2017年ブログ

2017611日(日)


ムジカーザで演奏した曲目や演目の解説を少しだけ。

開会の曲「ウィルジュン(Willjung)」に続いて、ローフィットさんがジャワの定型詩「モチョパット(Macapat)」を吟詠しました。農作業を終えた夕方、田畑の見える東家で独吟するという態で、背後から牛やニワトリ、犬などの鳴き声も聞こえてきました。

詩は「ダンダングロ・パンジェ(Dhandhanggula banjet)という、あのコミカルな場面とは裏腹のまじめなもので、訳せばこんな感じだそうです。

 よい師に出会うには

 行いの正しい人を見つけなさい

 決まりごとを知っていて

 目に見えないものに感謝をしている人

 欲張りでなく

 さらに 修行をし

 あらゆることを知っているのに

 頭をたれる稲穂のような人

 与えたものの見返りを求めない人

 あなたがついていくべきはこういう人です

次に演奏した唄つきの曲「レレ・レレ・スンバセ(Lere-Lere Sumbangsih)」は、男女の小さな口争いを題材にしたもの。「Sumbansih」の「Sumbang」は人情・愛情、「sih」は愛を表わすことば。夫から妻へ、また妻から夫へ、忘れてはならない大切なことを説き、曲の中でそれらは男女の掛け合いになって歌われます。「部屋をきれいにしなさい」「化粧で着飾ることばかり考えていてはいけません」「子供を大切に大事に育てなさい」と問えば、「でもなあ……」「でもねえ……」と答える。頭ではわかっていても、愛だけじゃ暮らしはうまくいかない。そんな内容。曲調も軽やかな、町場の大人の歌です。

続いては宮廷舞踊。昼の部の「スカル・プディヤストゥティ(Sekar Pudyastuti)」(踊り手/西岡美緒)はジョグジャカルタの舞踊で、曲調も軽やかならば、所作もコケティッシュです。「人生に祝福あれ」「おだやかで幸せであれ」という詞を背景にした舞踊。結婚式などのセレモニーの開会の踊りとして、この5分バージョンのものがよく披露されますが、まさにそんなイメージだったのでは。

一方、夜の部の「アングリール・ムンドゥン(Srimpi Anglir Mendhung)」(踊り手/根津亜矢子)はスラカルタ(ソロ)の舞踊で、バナナのようなクマナッという楽器と、大鍋を伏せたようなクノンという楽器、それに手拍子だけのパートが続き、どこか呪術的な色合いがあります。スラカルタ王宮には、この1時間バージョンの舞踊があるのですが、燈火だけが灯された会場でこれを眺めていると、精霊たちが集まってきそうな気配があります。裾を返すたびに床に花びらが散りばめられ、たった15分の踊りの中にいくつものドラマがぎゅっと凝縮されている。「アンデー(andhe)」で始まり、何度も繰り返し歌われていた詞の一部を紹介します。

 さあこちらへ 言葉を探してごらんなさい

 毒のあるうなぎ(のような形)はなあに

 生きる決まりを学ぶため

単語の中に蛇を意味する言葉が隠され、「言葉を発するとき気をつけよ、失敗するとその言葉が自らを殺す毒となる」という意味も含まれているらしい。怖いですね(笑)。

子ども向けに作られた影絵劇「しじみのさぶちゃん」は解説不要でしょう。佐々木宏実さんのおじいちゃんが寝物語に聞かせてくれたものを、工夫して影絵に仕立てたもの。しじみ三兄弟はジャワの人形作家に頼んで作ってもらったそうですが、しじみは二枚貝だとさんざん説明したのに、主人公はこうじゃなくちゃイカンと言い張られて、巻貝の形になってしまったらしい。ちなみに、おじいちゃんが語った「さぶちゃん」の物語には、いろんなパターンがあったそうです。誰も竜宮城にたどり着けなかったり、途中で全員喰われてしまったり……。そんな日にお爺ちゃんは、「人生はそんな単純なものじゃない」という言葉で語り終えたらしい。はたして、そんな物語を聞いた後でちゃんと眠れたのでしょうか。

後半の影絵芝居ワヤン「おいしそうなビモ」は、寄席でいえば主任(トリ)。3分ほどの前奏曲(タル)の後、正味30分の超駆け足上演でしたが、人形が激しく動き、音楽もまた激しく、なかなか迫力のある舞台だったと思います。本気でやれば2時間くらいかかるあの物語を30分でまとめることに、ワヤンマニアのローフィットさんはきっとものすごく違和感を感じていたと思いますが、こうしてできてみるとふしぎなくらいに納まって見える。鬼たちを退治して、めでたしめでたしというのも、実は今のジャワのワヤンらしいかもしれません。

