実際にかかってきた電話のお話です。
「こちら XXXX サポートセンターの XXXXと申します。
お客様が現在お使いのフレッツ光の料金割引についてのお知らせの連絡をさせていただいております。」
というような切り口で始まりました。
会社名を名乗っていません。
最初に会社名を名乗らない電話は間違いなくアヤシイ。
聞いていると、現在契約しているフレッツ光の契約内容と料金について話し始めます。
でも、それはフレッツ光のホームページを見たらわかる当たり前の事ばかりです。
「継続期間が長くなるほど月々の料金も割り引かれます」も、NTTからすでに書面で連絡があり知っていることです。
そして、「プロバイダをXXXに変更すると、月々の料金がXXX円お安くなります。変更しておいてよろしいでしょうか?」
と続きました。
そうか、それがお前の魂胆か!
NTTのふりをして、間違いのない(当たり前の)事を喋って安心させておいて、プロバイダの切り替え(販売)する悪質な電話勧誘です。
こいつは、NTTと全く関係のない誰かだ!
説明をせず、自己紹介すらせず、ほとんどダマシの手口で契約を取ろうとする、悪質な電話セールスでした。
プロバイダってなに?という人なら「安くなるならやっといて!」と答えてしまうかもしれません。
でも、ダメです。
プロバイダを変えるという事は、インターネット回線の契約先を変えるという事。メールアドレスも変わるという事。解約に高い違約金を設定しているかもしれません。月々の料金は少し安くなっても、初期工事料金を取るかもしれません。
なによりも、どこの誰かも判らない相手とはどんな契約もしてはいけません。
インターネット回線の電話セールスは多いと思います。
二次取次店、三次取次店、さらにその下・・・、取次代理店がどの位置にいるかで取り分は変わるのですが、皆さんが2年間に支払う光回線代金の約50%が契約をとった代理店手数料になり、二次、三次、・・・で分け合います。
一契約で3~7万円の稼ぎというわけです。
電話をかけるだけで、ボロい商売です。問題のある勧誘が後を絶ちません。
かかってくる電話には十分にお気を付け下さい。
よくわからない場合には、相手をせず、ガチャンと切ってしまっても全く問題ありません。
2015/01/07