KbName

KbName はKbCheckで利用するキースキャンコードとキーの名前の対応付けを行います。

引数がキーラベルを表す単語であれば、KbNameはそのキーのキーコードを返します。

訳注

キーボード上のすべてのキーには番号が割り当てられていて、KbNameを使うと例えばスペースキーが何番か、というようなことが分かるのです。

私の環境では、

KbName('space')

の結果として32が返ってきます。

引数がキーコードのときは、KbNameはキーの名前を返します。

例えば、

KbName(32)

の結果として"space"が返ってきます。

引数が与えられないときは、KbNameは1秒待ってKbCheckを呼び出します。

そしてKbCheckが呼ばれたときに押されていたすべてのキーの名前を、セル配列として返します。

KbCheckを呼び出すまでに1秒おいているのは、KbNameを実行する際に押すリターンキーの入力を無視するためです。

引数が'UnifyKeyNames'のときは、キーの名前(internal naming scheme)をOSに依存したものから、MacOS-Xのスタイルに変換します。

こうすることで、すべてのOSにおいて共通のキーの名前を使うことができるようになり、作成したプログラムをいろんなパソコンで動かしやすくなります。

したがって、どのプログラムでも一番はじめに、

KbName('UnifyKeyNames');

を呼び出すことをお勧めします。

注) この関数はバグがあるかもしれない。

引数が KeyNames の場合は、KbNameは”キーコード”と”キーの名前”のすべての組み合わせを表示します。

そのほかの引数としては次のようなものがあります。詳細は help KbName を参照してください。

  • KeyNamesOSX
  • KeyNamesOS9
  • KeyNamesWindows
  • KeyNamesLinux