Falcon BMS
LATEST VERSION:
FALCON BMS 4.37
Falcon BMS開発チーム "Benchmark sims" 公式フォーラム
FalconBMS(以下BMS)は、1998年にリリースされたMicroProse製のフライトシミュレータ "Falcon4.0" からリークされたソースコードを基に開発されたソフトウェアです。
Falcon4.0はロッキードマーチンF-16Cブロック50/52の飛行特性とアビオニクスを再現し、実装されたダイナミックキャンペーンによって幅広くコンバットシムユーザー達に親しまれました。
MicroProseブランドの消滅に伴う開発スタジオの閉鎖後も、リークしたソースコードを基にコミュニティの有志達によりアップデートが続けられ、おおよそ20年弱に渡ってFalcon4.0は様々なバージョンへと派生し発展を続けてきました。
BenchmarkSimsはそうした有志開発チーム唯一の生き残りであり、Falcon4.0の現権利者であるBillionSoft社の許諾の基にFalconBMSを開発・リリースしています。
VR対応
OpenVRに対応、SteamVRとの連携でVRHMDによるプレイが可能
F-16のフライトモデル
Falcon4.0のソースコードからは独立し、新規に書き起こされたフライトモデル、計算結果としての機体の姿勢と位置情報のみがオリジナルのFalcon4.0部分にインポートされる
物理モデルの正確な際限のために非FLCS機であるA-10のフライトモデルを作成してからF-16のフライトモデルを開発
実機のFLCSソースコードをそのままゲーム内に使用
ジョイスティックのカーブもデフォルトで実機のカーブを再現
F-16のアビオニクス
正確なBlock50のアビオニクスを再現(※M4.0-6.1の混載)
バリアントごとのコクピットとアビオニクスの違いを再現
マップ
朝鮮半島、イスラエル、バルカン半島、北海道、クウェート、スペイン、ギリシャ、地中海、スカンジナビア半島などの多彩なシアター
ダイナミックキャンペーン
陸海空全軍のAIユニットが全面戦争を遂行する中で一兵士としてプレイヤーが参加するウォーシミュレーション
自動生成されるミッション
ロジスティクスを再現、重要施設の破壊はその後の戦争の展開に影響を与える。
フライトプランニング
キャンペーン・シングルミッション進行中に新規にパッケージを作成可能
マルチプレイではクライアント間で共同してフライトプランを作成・変更することが可能
DTC(データ・トランスファー・カートリッジ)の再現
ミッションエディタ
半自動的にパッケージのフライトプランを作成、ユーザが自由に調整可能。
エディタ上で時間を進めてAIを飛行させ各時間毎の通過地点を確認可能。自由に任意の瞬間へとミッション開始時刻を設定できる。
SAMなどのユニット配置がシステムごと可能
あらかじめフライトプランの決まったミッションだけではなく、飛行隊と地上ユニットのみを配置して、作戦内容は自由にクライアントに計画してもらうことも可能。
ミサイルモデル
AMRAAMのHPRF/MPRFを再現
AFTTP3-3に基づく現実的なタクティクスが最適解となるよう調整されたミサイル性能
目視補正
軍用シミュレータ向けの研究資料に則った目視補正システムを実装
距離に応じて空中の機体の表示サイズを拡大
現実世界の訓練で得られた平均的な発見距離に合致する目視の難易度
ズームをしなくとも適切な目視距離で遊べる
現実で目視が可能な距離でゲーム内でもちゃんと目視が維持できるので、WEZ in-depthなどの現実のコンバットフォーメーションやタクティクスが利用可能
SAMタクティクス
待ち伏せ、ブリンク、バディランチなどのタクティクスを実施するAI
HARM回避の為に最小限の時間だけレーダーを照射
IFF
複数のトランスポンダーが固まっているときなどに正確にインテロゲーターが反応を捉えられない現象を再現