主人公のビモが、もてなしてくれた家族にごはんのお礼を言う場面、ローフィットさんにはまだ「もんじゃ焼き」を食べさせていなかったので、昼の部はタコ焼きとごっちゃになっていましたが、誰の差金か(たぶんスミヤントさんか宏実さんでしょう)、夜の部ではお好み焼きの変形だという理解がちゃんとできていました。ちなみに新潟では「のどぐろ」、埼玉の森林公園では「味噌だれやきとり(実は焼きトン)」できちんと笑いをとっていました。

そのまま「ジャティラン(Jatilan)」と呼ばれる騎馬舞い、虎舞いになり、公演は賑やかに終演しました。

2017年6月4日(日)

話題になっていた、代々木上原・ファイヤーキングカフェの観劇弁当「アジアごはん」はこんな感じ。

ナシ・ゴレン(焼きめし)をベースに、ウダン・ゴレン(エビの揚げ物)、トゥルール・ゴレン(玉子の揚げ物)、サテ(鶏の揚げ物)、ガドガド(煮野菜のピーナツソース)、アチャール(酢漬け野菜)、クルプック(揚げせんべい)などの副菜つき。ボリューム満点で大好評でした。

2017年6月3日(土)

昨日はありがとうございました。

昨夜は会場でいただいたアンケートを読んだり、FBやツイッターのコメントを読んだりして、皆さんにお礼を書きたいと思ってはいたのですが、昼夜公演というのは足腰と手に来ますね。徐々にご返事書きますので、気長にお待ちください。

昼も夜も大入りで、演者も客席も楽しそうでした。

子どもたちの姿とガムランとがセットになって印象に残りそうな、程よい大らかさもあり、ムジカーザで開催できて良かったと思ってもいます。

ジャワの生菓子が夜の部開演前に売り切れになり、何も買ってこれなかったのだけがちょっと残念でしたが、2階の売店周囲にも活気があってよかった。屋台の親父を引き受けてくれた飯田茂樹さん、明るい方でしょ。

夜は、そんな話をぐだぐだしながら家呑み。ローフィットさんとナナンさんは、眠くて仕方がないのに、やっぱりウチの人形と会話して夜遅くまで起きてました(年に一度の人形との「同窓会」なのだそうです)。

2017年6月2日(金)

公演当日です。こんな8人で、皆様のお越しをお待ちしています。

昼の部は当日券あり。

夜の部は予約完売で、当日券は1枚もなし。

お時間ある方、昼の部にぷらっとどうぞ。15:30開演(15:00開場)です。

ツイッター、フェイスブックの「ムジカーザでガムラン」にて、当日の様子をお知らせできるかもしれません。

2017年6月1日(木)

いよいよ明日です。

昼の部は15:30開演(15:00開場)。お席に余裕あります。

夜の部は18:45開演(18:20開場)。前売り完売、当日券は1枚もありません。

昼、夜ともに開場時間になったら、チケット記載の整理番号順に入場していただきます。最前列のカーペット敷きの桟敷席は、親子連れ、小学生の優先席にいたしますのでご配慮下さい。中2階席、2階席もなかなか見やすいと評判です。

2階席後方には楽しいお菓子屋台もあります。

観劇弁当を予約した方は、入口ロビーのクロークで券と引換えて客席へ持ち込んでください。上演中に召し上がっていただいて構いません。

夜の部は少々混み合います。小さなお子様はできるだけお膝の上でご一緒にご覧ください。

ムジカーザでお待ちしています!


2017年5月31日(水)

ジャワやバリの芸能の中には夜に始まり夜中まで、どうかすると明け方までかけて上演するものが少なくありません。ジャワやバリの影絵芝居ワヤンがそうだし、魔女ランダが出てくるバリの「チャロナラン」劇もそうでした。観客は、笑い、驚き、涙を流し、怒り、恐怖を感じながら夜の時間をともにする。今は、たいていの人は夜中過ぎると家に帰っちゃうのですが、好きな人は朝までちゃんと見ている。時には夜中過ぎて観客が誰もいなくなることもあるのですが、だからといって上演を打ち切ることはない。誰も観客がいないまま延々とワヤンが続くのを何度か見たことがあります。

影絵芝居ワヤンやバリのチャロナラン劇は、魔除け、厄除けのための芸能です。いわば日本の祭りにある神輿や神楽と同じ奉納のための芸能であり儀式。ここらが、入場料をとって上演する興行とは違うところで、観客などなくても上演すべきものだし、恐らく、お月様の下で夜を徹して演じることにも何か意味があるのです。

江戸時代後期に「庚申待ち」という行事が流行しました。庚申(かのえ・さる)の日の晩は、寝てはいけない。寝ると体内にいる「三尸虫(さんしちゅう)」という虫が天上して神様に告げ口をし、悪いことが起こる。それを嫌って、近所の人たちが集まり、神様の前で夜明けまで話をして過ごしたといいます。楽しい噺、バカバカしい噺もずいぶん出たようで、古い川柳に庚申の日は安い噺の売りどころだというような句もあれば、その晩の様子を描いた落語もあります。

