著者 白石 雅彦
3.8 5つ星のうち 18 カスタマーレビュー
ダウンロードウルトラセブンの帰還PDF白石 雅彦 - 内容紹介 放送開始50年! かくてヒーローは去った。新事実多数の決定的ドキュメンタリー。圧倒的分析力で「そのとき何があったのか」を再構築する迫真のドキュメント。新発見の資料を総合することから見えてくる“歴史的事実"…。著者にしか書けない驚異の一冊。「ウルトラマン」から半年を経た1967年10月1日、待望の「ウルトラセブン」がテレビに姿を現した。子供達は大喝采で迎え、金城哲夫をはじめとする若きスタッフも自信満々であった。しかし、ある人物が作品の先行きに危惧を抱いていた…。前作2冊でファンの度肝を抜いた著者が、ついにシリーズ最高の人気作に挑む第3弾。豊富な一次資料を駆使し、あくまで同時代の視点で、制作過程を再構築する。かくて「ウルトラセブン」は朝焼けの空へ飛び去った……! 内容(「BOOK」データベースより) 大成功を収めた「ウルトラマン」から半年を経た1967年10月1日、待望の「ウルトラセブン」がテレビに姿を現した。子供達は大喝采で迎え、金城哲夫をはじめとする若きスタッフも自信満々であった。しかし一人の人物が、作品の先行きに危惧を抱いていた…。前作2冊でファンの度肝を抜いた著者が、ついにシリーズ最高の人気作に挑むドキュメンタリー第3弾。豊富な一次資料を駆使し、同時代の視点で、制作過程を再構築する。かくてウルトラセブンは朝焼けの空へ飛び去った。 著者について 1961年秋田県生まれ。映画研究家、脚本家、映画監督。著書に『円谷一』『飯島敏宏』『「ウルトラQ」の誕生』『「ウルトラマン」の飛翔』(いずれも双葉社刊)ほか。脚本に『ソニックX』『キングダム』『MECARD W』などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 白石/雅彦 1961年秋田県生まれ。映画研究家、脚本家、映画監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、ウルトラセブンの帰還で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 従来のものに新資料も加味した丹念な検証をし推論を展開、当時の制作の様子と円谷プロの置かれた状況が決して安泰ではなかったであろうことを浮き彫りにした労作。引用された円谷英二の日記からは経営者とクリエイターの間で揺れる苦悩が伝わる。こんにちの観点で高い評価をしてしまいがちな作品も製作当時はその時代の要請に応えられず厳しく評価されていたことが明らかになり、過去の作品を考える上で貴重な示唆を与えてくれる。ひとつ難をいえば、欠番エピソードの制作状況について触れていないことである。事情により後に欠番となったとはいえ、制作された当時はそういうことを予見できる筈もなく作られたのであるし、ドキュメンタリーとして書くのならウルトラセブンが作られる流れのピースとして位置づける作業が必要だったのではないか。(できない事情があったと邪推してしまう) 日本特撮ヒーロもの最高傑作!カリスマ的人気は,キャメロンの「ブレードランナー」に匹敵するとは個人的に思っていますが・・・これを観ていたのは推定5歳です。ほとんど当時の記憶は鮮明にはありません。なんとなく~というところです。実際には小学生までウルトラシリーズは何度,夕方の時間帯に再放送が繰り返されみてましたから。ただ欠番作品(被ばく星人)の記憶がないのでオリジナルはあやふやです。人気作品のウルトラマンの超える作品。かつ対象が小学生高学年以上とは・・・ヤッパリ,円谷プロの赤字はうなぎのぼりは変わらず。後半以降は視聴率も下がり続け・・・円谷プロはさらに別番組「マイティージャック」の制作も並行して行うという暴挙。これがものの見事にこけた。(個人的にはMJは観てましたよ。面白かったし・・途中でなんか変わったんだね~そんな大人の事情があったとは・・)円谷英二最後の作品。金城,実相寺,満田,市川・・・今考えれば子供番組じゃないし,通常作品の5倍以上の制作費・・・どれも規格外。伝説はこうした歴史の一端から生まれるんでしょうね~職人気質の円谷プロ。