カタバミは、その辺、どこにでも生えている雑草です。葉っぱの形が三つ葉なのでクローバーと間違えられますが、クローバーは別名「シロツメグサ」という小学生がよく観察しているやつで、白いポンポンのような花を咲かせるのに対し、カタバミは黄色い小さな花を咲かせる、クローバーとは違う植物です。
葉っぱの形がキレイで、勝手に育ってくれる上にかわいい花を咲かせるので、初心者には大変オススメです。ただし地面に種子を落として油断しているとすぐに増えますので、ご注意を。個人的にはカタバミだらけの庭ってとても素敵だとは思いますけどね。
2024/06/02
今年は植え替えるまでもなく百日草と一緒に生えてきました。
2024/06/23
百日草と競うように葉を増やしています。
2024/07/15
百日草は上に、カタバミは横に陣地を拡げていきます。
日陰に入るとそこが伸びない、というだけの話ではあるのですが、決して百日草の陣地を侵すことなく、光を求めて伸びていきます。この辺うまくできているなぁ~と感心します。
右下に小さく写っているかわいい葉っぱは「コニシキソウ」といいます。どすこい。
2024/07/30
もはや鉢からこぼれてます。もう花も咲いて実も付いています。
2024/08/03
順番が違う気がしますが、これがカタバミの実です。枝豆みたいになっていて、地面に落ちると増えます。だからカタバミはマメ科…と思ったら「カタバミ科」なんだそうです。ちなみにクローバーはマメ科なんだって。意外。
地面に落ちないようにコンクリートの上に置いています。ま、別に増えても困らないけど。
2024/08/11
これがカタバミの花です。ちっこい黄色い花がめちゃかわ。個人的に大好きです。
2021/07/18
これは割と縦にスクッと伸びてるのを植え替えたもの。上にも横にも伸びていきます。
条件は分かりませんが、葉っぱは茶色に変色することもあります。栄養が足りないと緑が薄くなることもあります。
2024/08/21
育ちきれない場合にこういう色になることもあるんですよ。
2020/09/22
ちなみに初年度はスグリのバックダンサーとして周りにたくさん植えました。ちょっと栄養足りてない感はありますが、めっちゃ賑やかになりました。こういう使い方もオススメです。
2024/08/22
まぁ育てるまでもなく育つんですけどね(笑)。
昔は子孫繁栄の象徴と捉えられていたこともあるようですよ。
2024/8/22
こちら、野生のカタバミの花。ま、鉢植えとは特に変わりはないですが。
育成難易度:★
立ち姿がキレイなのを植え替えてもいいし、どっかから飛んできたやつを抜かずにそのまま育てるのでも、何にせよ簡単に育ちます(植え替えの場合、数日葉っぱが閉じてしょんぼりしますが)。頑張って育てる、というより、背の高い植物の「添え物」として鉢に足してあげるのがいいと思います。
意外と個体差で土との相性があるものもあるのですが、代わりならいくらでもいますので(殴)、草刈りのついでに、気軽にサルベージする個体を見つけてみるのもいいと思います。