簡単にできてお手軽園芸…といったノリでこのページを書いてきましたが、失敗もあります。ここでは失敗例について書きます。
2022年~2023年、色々とトライしてみてもなかなかうまく育ってくれない例がありました。
ネモフィラは、このくらいまでは育つのですが、ここからしぼんで枯れてしまいます。2年間で結構な数を植えたのですが、1本も成功しませんでした。
桜腐葉土との相性がよくないのかもしれません。
1枚目・2枚目は2022年のもので、3枚目は2023年のものです。2022年はかろうじて花が咲きましたが、2023年は全く育ちませんでした。
そもそもが繊細でか細い植物であり、水はけがよすぎて柔らかい腐葉土だけでは根が張っていかないのかもしれません。
1枚目は2022年、2枚目は2023年です。どうも百日草も調子よく元気に育ってくれません。
2022年以降の腐葉土は、植物の育ちが徐々に悪くなっている気がします。
原因として考えられるのは、「腐葉土の熟成不足」かもしれません。その前までに比べると、「土」というネットリ感がなくて、落ち葉のフレークというサラサラした感じがだいぶ残っているように思います。つまり、ダンゴムシさんたちのはたらきが冬の間止まってしまっていたのかもしれません。数が少なかった(ここにも虫手不足の波が…)のか、それとも冬が寒すぎたのか(2年連続大雪でしたからね…)。
熟成不足で 1.栄養不足 2.水はけ過多 3.安定感不足 といったことが起きているのかもしれません。最初頑張って根を張っていって、鉢受け皿まで到達した者は、その後順調に伸びていっている傾向がある気がします。つまり、土が水を保持していないのかも…と推測します。また、伸びたものの葉の顔色が悪いものが多く、栄養が足りていないのも感じます。
いずれにせよ、2023制作中の腐葉土に関しては、少しダンゴムシさんの虫手を増やしてもっとしっかり分解していただこうと思っております。
何か、「ここがダメなのでは?」といった御意見があれば教えてもらえると嬉しいです。
2023年、青森県でも記録的な猛暑の夏でした。
この酷暑の環境でも、水さえしっかり供給できていれば、育った植物は特に問題なく過ごすことができました。暑さで枯れた…といった事例は今のところありません。
それより、腐葉土の中にいるダンゴムシさんが被害を受けました。ダンゴムシさんは箱に入れるといつも中に潜っていってくれるので、暑くてもあまり気にしないでいられる…と思っていたのですが、さすがに35℃とかになると、白く変色して動かなくなっていることが多くありました。朝に霧吹きとかで給水しても、すぐ蒸発するような環境でしたからね。
腐葉土の箱を段ボールに入れて避暑・断熱していたのですが、それだけでは足りなかったようです。そもそもあまり高温で作るものでもありませんから、ちゃんと日陰に置いて、たまに水分補給もしながらダンゴムシさんには快適に過ごしていただくべきだった、と反省しております。
百日草の鉢皿なのですが、水の消費量が異常でして、ガンガン給水して満タンにしても、1時間くらいでなくなってしまうくらい。まぁ百日草は一つの鉢で3本も育っているし、葉っぱも多いから、水をガブ飲みしてるんだろうな、と思って朝と夕方にどんどん水をあげていましたが…
なんか、鉢皿の周辺がいつも濡れているんですよね。鉢皿にひびが入ってるとかもないし…
犯人は、この鉢にビッシリ生えたコケでした。鉢皿の外側まで侵食しています。コケも植物なので、水を吸います。で、コケが鉢皿から吸い上げた水が毛細管現象でどんどん鉢皿の外に排出されていた…ということのようでした。
鉢皿をキレイにしたら、百日草がちゃんと一日分だけ水を飲むようになりました。鉢皿はキレイにしましょう。