【後援】デザイン心理学読書会(第2回:2018年6月30日)

投稿日: 2018/04/05 6:41:46

金沢美術工芸大学の荷方です。(複数のMLにてご案内させていただいております。重複してお受け取りの際はご容赦ください。)。分科会「デザイン・構成・創造(DCC)の事務局を担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

「デザイン心理学読書会」第2回の開催についてご案内いたします。あわせて,研究会の参加者を広く募ります。

第1回は5人のレポーターに15人近い参加者が集い、大変充実した会となりました。その志が途切れないうちに第2回目のの開催をお知らせします。

オープンな参加を歓迎する意味から,認知科学会や研究分科会のメンバーに限らず,どなたでも参加できます。多くの方に奮って参加いただきますよう,主催者として心よりお願い申し上げます。

◯輪読を分担し,発表していただける方は,5月末日までに荷方まで担当を希望する章(添付資料)をご連絡下さい。複数の希望者がある場合は先着順とさせていただきます。また,希望多数の場合には,第3回以降の研究会での発表をお願いすることがございます。ご了承下さい。

また、第1回目に既に発表済の章は以下のとおりです。

第2章、14~16章、24章。

発表を希望する方は、上記以外の章をご検討ください。

全体の章立ては最後の「目次」を参照ください。

◯また,聴講・議論だけの参加も歓迎いたします。資料の都合もあり事前に参加の希望を私までお寄せくだされば幸いですが,当日の参加も可能です。

日時 2018年6月30日(土) 13時~17時30分頃まで

場所 成城大学3号館4階ミーティングルームA

連絡 発表はレジュメとなります

【開催趣旨】

本研究会は「デザイン心理学」の読書会(研究会)です。本会は認知科学会「デザイン・構成・創造」研究分科会の後援を受け,2015年に刊行されたRajeev Batra, Colleen Seifert, & Diann Brei.(編集)“Psychology of the Design”の輪読・議論を行うものです(世話人:荷方邦夫@金沢美大,青山征彦@成城大)。

本書はデザインに関係する欧米の心理学者等によって作られたハンドブック的著作であり,感覚・知覚をベースにしたデザインの心理学研究,プロダクト・デザインの魅力や価値,デザイン研究や創造の方法論など,多岐にわたる24章からなっています。当該の領域で注目されている研究者の寄稿も多く,デザインに関する認知科学研究のエポックとなる可能性を持っています。

(Amazon)https://www.amazon.co.jp/Psychology-Design-Creating-Consumer-Appeal/dp/0765647605

本研究会は数回にわたり,希望者を募りながら各章の輪読を行い,これらの領域について理解を深めつつ今後の研究に資する議論を行いたいと考えております。

研究会の盛り上がり次第で,新たな研究プロジェクトや出版など,さらに発展的な議論ができればと思います。これからこの領域について研究をしたい,興味があるので見てみたいという若手や初心の方の参加も大歓迎です。