日本も中国でも、「甲乙丙丁」に始まる十干と「子丑寅卯」で始まる十二支をかけあわせたものを年や日にあてはめ、暦にしてきました。戊辰戦争、壬申の乱、辛亥革命などの言葉もこれが元。60年、60日に一度、生まれた年と同じ暦の年がまわってくるので、60歳が還暦になる。

庚申待ちも60日ごとに巡ってきます。それを、たとえば3年で18回続けた記念に講や町の関係者が金を出しあって建てたのが各地に残る庚申塚や庚申塔です。明治に入って、あんなものは迷信だというので多くは町中から消されてしまいましたが、地名になって残ったり、捨てられなかった庚申塚を集めた場所もあり、日常的に徹夜の楽しい集まりが行われていたことがわかります。

この魔除け、厄除けのために、仲間とともに夜を楽しみながら過ごすという感覚が、ジャワやバリの古典芸能の世界とつながっているような気がします。信仰と深い関わりある芸能が、ひとつの娯楽にもなっていて、しかもお月様の下で演じられる(行われる)べきものだと考えられている。それとも、昼間のお天道様の下では暑いからやらなかっただけなのでしょうか。

ちなみに「ムジカーザでガムラン」のある6月2日(木)は、暦の上では「庚申の日」に当たります。

2017年5月30日(火)

今回は出演者じゃなくてスタッフの話題。

ムジカーザの2階には、ジャワの生菓子コーナーと、インドネシア駄菓子コーナーがあります。生菓子は飯田真弓さん、駄菓子は飯田茂樹さんが担当しますが、このお二人は夫婦でも親戚でも何でもありません。たまたま姓が同じだけ。

演者ではないのですが、その飯田茂樹さんについて少しだけ。

学生時の1983年から3年間、皆川厚一さんとともにバリ島でガムランのフィールドワークをした、バリ島留学の第一期生のひとりです。長く青山のこどもの城の音楽事業部でコーディネーターを務めていましたが、今は仲間とともにJIBECA(「NPO法人 日本インドネシア・バリ教育文化協会」の略称)という団体を起ち上げ民族音楽教室の出前をする、いわば筋金入りのガムラン親父です。

そんな飯田さんとは20年くらい前、ジャワのワヤン一座15人を引率して東京・茨城・名古屋を巡業した時に、道具を積んだトラックを一緒に運転して夜中の東名高速を爆走したことがあります。バリ島のワヤン一行を連れて東京・浜松・名古屋・京都をまわった時も運転手仲間でしたが、この時はまるで親戚と一緒の巡業のような雰囲気でした。ジャカルタの空港でジャワ行きの便に乗り継ごうとしたら、いきなり「お前に乗せる飛行機はない!」と頭ごなしに日本語で言われ、びっくりして係員の顔を見たら飯田さんだったこともあります。人懐こくて神出鬼没。

今回、たまたま縁があって、「屋台の親父やってくれませんか?」と頼んだら、二つ返事で「やりますよ!」と言ってくれた。商売は得意じゃなさそうですが、インドネシアのウンチクは豊富です。どうかすると話が長くなるので、お客さんのほうでうまいこと話の腰を折ってください。すぐに音が出せる楽器も用意していて、フィナーレでは鳴り物を配って演奏を強要するかもしれません。その場合は恥ずかしいと思わずに、素直に諦めて仲間に入ってやってください。

そんな親父ですが、ひとつヨロシク。

jibecaホームページ https://jibeca.jimdo.com/

2017年5月29日(月)

調布市の神代団地(じんだいだんち)自治会のお母さん方のおかげで、団地の中庭で屋外ミニライブが開催できることに。ムジカーザの翌日、6月3日(土)15:00~16:00の1時間。どなた様も入場自由。木戸銭なし、あくまでもお客さんのお気持ちにすがる「投げ銭ライブ」です。大阪に帰るガソリン代の足しになるくらい集まるといいのですが。

出演はフルメンバーではなくて、大阪・岡山のメンバー6人のみ。スミヤントさん、根津亜矢子さんはお休みです。内容は恐らくムジカーザでガムランとかなり重なるでしょう。いわゆるスピンアウト企画ですが、夜の部のチケット取れなかった方は、せめてこちらへ。

場所検索の目印は、同じ団地の広場に面したカフェ「手紙舎 つつじが丘本店」か。ここ、根強い人気がありますからね。


2017年5月28日(日)

ハナジョス夫妻が生まれたばかりの長女を連れて東京に出てきた2007年の春、「ワヤン研究者の松本亮さんに会いたい」というので連れて行った。会って何の話をするのかと思ったら、ローフィットさんは「人形見せてもらえますか」と頼み、山ほどあるワヤンの人形を箱から取り出し、一つひとつを嬉しそうに眺めている。箱の中の人形を全部取り出して眺めると、それを元の箱にきれいに畳んで仕舞う。一箱目が終わると次の箱。そんなローフィットさんを眺めながら、松本さんは「好きな人ってのは、こういうものですよ」と、こちらも嬉しそうに笑っている。人形見るだけで爺さんを喜ばせたのは、たぶん彼しかいない。

