仕事の責任に追われ、仕事を優先した結果、仕事を充分出来ない体調となりました。
帰宅は毎日22時~24時。誤魔化せない体調となり、決断して仕事から降りこの先を考える事にしました。
仕事を辞めて初めてお教室に通いだしましたが、自分の体調の緊急度・ヨーガの無知度を考え、先輩皆様方とのお教室だけでなく入会翌月からプライベートレッスンをお願いすることにしました。
雅巴先生から「自分の体からのメッセージを無視していたのじゃないの?」と言われ、昔はよく話し合っていた自分の体からの声が全く聞こえてないことに気づきました。
まず「食べる」
自分がどう食べればよいのかも分からず、ただ決まった時間に栄養価のある食事をしていました。
結果食べる必要のない状態でも、食べるプレッシャーを感じ、不要なご飯を頂き著しい体重増加となっていたのです。
アーサナをするにも、余分な体重と固く詰まってしまったリンパ・柔軟性がなくなった腱では全く体が動きません。
プライベートレッスンでは、毎週雅巴先生の手料理を頂き、「噛む」事の意味、どうすれば「噛んだ」になるかのレッスンからしていただきました。自分にあった穀類食べ方の勉強をさせていただき、「食べる」のプレッシャーから解放されました。
今は自分の体と話し合い、いつ何をどう調理しどう食べるかの選択をしています。徐々に体が動き、体重も健康体重に向かっています。
つぎに「呼吸」
必ずしている呼吸すら、体のメッセージを無視し、仕事優先の呼吸だけをしていた事に気づきました。
緊張し最大効果の出る呼吸だけ。緩和も心との対話する事も無視して。
長年無視をしていた身体は私に聞こえる様に話をしてくれません。私の感受性も怠けてしまって受け取れません。
10回のプライベートレッスンですが、7回目ぐらいからやっと片言の話が出来るようになりました。
雅巴先生から、私仕様の身体との対話法をいろいろ指導していただき、やっと「呼吸は重要である」事が理解できました。
今は、「偏らないための呼吸」を意識し、その呼吸を日常に取り入れる練習をしています。
プライベートレッスンの最大の利点は個別指導です。
自分だけに時間を割いてもらえるプラーベートレッスンは、お教室の進行に迷惑じゃないかと言う気遣いもなく、自分のペースが進行のペースと割り切れて、充分な指導を集中して受け取れました。
結果(ゴール)を得るための方法(道)は色々あると思います。その中から自分が一番理解できる方法にて指導していただけました。
初心者のプライベートレッスンに引け目はありましたが、個別指導ならどのレベルでも大変充実したご指導を頂けると実感しています。
まだ道を歩き出したばかりですが、どこへ歩くのかを「考える」力を得られました。
10時間のすべての時間が大変有益なレッスンでした。ありがとうございます。