■シャドウパラディン
今から200年前、様々な予言により人々を救い、その功績により聖人に認定された予言者がいた。
予言者の残した『7つの予言』と呼ばれる予言のうち、『第4予言』に記された36名の退魔師達をそう呼ぶ。
教会内での通称は『シャドウパラディン』だが、本人達は自分達の存在を卑下して『鉄槌官』と名乗る事が多い。
■牙の僧院
C11に名を連ねる教会系退魔師組織の末端に存在する部署。シャドウパラディンは一部の例外を除き、牙の僧院に身を置く。
本部を英国に置き、基本的には他部署と同じく教会上部の命令を受けて行動する事になっているが『第4予言』の内容が『予言の子らがそれぞれの良しとすることを行う事で災厄は退けられる』言い換えれば『聖人のお墨付きをバックに何をやっても許される』というものである為、命令違反は日常茶飯事。数年前に私利私欲の限りを尽くして同じ鉄槌官に討たれた者もおり、上部組織にしても他部署にしても出来れば関わり合いになりたくない部署である。
■序列
予言よにり鉄槌官には序列が存在し、序列が高い鉄槌官ほどその能力も高いとされるが、真実を確かめた者がいない為、真相は不明。
予言された鉄槌官は36人だが、既に死亡している鉄槌官や、まだ『予言の子』として目覚めていない者もおり、実際の所属メンバーは20人に満たない。
■コードネーム
『予言の子』らは『第4予言』の中で鉱物の名前で暗示されており、通例『第4予言』内での呼称がそのままコードネームとして使われる。