日本語を学び始めてまだ日が浅かったので、話を聞くにはいくらか気後れがあったのかもしれない。でも翌日、うちに来て同じことをしているのを見て、「好きな人ってのは、こういうものだ」と思い直した。

聞けば、子どもの頃からワヤンが好きで、近くでワヤンの上演があるというと自転車で夜道を走り、人形の動きを眺め、ダランの語りに聞き入っていたらしい。「子どもには難しかったでしょう?」と聞くと、意味がわからなくても、ダランが語る言葉は頭の中に入ってくると言う。さすがに人形は買ってもらえなかったので、自分で厚紙を切って人形を作り、それで遊んでいたという話も聞いた。楽器を揃えて、自分でワヤンを上演するのが、幼い頃からの夢だったらしい。

その後、爪に火を灯すような暮らしをしながらお金を貯め、楽器を揃え、ワヤン人形を揃え、異国で、異国の言葉を使って上演活動を始めた。日本人でも、好きだというだけでそこまでする人はなかなかいない。その忍耐力と努力には脱帽するしかない。

漢字の勉強を始めた頃、ローフィットさんが面白いことを言っていた。「漢字、どれも同じように見えるんですよ。日本人がワヤンの人形を見た時に、どれも同じ顔に見えるのと一緒」。ふだんはシャイなローフィットさんが、ワヤンを演じる場では独特のフラが出てくるから不思議だ。

ちなみにローフィットさんは、その後もうちに泊まるたびに、ワヤンの人形全部を箱から取り出し、スクリーンの前に並べて、それをきれいに畳んで箱にしまう「人形の虫干し」を日課にしている。ナナンさんが一緒だと、その愉楽の時間はさらに延びる。たぶん6月2日の晩も、夜遅くまで人形眺めて、2人でうっとりしているのだろう。悪いけど同部屋のゾウさん、覚悟しといてね。

2017年5月27日(土)

アナント・ウィチャクソノさん(通称ナナン)のお爺ちゃんは、80歳にして現役のダラン(人形師)です。しかも、ただのダランじゃない。ある時期から、森の動物たちが登場する寓話的な人形芝居「ワヤン・カンチル」を演じ始め、物語を創作し、人形もすべて自分で作っています。ルジャール爺さんは、世間的な人気はともかく、まぎれもないジョグジャカルタの名士のひとりです。東日本の震災の翌年に爺さんを訪ねた時の「日本人はフクシマのワヤンを作らなきゃいけない!」と力説する姿が、今でも忘れられません。

ジョグジャカルタのワヤンの世界では、もう一人、風変わりな名士がいました。スカスマンという画家です。スカスマン爺さんはワヤンが大好きで、自らワヤン人形をデザインし、上演のためのスクリーンの形や装飾、演出のすべてに芸術的なこだわりをもち、若手ダランの手を借りながら、古典的な演目を斬新なスタイルで見せることに生涯を捧げた人。残念ながら2012年に他界したのですが、人形一つひとつの独特な美しさは、今でもジャワのワヤン好きの間では語り草になっています。

この2人の孤高の爺さんたちの懐刀として活動していたのが、孫のナナンさんです。彼は照れ屋なので、決してそれを自慢かることはありませんが、内に秘めたものは小さくはない。こんな色濃い爺さんたちの薫陶を受けたら最後、もう、ありきたりの人生は送れないかもしれません。

そのナナンさんと数年前に結婚したのが西田有里さんです。のんびりしているように見えて、このところガムランとピアノのユニット「ナリモ」で活動したり、「影の色彩ワヤンプロジェクト」を起ち上げ金沢や名古屋で公演するなど、意外なほどに積極的に動いています。ワヤンプロジェクトには、ナナンさんの芸の腕前が欠かせません。これまでジャワのお爺ちゃんと大阪の有里さんの間を行き来していたナナンさんが、このところべったり日本に居付くようになり、どうやら本気(かどうかは不明ですが)で日本語の勉強も始めてもいるらしい。

「ナリモ」で情念に訴えかけるような歌声を聞かせる西田有里さんと、ワヤンの人形師として生きるしかないナナンさん。この2人の数年後がどうなっているのか、ぼくには読めません。恐らく本人たちにも、まだわからないのだと思います。ひょっとしたら別の町に移り住んで、そこで仲間を集めて、何か面白いことをやり始めてるのかもしれない。そうなっても、また次回の東京公演には加わってほしいのですが。

ルジャールさんとナナンさんの写真、銀座ライオンの西田有里さんとナナンさんの写真を上げておきます。

2017年5月26日(金)

