H26 キョロちゃん

今日は入試の日です。

今年も現れたという情報をいただきました。

「通りすがり」さん、いつもありがとうございます。

・・・

銅像の場所へ向かおうと

時計台前を通りますと

京大のシンボルツリー「クスの木」の下がとんでもないことになっていました。

こたつで誰かが寝ている・・・、

クジャクが三羽、我が物顔で闊歩している・・・。


熊野寮の仕業らしいです。

クジャクは、餌付けされていて人慣れしていました。

いったいどこから連れてきたのでしょうか。


クジャクの庭と化したクスの木陰に、テントが二つ。


泊まった猛者はいたのでしょうか?

・・・

時計台前の混沌とした状況に少し目まいがしましたが、

なんとか気を取り直し、

予定どおり吉田南キャンパスへ。

どうやら大人気のようです。

キョロちゃんでした。


森永製菓「キョロちゃんズ」のサイトは こちら です。

・・・

キョロちゃんの正面、台座の上に

青と赤の縁起良さそうな小箱が置いてありました。

どなたかが置いた合格祈願のお供えでしょうか?

・・・

台座の正面には、なにやら二枚の写真が貼ってあります。

「折田先生像」の札の

左側に、 艦隊これくしょん「島風」 (詳細は こちらのサイトへ )、

右側に、「筑波大学・博士号」 (詳細は こちらのサイトへ )。


両方ともよく知りませんでしたので、

近くにいらした学生さんたちに尋ねてみたら

「非常に丁寧に」解説をしてくださいました。

ありがとう。

・・・

次は、恒例の看板鑑賞です。


「クエックエックエ~」な学風・・・

想像したら、二頭身の「とんねるず」が頭の中で踊りはじめました。

あ、完全に踏絵でした。

普通は「はんにゃ」のバージョンですね。

ちなみに、

とんねるずバージョンは こちら(Youtube) です。

キョロちゃん先生への悪戯に対して

当局(エンゼル)が、通称「汚さないでください看板」を立てた、という図式だと思われます。

・・・

看板にはZAQのキャラクター「ざっくぅ」のぬいぐるみが乗っていました。

(ざっくぅの詳細は こちらのサイトへ

それから、筑波大学博士号の写真がここにも。


看板の裏側は、


通称、艦これ「島風」たん と、

えっと、、、数年前に「坊主懺悔された方」でしょうか?

間違っていたらすみません。

・・・

キョロちゃんの後ろ側を見ますと、

台座の上にも艦これ「島風」たんに関係するキャラが乗っていました。

製作者の方(みなさん)。

よほどお好きなようですね。

手には、チョコボールが、

そして浮き輪には「きよろ」と書いてありました。

・・・

キョロちゃんのお隣に、

なにやら不審な物が設置されており

ここにも人だかりができていました。


文面を拝見しますと

何やら少々お怒りのご様子。

こちらの像は、

その主旨から「お昼間だけ」の設置なのだそうです。

詳しい事情は存じませんが

私も勝手に写真を撮影して掲載してしまったことになるのでしょうか。

少々不安です。

「エビフライ像」を設置された方、

ご迷惑のようでしたら直ちメールをください。写真削除致します。

・・・

さらに、キャンパスの中を良く見てみますと

A号館の下に、畳と、こたつがありました。

マスターがいらっしゃる時にお邪魔したかったです。

・・・

それから、私自身はお会いできなかったのですが。

今年はニセ折田先生も登場されたとのこと。

「某A氏」様からお写真を頂戴しましたので、掲載しておきます。


たすきの後ろ側には、「京大は夢の国」と書いてあります。

こんなスリーショットまで頂戴しました。

ニセ折田先生にお会いできず、本当に残念です。

・・・

今年は以前よりも

笑顔を浮かべながら長い時間像を鑑賞されたり、

楽しそうに撮影をされたりしている方がとても増えたように感じました。

最後に、折田先生(像)と時計台のツーショットを。

今日の京都は春のような陽気でした。

受験生の皆さんにも春が来ますように。

・・・ 追記 ・・・

ある折田先生(像)ファンの方から

「少しでも多くの方に福島県の現状について関心を持ってもらいたい。」

というリクエストがございました。

当サイトでも管理人として何かできることはないか思案しました。

そこで、ちょうど先週、福島県飯舘村へ行っておりましたので

その時に撮影した写真を、二枚だけ掲載することにしました。

(写真をクリックすると、少しだけ大きな画像が見れます。)

当サイトの主旨や雰囲気とは少し離れてしまいますので、

ここから下は、

興味を持っていただける方だけが読んでくださったら、

と思います。

「相馬郡飯舘村」 (いいたてむら)

福島第一原発の北西30~40kmに位置する

とても美しい村です。

震災時、地震や津波の影響は皆無だったそうです。

ところが、大量の放射性物質が降ってきたために、

村内の、特に南端部が相当に汚染されてしまいました。

現在も村民のほとんどが帰還を果たせていません。

飯舘村 「居住制限区域」の雪景色

飯舘村 「帰宅困難区域」入口の封鎖ゲート

・・・以下解説です・・・

「居住制限区域」は、通行等は自由です。

昼間は作業などのために滞在することも可能です。

しかし、住居での寝泊りは禁止です。

学校も閉鎖されています。

この雪深い道の上で測った放射線量(1時間あたりの空間線量率)は、

京都の3~4倍(0.20~0.25マイクロシーベルト・毎時)でした。

ちなみに、道中で立ち寄った郡山駅前付近の市街地内と同じくらいです。

どうやら積もった雪が、ある程度は放射線を遮ってくれているようです。

二枚目の写真のゲートの向こう側、

「帰宅困難区域」は、例え住民であっても自治体首長の許可が無ければ

立入ることは許されません。

寒い中、警備の方が雪かきをしながらゲートを守っていらっしゃいました。

ここの1時間あたりの放射線量は、

京都の20倍以上(1.6マイクロシーベルト・毎時)でした。

この程度の放射線量か、

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

お示しした数値は、地上から1mの高さ付近で測定した値です。

道路脇に堆積している土の中には「ホットスポット」と化している所が多数存在しており、

そこに測定器を近づけると、たちまち数値が跳ね上がります。

京都の200倍以上(15マイクロシーベルト・毎時以上)になるところもありました。

雪が溶けたら、もっと放射線量が高いところも露出してくると思います。

たった二枚の写真ですが、

これらの写真から、何かを感じ取っていただけたら幸いです。

福島県の復興は、まだまだこれからです。