デザイン心理学読書会(第5回)&DCC研究会の共催について

投稿日: 2019/05/27 7:31:33

「デザイン心理学読書会・ファイナル」の開催についてご案内いたします。あわせて,研究会の参加者を広く募ります。

これまで4回にわたって開催されました読書会は,第5回目を迎えるにあたり,ついに3章(第7章・12章・20章)を残すのみとなりました。今回は,これらを輪読することで,華やかに締めくくろうと考えております。

そして今回は,併せてDCCの研究会を開催したいと考えております。メンバーから自由に発表を募り,デザイン・構成・創造にかかわる議論ができればと思います。

オープンな参加を歓迎する意味から,認知科学会や研究分科会のメンバーに限らず,どなたでも参加できます。多くの方に奮って参加いただきますよう,主催者として心よりお願い申し上げます。

◯輪読の分担、または研究発表を希望する方は、6月末日までに荷方までご連絡下さい。

・輪読の分担希望の場合、担当を希望する章(添付資料)をご連絡下さい。複数の希望者がある場合は先着順とさせていただきます。

・研究の発表を希望する方は、発表のタイトルをお知らせください。研究発表は2件から3件を予定しております。

・輪講、発表一人あたりの持ち時間は 45分程度の予定です。

◯もちろん聴講・議論だけの参加も歓迎いたします。資料の都合もあり事前に参加の希望を私までお寄せくだされば幸いですが,当日の参加も可能です。

日時 2019年7月20日(土) 13時~17時30分頃まで

場所 立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC) B棟4階 研究会室2

連絡 発表は,読書会についてはレジュメとなります。また研究発表はPCによるプレゼンテーションが可能ですが,ハンドアウト等の資料も併せてお持ちください。

【開催趣旨】

本研究会は「デザイン心理学」の読書会(研究会)です。本会は認知科学会「デザイン・構成・創造」研究分科会の後援を受け,2015年に刊行されたRajeev Batra, Colleen Seifert, & Diann Brei.(編集)“Psychology of the Design”の輪読・議論を行うものです(世話人:荷方邦夫@金沢美大,青山征彦@成城大)。

本書はデザインに関係する欧米の心理学者等によって作られたハンドブック的著作であり,感覚・知覚をベースにしたデザインの心理学研究,プロダクト・デザインの魅力や価値,デザイン研究や創造の方法論など,多岐にわたる24章からなっています。当該の領域で注目されている研究者の寄稿も多く,デザインに関する認知科学研究のエポックとなる可能性を持っています。

(Amazon)https://www.amazon.co.jp/Psychology-Design-Creating-Consumer-Appeal/dp/0765647605

本研究会は数回にわたり,希望者を募りながら各章の輪読を行い,これらの領域について理解を深めつつ今後の研究に資する議論を行いたいと考えております。

研究会の盛り上がり次第で,新たな研究プロジェクトや出版など,さらに発展的な議論ができればと思います。これからこの領域について研究をしたい,興味があるので見てみたいという若手や初心の方の参加も大歓迎です。