「ムジカーザでガムラン」はお口からもジャワを味わえるイベントです。昼の部、夜の部ともに、2階カウンターでジャワの生菓子を販売します。ウイロウのような蒸し菓子、ちまきのように葉っぱで包んだ菓子、エビセンのような揚げ物もありそう。写真はジャカルタの露店の菓子売りで、これほど派手な売り方はできませんが、ひと口お試しください。ジャワのそこらで売っていそうなカップ麺、駄菓子、箱入りジュースもあるので、こちらはお土産にどうぞ。

2017年5月25日(木)

岡山から参加する岩本象一さん、通称ゾウさんは、すっと現れて、さらっと演奏して、すっと帰って行く人です。

この公演ではカチャピ(ジャワの琴)やスリン(笛)などを演奏しますが、その出す音が痒いところに手が届くと身内で評判。それを自慢するでもなく、任されたり勝手に見つけた仕事を淡々とこなし、人に余計な気を遣わせることがほとんどない。ああ、こうありたいものだと、見ていていつも思います。

たまにガムラン以外の仕事でも、東京に来ることがあります。ゾウさんはパーカッションもやっていて、ギター奏者の中村好伸さん(私じゃありません)のライブに呼ばれ、けっこうあちこち旅をしているようです。たしか明日26日(金)も三軒茶屋のライブハウスに出ているはず。この時のゾウさんは、ガムランの時よりも張り切っているように見えますが、きっとそんなことはないのでしょう。

去年、ソロCD『寂たる帰航』も出しました。ガムランとはほぼ無縁のような、どこか関係ありそうな、ゾウさんらしい音が聞こえてくるCD

です。私は個人的に、そんなゾウさんを眺めているのが楽しみなのです。

2017年5月25日(木)

先週から今週にかけて、朝日(5月17日)、毎日(22日=写真)、読売(23日夕刊)に記事が出ました。朝日と毎日は写真入り(日経と東京新聞、出してくれなかったなあ)。予約・問い合わせ先が携帯電話だったので反響はほどほどでしたが、今までどこにも載せてもらえなかったので、ちょっと嬉しい。ありがとうございます。

昼の部はまだ余裕あり。最前列はカーペット敷きの桟敷席。楽器や影絵芝居のスクリーンにも近いその席は親子連れの優先席ですので、ぜひお子様連れで!

2017年5月24日(水)

ハナジョスと仲間たちの東京・埼玉公演に初参加する西岡美緒さん。当初はガムラン演奏家としてのメンバー入りでしたが、じつは大阪組が誇るジャワ舞踊家でもあり、相談の上せっかくなので昼の部で踊ってもらうことに。ジョグジャカルタで舞踊を学んだ美緒さんが踊るのは「スカル・プディヤストゥティ(Sekar Pudyastuti)」。その演目についての解説が当人から届いたので紹介します。

「1975年、K.R.T.サスミントディプロ振付。インドネシア、ジョグジャカルタ様式の舞踊。神に祈りを捧げ、祝福を受けるというような内容で、歓迎の踊りとして結婚式や開会式、お祝い事の際に演じることが多い。奏でられる曲は『Mugi rahayu(ムギ・ラハユ)』で、その歌詞には[皆様の人生に祝福がありますように、おだやかで幸せでありますように]と歌われています」

振付をしたサスミントディプロ(通称ロミ・サス)は、ジョグジャカルタ様式の舞踊のほぼ全てを考案し体系づけた王宮舞踊の大家。サスミント・マルドウォ舞踊団(通称プジョクスマン)のスタジオは、古典舞踊を後世に残すための教育施設にもなっていて、子どもから大人まで大勢の人々が毎日のように舞踊の稽古をしています。美緒さんもそんな中に混じって、ジョグジャカルタの舞踊を学んでいたのでしょう。

「スカル・プディヤステゥティ」は女性らしい柔らかさや優しさが見て取れる、ジョグジャカルタらしい15分ほどの踊りです。写真は衣装をつけた西岡美緒さんと、彼女も学んだ現地のスタジオ。標識に「ジョグジャカルタ様式古典舞踊研究所 プジョクスマン邸」とある立派な施設です。

夜の部のチケットは完売しましたが、15:30開演の昼の部チケット、絶賛予約受付中。

2017年5月23日(火)深夜

夜の部(18:45開演)のチケットが完売。当日券は1枚もありません。早々にご予約下さり、ありがとうございます。なお、昼の部(15:30開演)は、まだ予約受付中です。


2017年5月23日(火)

出演者8人のうち5人は大阪、1人は岡山から。「スミリール」の名で活動するスミヤントさんと根津亜矢子さん(夜の部の踊り手)の2人だけが東京在住です。

2人がどこでハナジョスと出会って、大阪や神戸や名古屋で一緒に演奏するようになったのか、話は聞いたような気がするけれど覚えていません。当たり前のようにローフィットさんの大阪の家に泊まり込んで仲間とわあわあ遊び、演奏にも参加している。佐々木宏実さんと亜矢子さんは、その傍らでママの会話をしている。

