研究開発向け人型ロボット「PINO」
主な概要
- 1999年より、JST「ERATO北野共生システムプロジェクト」においてPINOプロジェクトスタート
- 2001年プロジェクト内での開発終了、技術情報をWebにて公開
- 2001年より、株式会社 ZMPへ技術移転し販売
- ZMP社から販売されているPINO
- http://www.zmp.co.jp/html/products_pino.html
- (ZMP社では、Ver.1が技術移転時のモデルで、現行のVer.3はZMP社の独自開発)
- ZMP社から販売されているPINO
プロジェクトへの係り
- 2000~2001年 プロジェクト参加
- 主に機構の設計・開発など
技術情報
- 北野共生プロジェクトの終了の後、数年後にWebが閉鎖さてます。
- 手元にある機構設計類のデータを下記に置いておきます。
- CADデータ一式 (Aoutodesk Inventor Ver 5.3 形式)
- PDFデータ一式
当時の開発の主な解題
- 低価格で入手性の良い部品で開発するとこを目指していたが、一部の部品は特注部品にならざろうえなかった
- 機構部品だけで20~50万円/体(たしか1台分だけ作ると50万円ぐらい、10台分で20万円/体ぐらい)
- 後の人型ロボットの開発ブーム前であるため、人型ロボット向けの専用ラジコンサーボなどはなく、サーボのギアなどの特注やシャフトの変更などが必要であった
- 外装デザインと内部の構造設計が同時並行であったが、どちらも経験値が浅かったためデザイン・構造設計共に制約が多かった
- 互いの”言語”の共通化や、意思の疎通が取れるまでに半年ぐらい要した(笑)