかける明るい店。ナシラムス(惣菜盛り合わせごはん)には揚げた鶏、焼きそば、卵、生野菜、テンペなどが付いてボリューム満点。
埼玉県川越市菅原町5-18 シンザンⅡ3階
ヒラルラタンカフェ Hilal Ratan Cafe(千葉・松戸市)
松戸駅東口から徒歩5分ほどのビル2階にあるインドネシア料理店。開店は2025年暮れ。店名は三日月のラタン(籐)カフェの意。外観が素っ気ないのでやや入りにくいが、店内は籐家具を配した天国のような雰囲気。シェフのヤンティさんは西ジャワ・チレボン出身で料理は本格的。しかもバリ風マッサージもこなす努力の人。
(2026新規)
松戸市小根本27 山六ビル2階
https://www.instagram.com/hilal_ratancafe
マハメルコーヒー Mahameru Coffee(千葉・松戸市)
松戸駅西口から徒歩5分ほどにあるインドネシアのコーヒー専門店。店主のリノさんはスラウェシ島の出身だが日本語が堪能でダジャレ好き。陽気なリノさんの周囲に人が集まるコーヒー好きのアジールのような場所でもある。メニューは、マハメルブレンド700円など。
(2026新規)
千葉県松戸市本町6-8
https://www.instagram.com/mahameru_coffee
【インドネシア食材の店】
トコインドネシア Toko Indonesia
(東京・新宿区)
JR山の手線大久保駅近くにあるインドネシア食材店。「トコ」は店の意。小さな店内に麺、スナック、調味料、生ハーブや冷凍肉などが所狭しと並んでいる。商品を山盛りにしたカゴを3、4つレジに並べるお客さんもいて、アテにされていることがわかる。
東京都新宿区百人町1-19-18 月曜休
アジアンミール Asian Meal
(東京・府中市)
「府中市場」内のアジア食材専門店で、小売りもしていて誰でも利用できる。インド料理などに使うスパイスは何でも揃い、使い方や役割についてもていねいに教えてもくれる。バナナやバナナの葉もあるが、何よりご夫婦のお人柄がすてきだ。アジア旅行記などのZINEも販売。
(2026更新)
東京都府中市矢崎町4-1 大東京綜合卸売センター 第5通路奥 日曜・祝日定休
金山 Warung Indonesia Kaneyama
(神奈川・大和市)
相鉄線・小田急江の島線の大和駅から徒歩10分ほどの飲食街にある店。食材や調味料、菓子が買えるほか、店内で食事もできる。休日に訪ねたら急に混みあってしまったので、ご挨拶まで。なぜ金山なのか、いつか聞いてみたい。
(2026新規)
神奈川県大和市大和東2-7-9
https://www.instagram.com/kane_yama99/