工藤会野村悟の事件と

暴排条例

暴力団の真実」 で暴力団ニュースの内容暴力団排除条例と矛盾していることを説明しましたが、このページでは工藤会の事件例を挙げてさらに暴力団ニュースの矛盾を解説します


2021年8月24日に特定指定暴力団「工藤会」トップの野村悟が市民4人を殺害したとした三番で死刑判決が下されました

https://www.fnn.jp/articles/-/228227

また2月18日には上納金脱税事件の上告棄却の決定も下されたニュースもありました

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG189WN0Y1A210C2000000/


これらの事件で漁協組合長射殺事件以外は全て暴力団排除条例施行後に起きた事件です 


2010年
 福岡県の暴力団排除条例施行


以下野村悟関与の事件 


1998年2月18日
 北九州元漁協組合長射殺事件 

 2010~2014年
 上納金脱税事件の上納金収納年

2012年4月19日
 福岡県警元警部銃撃事件

2013年1月28日
 女性看護師刺傷事件

2014年5月26日
 男性歯科医師刺傷事件



これ、どう思います? 

日ごろ警察が条例で取り締まっていれば組は壊滅状態でこのような凶悪事件や脱税事件は起きなったはずなのにその事実には全く触れていません

さらに殺人事件だけで大騒ぎしてるけど暴力団の真実 で説明したように現在全ての暴力団員が暴排条例違反か犯罪で金を稼いでいるはずなのに、工藤会には他にも組員は500人以上いるとされていてなぜ警察は他の組員を条例で取り締まらないのか、そしてなぜマスコミは条例には触れないのか

また下の記事には工藤会の組員が集団で警察官を脅したなどと載っていますが、警察は組員全員を条例で取り締まってしまえばこんなことされずに済むのにそれはしないという不思議な状況

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/790846/


そして上納金に関して上納金の脱税と言うけれどそもそも上納金自体も条例違反か犯罪です

 しかしそれに関する情報は微塵も出ていないし、金を稼げたということは警察は取り締まっていなかったということです

さらに言うと条例違反か犯罪で稼いだ金に対して税金を取るというは法律上問題無いらしいですが、これを当たり前のように報道しているのもおかしな話です


条例以外に関して不自然過ぎることを挙げると、警察は工藤会の事務所の場所も構成員も名前住所全て知っているのに、これだけの殺人や傷害事件を起こさせているという状況が信じられないことです

警察は結局条例だけでなく、犯罪に関しても完全な野放し状態だということになります

これが暴力団ニュースの真実です