子供たちに夢を!を胸に制作するも,とんと経営戦略はさっぱり・・・そして円谷プロは・・・現状の通りです。・・・残念!著者は3部作品としてウルトラマンを通して円谷プロの明暗(転換点ですかね~)を表していたのだと思いますが,どうでしょう。企画なんかも良く練られているし,没の作品も,今手を入れて作品としてつくればいいのでは・・と思うのですがね。ただセブンの人気が小学生低学年に支えられていたとは・・高学年以上には不人気であり,制作側との意図と合っていなかったというデータ分析は驚きでした。大人が観ても堪えれる作品という起案設定は当時としてはダメだったんでしょうね。自分は見ていたとしても,子供が観るポイント・・・チャンネルつけてダラダラ見ていて・・・セブンと敵が戦うシーンだけ食い入るように観る。これですよ~内容とかストーリー性とかキャラ設定なんてどうでもいいのだから・・・あの当時の高学年と言えば特撮番組は卒業してドラマ!ですよ。そこが読み違っていたのだと思います。ただ自分もそうですが,例えばヤマト,ガンダム,ちょっと離れてエヴァンゲリオンとか人気は大学生や高校生でしょう。当時,観ていなかった世代が,ある程度大人になって作品の意図というか,素晴らしさに気づいて・・・ていうことではないのでしょうかね。セブンは当時,わからなかったし,つまらないと感じる内容がおおかったもの。妖怪人間ベムやルパン三世パート1もよく内容が分からなかった!というのもそうではないのか・・・自分も今でこそ,最初からのファンのような顔して雑誌や本を買っていたが,たぶん「これが特撮の最高蹴作だ!ウルトラセブン」なんて思ったのは,就職して同じ年代の同僚何人かと雑談していて,そのうちのマニアな一人が「ウルトラセブンて特撮では超人気だよ。ウルトラマンは怪獣がメインだけど,セブンは何とか星人ばかりだから~」と言ったのを聞いてからだもの・・・それを聞いてから「そういえばいいさくひんがあったな~」というのがきっかけ。本や雑誌観れば(当時はまだネットなし),あるはあるは・・・ノンマルトの海,マヤ,血を吐くマラソン,メトロン星人とのちゃぶ台シーン,そしてラストのアンヌとの別れのシーン,・・・随所に使われているクラシック音楽・・・確かにすごいわ。視聴率も上がらず,制作費もひっ迫。起死回生でいろんな人材を呼び寄せておこなうも・・・何とか最後までやり終えた。仲もよくなかったんじゃないのか?風通しも悪かったのかな~MJは起死回生にはならんし・・・伝説の誕生はそれから10年以上の時間がかかる。少年たちの楽しみでもあるヒロイン,友里アンヌ。この存在もこの作品の魅力でしょうか。特撮史上最高最大のヒロイン。彼女を超える存在はおそらく出ないでしょう。それだけ可愛かった。ラストの悲しい別れのシーン。ダンのカミングアウトの事実を他の隊員に告げる。その時にはセブンは彼らにとって「ダン」なんだよ。ここで初めて企画の「ウルトラ警備隊7番目の男(隊員)=セブン」になったと思います。感動的な隊員たちが見送る,光となって飛んでいくセブンのシーンは何度見ても感動です。大人になった今だからジーンと来るのかも・・・よく金城が沖縄出身ということから「ノンマルトの海」を民族問題とこじつけて書いてるということはこの本でも否定してある。そりゃそうだろう。話としてはおもしろいけど。ひし美ゆり子もインタビューで否定していたし,彼女は金城を「お茶目なお兄ちゃん」と呼んでいたから・・・・はっきり言ってこんな作品を作るウルトラの神の使いである彼がそのことを作品に利用しないと思うから。「子供たちに夢と感動を!」これだけと思う。完結編楽しませてもらいました。星4つです。著者は次に書くとしたら円谷プロ最高傑作の作品を,と最後に書いてあったが・・・それは・・・なんですか?MJかな~ Tags:ウルトラセブンの帰還PDFダウンロードウルトラセブンの帰還PDFウルトラセブンの帰還のePubウルトラセブンの帰還ダウンロードウルトラセブンの帰還オーディオブックウルトラセブンの帰還ダウンロードブックウルトラセブンの帰還発売日ウルトラセブンの帰還試し読みウルトラセブンの帰還ネタバレウルトラセブンの帰還amazonウルトラセブンの帰還downloadウルトラセブンの帰還kindle