2004年6月、私たちはカンファレンス出席のため、タイのサムイ島に渡った。
タイのリゾート・アイランドというとプーケット島が有名ですが、このサムイ島はタイ湾に浮かぶタイで3番目に大きな島です。
素朴でのんびりとした島であると同時に、最近ではハイスタンダードなビーチリゾートとして世界各地の観光客から人気を集めています。
成田からバンコックに飛んで、そこから中型のローカル機に乗り継いで1時間ほど飛ぶとサムイ島です。
飛行機には椰子の葉や花がペイントされており、いやが上でも、南国のリゾート地に向かうのだという気持ちにさせてくれます。
私たちは空港からホテルの迎送車にぎゅうぎゅうに押し込まれてホテルに向かった。
でこぼこの道をスピードを出して走るので私たちは座席で飛び跳ねていました。
ホテルは立派でした。設備、サービスも申し分ありません。
業務出張なので日々、セッションに参加して新しい知識を吸収しつつ、各国から参加した人々との交流もあります。結構疲れる日々です。
しかし、憩いの時間もあります。同僚たちが島内ツアーに出かけたのですが、私は足が悪いので、一人、ホテルの残り、ベランダの寝椅子で日長、本を読んでいました。
サラリーマンになり、そして結婚してから初めて味わった至福の時間でした。
仕事をしていて、いつも、こんな時間が欲しいと思っていたのですが、初めてその願いが叶いました。
読書に飽きるとホテルの庭や砂浜を散歩してまた読書の繰り返しです。
庭を歩くと風にそよぐ木々の音、小鳥のピィチクという声が聞こえます。
浜辺を歩けばザックザックという砂を踏む音と波の音がします。
この海岸はホテルのプライべートビーチなのでほとんど人がいません。
毎朝、庭園に面したレストランで朝食を摂ります。ガラス越しに朝の清々し空気が伝わってくるようです。
今日一日のプログラムが始まるまでの時間を、このレストランでゆっくりと過ごしました。時間がゆっくりと流れているようです。
皆の思いは同じで、『日本に帰りたくない。ここにずっといたい。』でした。日本に帰ればまた、企業戦士としての日々が始まります。
とはいっても、いよいよ日本に帰る日がやって来ました。
ここでの思い出とも、もう”さようなら”です。
到着した時には、初めてのところなので、入国手続きと、迎えの車を探すので精一杯で気が付かなかったのですが、空港は、椰子の葉で葺いて田舎風に作った建物が土産物店も含めて数棟並んでいるだけでした。
待ち時間に皆で記念写真を摂りました。
日本にいる時とはうって変ったいい顔をしています。
私は最後に、花の写真を摂りました。花の名前はまだ調べていません。
この花の名を知っている人がいたら教えて下さい!
Googleレンズで調べたらこの花の名前は「セイロンライティア」でした。