彼ら彼女らと世代は一緒だし、大阪・岡山組がジャワで音楽や舞踊を学んでいた時期に、2人もちょうどジャワにいたのですが、住んでた町も違えば、通っていた大学も稽古場も違う。どうやら学生時代には会ったことがなかったようです。それが今では同志のように仲がよく、特にローフィット、スミヤント、ナナン(アナント・ウィチャクソノ)の3人が揃った時の弾けっぷりは……ま、やめときましょう。

スミヤントさんの本業は、都内のとある庭園の庭師です。松の剪定をしたり菊花を育てたりしながら、空いた時間にガムランを演奏しています。最近はそこに新しい「仕事」が加わりました。小学生の息子さんが野球を始めたので、毎週のように夫婦でグラウンド通いをしているうちに、少年野球のコーチを頼まれたそうです。日本で野球コーチをしているジャワ人は、他に聞いたことがありません。先日「ガムランより野球のほうが楽しい」という発言を聞きましたが、恐らくジョークでしょう。前には「ガムランより松の剪定のほうが楽しい」とも言ってましたからね。

ハナジョスが東京でやるなら、スミリールの2人も一緒にと誘ったのが始まりですが、今となってはそこに居るのが当たり前のような存在です。年に一、二度あるかないかの、まさに七夕のような東西の腕っこきの共演をお楽しみに。

2017年5月20日(土)

6月2日(金)、「ムジカーザでガムラン」夜の部18:45開演は残席20ほどになりました。当日券も出せると思いますが、恐らく10枚くらいでしょう。ご予約はお早めに。昼の部15:30開演は、まだお席に余裕があります。


2017年5月19日(金)

またまた近況報告です。

ムジカーザ公演のお客様の中に、木ノ下歌舞伎主宰(通称キノカブ)の木ノ下裕一さんを引き連れ、昨年、ジャワやバリの古典芸能の担い手を訪ね歩いた方がいたことが判明。木ノ下さんは若干30歳そこそこなのに歌舞伎や文楽に精通し、その物語を現代演劇として再構築して舞台にかけている男。その彼が、というので驚いたのですが、たしかにジャワやバリの影絵芝居ワヤンや舞踊の世界には、古典を型通りにやることにこだわらないところがあるので、実はうってつけの人選だったのかもしれません。取材に行く前の準備や、取材先での出来事を文とイラストで追った面白そうなサイトを教えてもらったので紹介しておきます。

「伝統のチカラ、芸能のカタチ」http://dento.jfac.jp/

公演当日、そのイラストをポストカードか何かにしたものがあると思いますので(たぶん2回の売店あたり)、興味ある方は手に取ってみてください。

ちなみにキノカブでは今ちょうど、『東海道四谷怪談』を再演中(5月21日、京都造形芸術大学・春秋座。5月26日~31日、東京・東池袋あうるすぽっと)。全三幕、休憩はさんで6時間の通し公演で、歌舞伎じゃやらない場面も全部見せます。この長さ、ワヤンに似てるかも。いちおう木ノ下さんの写真も載せておきます(左から中村、落語家の桂吉坊さん、木ノ下さん。2014年10月、京都にて)。おしまい。

2017年5月16日(火)

ムジカーザ公演では王宮舞踊をプログラムに入れていますが、昼夜で踊り手が変わります。

昼の部の踊り手は西岡美緒さん。ハナジョスと仲間たちの東京公演に参加するのは初めてで、当初は演奏家として参加する予定でした。留学したジョグジャカルタで舞踊も学び、大阪でジャワ舞踊のグループを主宰する舞踊家でもあるので、せっかくだから踊ってもらうことに急遽決定。曲目は「スカル・プディヤストゥティ Sekar Pudyastuti」という、ジョグジャカルタ王宮の舞踊をモチーフにした優美な踊りを予定しています。

夜の部の踊り手は、スミリールの根津亜矢子さん。2015年のせんがわ劇場公演で仮面をつけた曲を踊った、あのときの舞踊家です。曲目はスラカルタ(ソロ)王宮の舞踊をモチーフにした「アングリル・ムゥンドゥン Anglir Mendhung」を予定。クマナという単音の打楽器2つと歌だけの緊張感漂う伴奏を背景にした、まさにスラカルタらしい舞踊です。

と書いたところで、たいていの方には何のことやらさっぱりわからないとは思います。大阪型と京都型、、、うーん、そこまで言い切る自信はありません。ともかく、どちらも魅力のある曲目ですので当日をお楽しみに。写真は西岡美緒さん、根津亜矢子さんの順。

2017年5月14日(日)

