GAT2025
ミニ四駆AI大会 in 第 10 回ゲームAI大会
Game AI Tournaments GAT2025
Game AI Tournaments GAT2025
( GAT2025 web : http://minerva.cs.uec.ac.jp/cgi-bin/gat_uec/wiki.cgi?page=%C2%E810%B2%F3GAT2025)
2025年 3月4日火曜、5日水曜
於 : 電気通信大学 UECアライアンスセンター 1F 100周年記念ホール
主催 ミニ四駆AI大会 GAT
共催 あいまいな ゲーム研究会
おしらせ
レース形式は原点回帰。AI-FTコースでマシンの速さと制御能力の両方を競います。
テーマ「ミニ四駆AIトライアスロン(3種競技)」
GAT2025について
Game AI Tournaments : ゲームAI大会は、ミニ四駆AI大会のほか、Geister、大貧民大会、デジタルカーリング、9路盤囲碁(13路盤囲碁)からなり、ゲーム対戦における人工知能の応用を検証するための連合大会です。
ミニ四駆AI大会 in GAT2025 エントリーフォーム
下記リンクからエントリーをお願いいたします。
2年ぶりに、現地参加と、リモートエントリーの両方を受け付けます。
エントリー締切:2025年2月28日(金)
GAT2025競技概要
GAT2025は、クラス分けをせず、素のミニ四駆(競技用改造車含む)と電装系搭載マシンが同一コース上で競います。
【競技内容】('24/12/22更新)
(1)走り幅止め:
3周の周回タイム50%、3周通過直後の停止位置の正確さ50%(1mm単位)の合計ポイントで競います。停止位置については、平均速度と物理法則の観点から設定します。
(2)60m障害物競走:
2周目と3周目のストレート区間に、角度が異なる小さなジャンピングスポットを用意し、速度制御の正確さと着地時の制振性の両方を問う競技にします。純粋に速い順にポイントを計算していきます。
ポイントは、トップタイムを基準にした減算方式を予定しております。
(3)タイムラリー:
3周の目標タイムを1/1000秒単位で設定し、目標タイムの誤差を基にポイントを計算します。
【予選・決勝について】
予選・決勝共に、全車同一で実施します。1日目は練習時間、2日目は原則一発勝負です。
コースアウト時は,以下のとおりとします。
【DNFの定義】
コースアウトした場合
コース上で走行困難な状態が3秒以上持続した場合
(例:壁面上に引っかかった場合、車体が横転した場合)電装系トラブルによってモータを駆動出来ない場合
(例:AI車の回路損傷、電源スイッチが切れた)
【賞典対象】
全競技終了時の総合ポイント上位3台
【大会コース図】
AI-FTコース(下図)を使用します
GAT2025 ミニ四駆AI大会 車両ルール
【車体について】
車体はタミヤ ミニ四駆公認競技会規則に従う状態とする。
ただし、モータ駆動用電源はアルカリ電池もしくはニッケル水素充電池単三乾電池2本(最大電圧3.2V以下)とし、電池銘柄や容量等は指定しない。ーパーキャパシタの使用は禁止とする(タミヤミニ四駆公式競技に準ずるため)なお、最低地上高1mm以上を確保していても、スロープの減速区間を傷つける可能性がある部品については、車検にて変更を指示することがある
(例:ローラープレート下側のキャップボルト頭部やテーパーローラー下端が、ブレーキプレートより下に飛び出ている場合)
【追加電装系について】
電装系(マイコンやセンサなどのAI制御用ハードウェアおよびマイコン用電源)を外した状態で、素のミニ四駆に戻せること
コースに傷をつけるような部品の使用は禁止する
駆動用モータの追加は禁止する
マイコン用電源がモータに印加されてはならない。
ただし、モータ駆動用電源で電装系に電源を供給する事、電装系とモータ駆動用電源のGNDを共通にすることは認める走行制御のため無線、有線、音声通信、光通信、外部カメラ、コントローラなどの利用を認める。またミニ四駆外での演算処理も認める。
ただし計測装置などの設置場所や設置方法はレース運営者の指示に従うこと。なお、設置した計測装置の不具合や、計測装置に起因する不慮の事故による再レースは認めない
【コースの要所について】
GAT2025コース最大のポイントは、AI-FTコースならではのスロープジャンプ直後の0枚着左カーブにギリギリ入れられるかどうかと、コース走行位置の推定による車両制御にあります。概ね時速9km前後を超過すると、スロープでコースアウトします。
また、タイムを稼ぐためには、モータドライバの性能が問われることになります。市販のDCブラシモータ用モータドライバは3A限度のものが多く、自作のFET回路(フルブリッジ、ハーフブリッジ問わず)で10Aオーバーを出せるようにするか、あえて市販モータドライバで頑張るかが焦点です。
更に、ジャンプからの制振不足や、レーンチェンジでの飛び出し、高速走行に耐えられる車両セッティング等、素のミニ四駆の運動性能を高めつつ電装系を軽量化、低重心化する事も、ミニ四駆本体の基礎能力として重要になります。
そして、今回は走行距離および走行位置の推定手法が必須となります。チームによっては新規開発となりますが、研究に資する技術として避けて通れない分野ですので、是非チャレンジして下さい。
参加チーム(2025/3/1以降に発表)
参加エントリー締切後に掲載します。
大会結果(全競技が終了次第掲載)
全競技が全競技終了次第、掲載致します。
(※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。)