第四回研究会の記録

第四回目研究会(2018年6月9日開催)の記録

1.テーマ

今回の研究会は、所有権と制度についての理論・歴史につき理解を深めることを目的に開催します。法と経済学では、所有権の役割や発生につきどのように論じられてきたのか、最近の研究動向を含めて飯田先生にお話いただきます。入会地と私有地の間に位置する割地は、地域共同体による柔軟な権利の割当・利用調整の制度として位置づけることができますが、この制度は、どのような役割を果たし、歴史的変遷を遂げてきたのか。これにつきブラウン先生にお話頂きます。最後に松尾弘先生から開発法学の理論とそこから見出せる日本の土地所有権制度導入プロセスの特色と問題点につきご報告頂きます。奮ってご参加ください。

2.日時と場所

2018年6月9日(土曜)13:00〜18:00

立命館大学大阪いばらきキャンパス C棟2階 C271ラーニングスタジオ

*教室が変更になる可能性があります。最終の情報は、以下のurlをご確認ください。

https://sites.google.com/site/takamuragakuto/home/forestandproperty

3.内容

a.報告1「所有権に関する経済理論の基礎と動向」飯田高(東京大学)

b.報告2「実行可能な土地所有権:近世・近現代新潟県地方の割地制度」Philip C. Brown(オハイオ州立大学)

c.報告3「日本における土地所有権制度の成立の一断面 ー開発法学の観点から」松尾弘(慶応大学)

d.意見交換・今後の研究会の進め方について

4.懇親会

18:15〜20時の間で大学内の以下のお店で行います。会費5000円程度を予定しています(院生は2,500円程度)。

Garden Terrace Lion 立命館いばらき店

https://r.gnavi.co.jp/c9np41d90000/

5.参加申し込み

6月1日(金)までに takamura ☆ sps.ritsumei.ac.jp までメールでご連絡ください(☆を@に)。

その際、懇親会に参加するか否かも併せてお伝えください。

参加申し込み後のキャンセルももちろんOKです。