単なる近況報告です。本日、東京・世田谷の羽根木公園のプレーパークと呼ばれる遊び場で毎年開催されているバリ・ガムランの発表会(音の森ガムラン・スタジオ有志による)に行きました。森の中にある遊び場で、水遊びや焚き火もOK。薪を燃やした野天の自炊場では、大人と子どもが一緒になって、カレーや揚げ物をどんどん作っている。そんな大らかな雰囲気の中に特設ステージを組んでの発表会。3時間で100人くらい出演した中で、何人かが「ムジカーザでガムラン」にも来てくれることが判明。昔のバリ・ガムランの人は、ジャワ芸能の会なんかには死んでも来ませんでしたが、お互い大らかになったものです。

司会のMEORIさんは、横浜のほうにあった某アングラ劇団の女優だったりしたお姉さんですが、ジャワの影絵芝居ワヤンにも興味をもっていたのを思い出し、ムチャぶりでムジカーザの宣伝に加担してもらいました。バリ・ガムランについての著書もある皆川厚一さんにも頼もうと思ったけど、今日はそんな雰囲気じゃなさそうなのでやめときました。おしまい。

2017年5月12日(金)

大阪5人、岡山1人、東京2人。大阪組はふだんも一緒に活動することが多いのですが、この8人が一緒になるのは、せいぜい年に1度くらい。SNSやインターネットで相互に連絡とりやすい世の中になったとはいえ、会えない不自由さはあります。それでも、このグループで活動するのは楽しいし、やりやすいらしい。

世代が同じで、ジャワ芸能を学んだ場所もほぼ同じ。その縁で国際結婚したカップルが3組。笑いのツボも似ている。だから、ということもあるでしょう。一方で、8人が8人とも、ジャワ語でコミュニケーションできるというのも大きな理由になっているような気がします。

ちなみに、共通語のインドネシア語と地方語のジャワ語は、英語とドイツ語くらい違います。文法こそ似ていますが、単語のことごとくが違う。ちょっとした言い回しや慣用句もすべて別。ジャワの人はふつう、インドネシア語とジャワ語の両方を話しますが、母語はあくまでもジャワ語です。共通語のインドネシア語だけで感情や真意まで伝えるのは、実はかなりもどかしい。まして、そこに日本語が混じってくると、もっと面倒くさい。もちろん、そんなケツの穴の小さいことは間違っても言わない人たちですが、面倒くさいには違いない。

むろん、芸能や音楽についての共通の知識や経験があって、そのレベルが高いから、ほんの一言ふた言で日本人メンバーも反応できるのでしょう。ムジカーザでかける舞踊の曲の音合わせも、ホテルの一室に集まって譜面見ただけでパッとできちゃう。その晩遅くまで、どこか一室にメンバー全員が集まって大盛り上がりしていたらしい。その写真はないので、東松山の旅館でグズグズに酔っ払った晩の写真を上げておきます。ほかに、バカ話が嵩じてスミヤントさんが柱によじ登り、ローフィットさんが床に這いつくばって爆笑している大阪の晩の写真もありますが、それはまた別の機会に(笑)。ま、とにかく仲がいいのですよ。

たぶんムジカーザの舞台からも、このグループならではの風通しの良さが見て取れると思います。

2017年5月7日(日)

「ムジカーザでガムラン」では、影絵芝居ワヤンの演目2つを上演します。

1つは、古典演目を元にした「おいしそうなビモ」。もともと2~3時間かかりそうな演目を30分ほどに手短かにまとめていますが、段取りそのものは古典に習っています。最初はジャワ語の語りで始まり、途中から日本語になりますが、ジャワ語の部分で何が語られているのかはご覧になる前に説明するので、どうぞご安心ください。ガムランが唸り人形が弾ける、まさにワヤンならではの勢いに満ちています。

もう1つは、佐々木宏実さんが幼い頃、お爺ちゃんから毎夜枕もとで聞かされていた物語を元にした「しじみのさぶちゃん」。その物語を思い出しながら、宏実さんとローフィットさん夫妻がワヤンに仕立てた10分くらいの作品です。ローフィットさんが作ったしじみの人形がかわいらしく、夫婦二人でのんびり上演する物語ものんびりしていて、またかわいらしいのです。語りは日本語だけ。お楽しみに。

2017年5月1日(月)

夜の部の観劇弁当が予定数に達しましたので、予約受付を終了します。なお飲食物の持ち込みは自由ですので、お好きな弁当をお持ちになり、歌舞伎の劇場や落語の寄席のように、飲み食いしながら公演をお楽しみください。さすがに客席にテーブルやドリンクホルダーはありません。なお、公演チケットは、昼の部、夜の部ともまだ余裕がありますので、お早めにご予約下さい。


2017年4月24日(月)

