著者 戸塚 学
4.7 5つ星のうち 4 カスタマーレビュー
ダウンロードらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子Book PDF戸塚 学 - 内容紹介 立山室堂で暮らすライチョウ親子の1年を追った写真集。 春の求愛や子育ての様子など、心あたたまる撮り下ろし作品を多数収録。 どこで会える?見つけるコツは?など、ライチョウにまつわる疑問にも答えます。 内容(「BOOK」データベースより) ライチョウたちのかわいい写真に心ほっこり。ライチョウ親子の1年の暮らしがわかる。どこから来たの?どこで会える?見つけるコツは?など、ライチョウにまつわる疑問にも答えます! 商品の説明をすべて表示する
以下は、らいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 立山室堂に生きるライチョウの写真集です。愛鳥家はぜひ見てほしいと思います。でも、購入は薦めません。以下、理由を書きます。本の帯には「この夏は、ライチョウに会いに行こう!」とあり、「待ってるよ~」というセリフをつけられたライチョウのヒナの写真もあります。版元と撮影者に問いたい。ヒナは本当に、人間を待っているのですか?もちろんこれは宣伝文句ですが、ライチョウの暮らす環境が人間のせいで急速に悪くなり、絶滅さえ心配される今、こうした本が悪状況に拍車をかけることを強く懸念します。版元は、鳥の本では定評があります。撮影者も「人間生活とのかかわりあいや、環境を絡めた撮影を進める」という人だとか。ならばライチョウの危機についても大きな紙幅を割いているかと思えば、それは全63ページの中のわずか数行です。ライチョウや植生(ハイマツなど)への配慮をはじめ、観察する上で大切な注意もあるかと思って読みましたが、その言及はありません。保護運動に務める団体などは、ライチョウ観察のマナーをPRしていますが、それを紹介し、広めるのに一役買おうという姿勢は、本書には見られません。一方で「ライチョウを見つけるコツ」や、室堂に行く際の衣類や携行品の注意はしっかり記載されています。配慮する方向が違うのではないでしょうか。また32ページには、1羽のヒナが羽根を広げて走る後ろ姿の写真があります。一見はユーモラスですが、これは人間(撮影者)を恐れて逃げている姿では?また、これを見たら「私もヒナに近づきたい、あとを追っかけたい」と思う人が現れるのではないでしょうか。そうなれば植生は荒れ、生息環境はさらに悪くなるでしょう。自分を守る術を知らないヒナや、外敵からヒナを守ることに心血を注ぐ親鳥は、心底おびえることでしょう。「ライチョウを見に行くな」というのではありません。美しくも厳しい自然の中、懸命に生きる姿を見て、保護への意識を高める人もいるでしょう。しかし、この本に誘われた人が室堂に押しかけ、マナーも知らないままハイマツに立ち入り、ヒナや親鳥を追い回せば、どんな事態になるか。そうした配慮や対策もなく「ライチョウたちのかわいい写真に心ほっこり」と帯でお気楽にうたう版元と撮影者に反発を感じます。だからこそ、こういう本が出ていることを、鳥を本当に愛する人には知ってほしいと逆説的に思います。 ライチョウさんの強くかわいい姿が見られます。ライチョウさんに会いに行きたくなりました。 Tags:らいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子PDFダウンロードらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子PDFらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子のePubらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子ダウンロードらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子オーディオブックらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子ダウンロードブックらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子発売日らいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子試し読みらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子ネタバレらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子amazonらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子downloadらいちょうころころ—立山室堂のライチョウ親子kindle