2015 年7月18日から25日の間に、サトゼミ・田一葦がノルウェーのオスロ大学で開かれるOslo Summer School in Comparative Social Science Studiesに参加しました。
招聘講師は、現在デンマークAalborg大学の教授、Jaan Valsiner氏である。テーマは、Mind, the Meaning Maker: New General Psychology of Being Human です。Valsiner氏は、過去30年間培ってきたHuman Being 特有の記号媒介の高次的精神機能の解明を中心にする記号論的文化心理学をベースに、新しい一般心理学を提唱している。参加者はノルウェー、フィンランド、イタリア、デンマークなどのヨーロッパ国を中心に、ブラジル、日本(田)など遠い国からのものもいる。
参加者全員写真
European Association of Psychology and Law + WORLD Conference 2015
2015年8月4日から7日にかけて,ドイツのニュルンベルクでEuropean Association of Psychology and Law (EAPL) + WORLD Conference 2015が開催されました。
サトゼミからは,中田(口頭発表),小坂(ポスター発表),齋藤(ポスター発表)が参加しました。
今年で25周年を迎えるEAPLは1990年に本年度の開催地,ニュルンベルクで立ち上げられました。本年度学会には35の国からの参加があり,世界規模での法と心理学領域における研究の潮流を,肌で感じることができました。
学会プログラムには,かの有名な国際軍事裁判(Nuremberg Trials)が開かれた裁判所(現Nuremberg High Court)への訪問も組み込まれていました。ニュルンベルク裁判についての説明を,裁判がかつて行われた600号法廷で受け,大変貴重な経験をしました。
発表するサトゼミ参加者(左:中田,右:小坂,齋藤)
Nuremberg High Court 内(左:600法廷内,右:廊下)