4月23日(日)、新潟市で開催されたアート・ミックス・ジャパン2017最終日の「海外伝統芸術」の舞台にハナジョスメンバー7人で出演。朝10:50開演、会場は古町の新潟市民プラザ。持ち時間45分で、影絵芝居「おいしそうなビモ」+騎馬舞(ジャティラン)、虎舞(バロンガン)を上演しました。

舞台は[アジアの芸能を観る]というくくりで、前半はハナジョス、幕間のトークはさんだ後半は中国文化芸術センターの皆さんの雑技、舞踊、京劇など。インドネシアと中国の伝統芸能を見せる2時間弱のステージでした。

正直なところ、こんな朝から会場にどれほどお客さんが集まるのかと心配していたのですが、当日、蓋を開けてみたら500席ある会場の半分以上が埋まっていてびっくり。音楽や伝統芸能をシリーズで見せる「アート・ミックス・ジャパン2017」が、意外なほどに注目されていたのかもしれません。この一か月、狂言、邦楽、舞踊などの公演を見てきた新潟のお客さんに、ジャワのガムランと影絵芝居ワヤンはどう映ったのでしょう。当事者が言うのも変ですが、恐らく記憶に残るおもしろい舞台だったと思います。

その前日、大阪から車で8時間かけて移動してきたハナジョスメンバーは大変だったと思います。それでも、実際の舞台でたっぷりリハーサルの時間が取れ、たちまち東京や岡山からの参加メンバーとも息が合ってきました。ホテルに戻ってからも、東京公演の打ち合わせをしたり、そのアイデア出しをしたり、ついでに舞踊曲のおさらいをしたりと、夜遅くまで息つく暇なく時間が過ぎていきます。このメンバーがこうして顔を揃える機会は少なく、スミヤントさんがハナジョスの二人に会ったのは、もう一年半も前のことだったと聞いて、こちらが吃驚。それが2時間ほどリハーサルしただけで、公演当日にはあんな堂々とした演奏ができてしまうのだから、さすが腕っこきの面々は違う。この日と同じものをムジカーザでも上演しますのでので、お楽しみに。

それにしても、ハナジョス座頭で、影絵芝居では人形師(ダラン)を務めるローフィットさんの落ち着きぶりと気の回し様には惚れ惚れしました。さすが日本に暮らして十数年、今や3人の子のパパ。

2017421()


代々木上原、代々木八幡で「ムジカーザでガムラン」の公演フライヤーが手に取れる(取れそうな)場所一覧。

[代々木八幡]

キッチン富ヶ谷(カレー店)

[代々木上原]

ムジカーザ(公演会場)

ファイヤーキングカフェ(カフェレストラン)

さつまおごじょ(鹿児島料理)

ノードウエハラ(カフェバー&デリ)

ル・デパール(カフェバー)

大勝軒(中華、つけそば)

魚目(バー)

Dragon Fruits(バー)

博多一風堂(ラーメン)

吉田風中国家庭料理ジーテン

Los Papelotes=ロス・パペロテス(古書)

Mirayne=ミレイネ(スイーツ)

hakoギャラリー(ギャラリー)


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今週末、同じメンバーで新潟の「アート・ミックス・ジャパン」に招かれ、500人規模の大ホールで影絵芝居ワヤンを上演してきます。

会場は新潟市民プラザ。中国文化芸術センターのメンバーの雑技や京劇との合同公演で、23()10:50開演、入場料4300円。

「アート・ミックス・ジャパン」は、日替わりで様々な舞台芸術を上演するイベントシリーズで、

22()には雅楽の東儀秀樹氏の公演、23()午後には落語の三遊亭白鳥・入船亭扇辰師の二人会もあります。

持ち時間はそれほど多くないのですが、せっかくなのでムジカーザでやる演目をそのまま上演してきます。

新潟のお客さんたち、どんな反応をしてくれるでしょうか。

201745日(水)


フライヤーを置いた場所の一覧です。まだまだ増やしていきます。

なくなっていたり、足りないところがあれば教えてください。

持参するなり送るなりいたします。

[参宮橋]

クレヴィス(喫茶店)

[代々木]

カフェ・ルンバルンバ(バリ風カフェ)

[経堂]

さばのゆ(居酒屋)

[成城学園]

ジャティ(バリ風居酒屋)

[渋谷]

Li-Po(バー)

アップリンク(映画館)

アユンテラス(インドネシア料理店)

[幡ヶ谷]

SAKURA HOTEL(ホテル)

[下高井戸]

下高井戸シネマ(映画館)

ムンランギットカフェ(インドネシア料理店)

[目黒]

チャベ(インドネシア料理店)

Libur sini(アジアン家具店)

[西新宿]

芸能花伝舎(公共施設)

[東中野]

ポレポレ坐(カフェ)

[新高円寺]

カフェバリチャンプル(バリ料理店)

[馬喰町]

馬喰町ART+EAT(ギャラリー&カフェ)

[千駄木]

古書ほうろう(古書店)

[王子]

古書カフェくしゃまんべ