修士課程就学支援制度

「高知工科大学修士課程就学支援制度に関する規程」に基づき、本学学士課程に在学する者で、本学大学院修士課程への入学を希望している者のうち、経済的理由により授業料の納付が困難である者を支援する制度です。

制度の概要

 この制度に採用されると、修士課程2年間(標準修業年限)の授業料の半額または全額が免除されます。募集期毎に制度の採用者が決定され、半額免除の権利が付与されます。半額免除者の人数の上限は特に定められていません。制度の採用者として認められた者の中から入学年度毎に困窮度の高い上位5名までが全額免除者となります。なお、全額免除者の決定通知は修士課程進学直前の3月末に行われます。

募 集 対 象: 学士課程3年生および4年生

      ※但し、12月募集については学士課程3年生のみ

免除の実施:修士課程2年間

家計基準

 高知工科大学授業料免除制度(本学独自の制度)の家計基準に準じて審査します。家計基準の中で定められた収入基準額は修士課程の基準が適用されます。

学力基準

 学内進学により本学の修士課程への入学が認められることを以て学力基準を満たすものとします。

申請の時期

 多様な進路選択に対応するため、学士課程在学中に、3回申請の機会が設けられています。

3年次 6月募集(説明会6月 結果通知10月末)

3年次 12月募集(説明会11月 結果通知3月末)

4年次 6月募集(説明会6月 結果通知10月末)

他制度との重複

1.特待生制度(特待生Sに限る。最長5年)との重複

 もともと授業料が免除されている特待生Sの学生も本制度に申請することは可能ですが、特待生制度により修士課程の年間授業料全額が免除される期間は、本制度は適用されません。

2.授業料免除制度との重複

 本学の修士課程に進学後、高知工科大学授業料免除制度(以下「授業料免除制度」と言う。)の申請を行う場合、以下の点に留意してください。

①  本制度で「全額免除」の決定を受けた者は、授業料免除制度に重複して申請することはできません。

②  本制度で「半額免除」の決定を受けた者は、授業料免除制度にも重複して申請することができます。ただし、既に本制度の半額免除を受けているため、授業料免除制度で全額免除とならない限り、追加して免除を受けることはできません。