カタパルトへタキシングし、ロンチバーを下ろしてノーズギアをシャトルに載せたら、キーボードのUキーを押します。
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ノーズギアがシャトルに固定されたらローンチバースイッチを上げて警告灯の消灯を確認、ウィングフォールドレバーを一番下に下げて主翼を展開します。主翼の展開が終わったらウィングフォールドレバーを押し込んで(マウスホイールアップ)主翼をロックします。左DDIに警告が表示されていないことを確認してください。
発艦の前にトリムをチェックします。フラップスイッチをFULLあるいはHALF位置に設定してください。もしまだT/O トリム プッシュボタンを押してトリムをリセットしていない場合はそうしてください。トリムをリセットしたら現在の機体のペイロードに合わせてトリムを調整します。
DDI の SUPT -> FCS ページ から STAB 欄にてノーズアップトリム量(スタビライザーアングル)を確認できます。
SUPT -> CHKLST ページから A/C WT 欄にてペイロードを確認できます。
準備が完了したら MAX あるいは MIL パワーにスロットルを入れて発艦が可能です。
オーバーヘッド侵入する場合は、空母の手前 3nm までに 速度 350kt 高度 800ft でフック展開、空母右舷側を 速度 350kt 高度 800ft でオーバーヘッドし通過後、左へブレイク、クロスウィンドレグに入ります。
クロスウィンドレグ中に 速度 250kt 高度 600ft まで落としギア・フラップ展開、空母から 1.2 nm の距離をダウンウィンドレグとして侵入し、ダウンウィンドレグ中にオンスピード(AOAを適正な速度に合わせる)します。FPMがステープルの中に納まっていれば着艦に適正なAOAで飛行できていることを意味します。速度が高ければステープルはFPMの上に行き、低ければFPMの下になります。
空母のランプの延長線を超えたら20-30度バンクで左へ旋回しベースレグへ入ります。
ベースレグ中はFPMを水平線の少し下に置きながらオンスピード維持、空母の進行方向と直角に機種が向いた時点で高度450ft になっていると良い降下です。
ファイナルへ侵入したら空母手前 3/4 nm までにアングルド・デッキの方位にアラインします。この段階までにボールを視認してください。
LSOが "Call The Ball" と指示を出したら機体のサイドナンバーと自分の機種、および残燃料を答えます。
例:
訳:
401 Hornet Ball 6.0
こちら401番、機種はホーネット、ボールを確認しています。残燃料は6,000ポンドです。
ボールを視認し黄色い光が緑色のランプと同じ高さに並んでいればオングライドスロープを意味します。空母のクロッチにFPMを置いてLSOの指示に従いながらコース修正します。ピッチ5度を維持しスロットルだけでグライドスロープに機体位置を合わせつつスティック左右でアラインを修正します。
接地の際にはスロットルを閉じることで機体を落とさないこと、そしてフレアをかけないことに注意しましょう。
接地後は着艦の成否に関わらずバーナーを焚いてタッチアンドゴーに備えます。ボルター(フックがワイヤーにひっかからなかった)した場合は離艦後に高度 600ft まで上昇した後、クロスウィンドレグへ向けて旋回します。
CASE II アプローチは降下中に機体が計器飛行をしなければいけないものの、最低 1,000ft の雲底と 5nm の視界 が空母の周りで 確保できる気象条件にあるときに用いられます。機体が 10 nm 以内で空母をパイロットが視認するまでレーダーによる誘導を受け、その後 CASE I アプローチに移行します。