ミニ四駆AI大会 in 第48回東海ファジィ研究会 2020年 2月16日(日)、17日(月)
例年、東海ファジィ研究会の中で開催しているミニ四駆AI大会です。
競技内容「はしれはしれ」
予選会
16日に敷設した障害物を含むコースを3周回し、その走行タイムにて優劣を競う。
参加者は完走した走行タイムを最低3回記録する。最良記録2つを除く3番目の走行タイムを参加者の個人記録とする。(偶発的な優良タイムの排除)
なお、一周完走できた場合は、一周分の走行タイムの6倍時間を完走タイムとして採用する。
走行タイムの記録は公平な第三者による計測とする。(同一所属のメンバーによる計測を禁止する)
走行タイムの取得は17日の決勝大会直前までとする。
決勝大会
2台もしくは3台による対戦競技。
17日に決勝大会を実施する。
予選会の下位成績者からの勝ち抜き戦を行う。(参加者多数の場合は上位参加者のみで決勝を行う)
スタートレーンは対戦相手による指定方式。
じゃんけんにより、勝者が敗者の開始レーンを決め、敗者が勝者の開始レーンを決める。
先に3周回したら勝利となる。
失格条件:
・ 走行準備で3分以上が必要で司会者が走行不能を判定したとき。
・ レーン逸脱やコース内で5秒停止は失格とする。
・ コース内でパーツの破損落下があった場合は失格とする。
・ 他者に追いつかれた場合は失格とする。なお、もう一方の走行を妨害した場合、他者は除去後の継続走行もしくは再走(その場所もしくは最初から)の選択ができる。
・ 競技で両者が失格になった場合は再競技を実施する。
2回まで競技を行い、すべて失格の場合はじゃんけんにより勝者を決める。
ただし、準決勝および決勝は4回まで再競技を認める。
基準ルール
電装系(マイコンやセンサなどのAI制御用ハードウェアおよびマイコン用電源)を外した車体は、タミヤ公式レースに準拠する事。
コースを傷つけるようなセンサや相手を妨害する装置などの利用など運営に支障をきたす装置は利用を禁止する。(パーツや車体の諸元はタミヤ公式に準拠)
AIを競う競技であるが、電装系を搭載しないミニ四駆による参加も受け付ける。
モータ電源は単三乾電池2本のみ。マイコン用電源がモータに加わってはならない。
走行制御のため無線、有線、音声通信、光通信、外部カメラなどの利用を認める。
またミニ四駆外での演算処理も認め、外部計算機による遠隔コントロールも認める。ただし人間操作によるリモコン走行は禁止する。
計測装置などの設置場所や設置方法はレース運営者の指示に従うこと。
また、設置した計測装置の不具合や不慮の事故による再レースは認めない。
AI・コンピュータ・電装の「無い」機体でも出場できる。
人によるマシンチューニングに匹敵するAIを構築するのがこのプロジェクトの目標のため、AI対AI無しの対戦も歓迎いたします。
AIによるコース学習を推奨するため、各チームごとに2分間(延べ時間)のコース独占を許可する。
予選会コースは当日発表し、決勝大会コースは予選会終了後に発表する。
競技参加者へのお願い
会場では十分な電源コンセントが確保できないことが想定されます。
各自電源タップなどをご持参いただきますようお願いいたします。
寒い場所ですので、防寒対策などもご準備ください。
ミニ四駆AI大会 in ヒマ研2020 実行委員会(予定)
矢野良和(愛知工業大学) 実行委員長
加納政芳(中京大学)
西野順二(電気通信大学)