JB1

ホンダが技術力のすべてをつぎ込んで製作したベストセラーカーのJB1について書きたいと思います。

そもそもJB1ってなんだ?ってなると思いますが、一般的にはライフと呼ばれます。その三代目です。

どう考えてもお買い物車なこのライフですが、実は実用快適性とチューニングポテンシャルの両方を備え持つ変態車です。

なので、その可能性について脳内チューニング情報と実際に僕がこなしている改造(現実)をつづっていきたいと思います。

脳内チューニングは色々集めた情報をもとに「できるんじゃねぇ?」ってなこととかやってみたいことです。実際に試さないのは金銭的な理由です。

それでは、本格的な内容は後日。

1. 快適性能

ぱっと見るからに街中で見かけるとお買いもの車かラグジュアリ車に使われている。JB1は先代のJA型に比べて規格が変更されており車内空間が広くなっている。

椅子も実はほぼフルフラット化が可能で、車中泊も楽々可能となる。「軽のセルシオ」と言えばライフ(この型かは忘れた)で有名なほど車内音が静かなのも特徴である。エアコンも十分に効き、静か、乗り心地が良い、広いともはや非の打ちどころがあまり見当たりません。唯一の欠点は軽だからこその小排気量によるパワー不足です。広くなった分車重も重くなってしまったこともあります。しかし、先代のJAはぱっと見で背が高いのに対し、もっと横に広いため安定感は増したように思えます。さらに、パワー不足を強く感じさせる原因が3ATです。3ATははっきりいってゴミです。まず高速は無理、坂道が無理。平坦な近場の買い物には文句なしですが。それに対し、5MTは1速がどうしても発進ギヤなのは否めませんが、高速もバリバリ走れパワー不足を感じさせません。欠点はシフトがめんどいってくらいです。笑

2.チューニングポテンシャル

実はチューニングのポテンシャルを秘めているのがJB1です。そのすべてを担っているのが心臓部のエンジンE07Zです。もうお分かりだと思いますが、E07系エンジンです。ビートです。もう夢しか広がりません。しかし、E07Aのビートだけではなく、E07Zにはダンクを含むターボエンジンの選択肢もあり、ビートやトゥデイでよく見る不思議なチューンがおそらくこいつでもできます。てか絶対出来ます。これはエンジンだけではなく、足回りや、ミッションなど互換性は数えきれないはずです。

▽筆者のJB1チューン

コクピット回り・・・見てくれはコクピットから。

なので、セミバケ、D1specハンドルにしゃがいタコメータ入れてます。あと、忘れてはいけないサイドのスピンターン仕様。笑

ついでにOBDIIからBTでデータを飛ばして、使わなくなったスマホを常備してモニターとして使ってます。

最近新たにメーターを追加しました。まさかのA/F計。← しかも、純正を無理やりではなく、bosch LSU4.9搭載のワイドバンドラムダメーター。ガチセッティング用です。笑

足回りチューン・・・まず、お買いもの仕様からの脱却で重要なのが車高です。純正は「あれっ?ジープ?」と言わんばかりの車高を持っています。なのでかっこ悪いです。しかし、その車高によりオフロードも軽くこなすことも事実です。

そこはさておき、車高を下げる方法はいくつかあります。車庫調を買う。ダンパーとバネ(ローファーとかνSR)を買う。バネカット。ダウンサスを買う。適当に頑張る。

一番安上がりは純正バネカットです。しかし、僕の車はもともとダウンサスしかもなぜかそれをさらにカット。と言うクソ仕様でした。マジで死にました。段差でゴツン。横に乗せた人に気つかいまくって高速なのにつなぎ目が来るとブレーキするという非効率的な運転をしないといけませんでした。

後日足交換でリアのばねが遊んでました。←バネダンパー別体なのに。汗

さて、本題ですが安上がりに心地よさを手に入れるために流用をしました。流用もとは...言ってもいいのですがいろんなサイトがこぞって某車種流用と伏せているので変に書いて炎上を避けるために僕もあえて言いません。笑

ヒントとしては、足回りなんてなんでも一緒です。前の型らへんは特に互換性マックスです。なので適当に買ってつけて修正してやればいけます。ちなみにリアは別体なのでなんでもつけばおっけです。人によってはスズスポのワークス用を使うとか。

高そうなので却下。とりあえず僕も流用をして乗っていました。車高はちょうどタイヤがかぶらないくらいですかね。手かそのままだとかぶってヤバかったのでむしろあげました。ヤバいのは純正流用だとストロークが激しくて下げすぎたときに干渉を避けることがほぼ不可能です。

次にリアのばねはうんこダウンサスのままにしてたのですが、軟過ぎてさらにストローク、人乗せたりすると擦って乗れともんじゃないって感じだったのでバネだけかたくしました。

ここはオリジナルな発想なので書かしてもらうと、使ったのは...そうです...R32スカイライン用のリアばね。IDぴったりです。笑 腐るほど持ってたので適当なショックをばらしてから、バネカット。きれいにおさまりました。

純正使えばいいものの、無かったのでむしろスポーツダンパー用を使い、通常より少し固め。なんかライフにつけるとリアのおさまりが少し悪い気が。ダンパー負けぎみ。まー後ろはいっかな。てか、前よりバネかたいかもと思いながら乗ってます。

ブレーキ・・・なんとなくですが、フロントブレーキを強化しました。ありがちですが僕は色々な選択肢からGA2シティのPGMFI仕様の物を拝借しました。でかくなって何よりベンチ化。良く止まるかはわかりません。なぜならパッドはケチってハンプだからです。

別にハンプは悪くないのですがジムカ組としては効かないらしいです。でも僕は街乗りなので十分効いてます。笑

排気系・・・マフラー交換を考えていたのですが、しゃがい品は無駄に太くて下品なので純正加工でつくりました。とは言ったもののタイコを一つくりぬいただけ。笑 でもこれがおおはまり。うるさすぎす、静かすぎないちょうど良い音質。かなりレーシーになりました。タイコって二つあるんですけどホンダ恐るべし。

1つでレーシー、2つ抜くと公害・競技仕様ってかんじで設計してるかな?

ついでにエキマニも変更。 もちろんビート等長マニ。でも製作にあたり触媒は... なぜならライフはエキマニ触媒一体型。何故に?まー温度の関係でしょう。本当はトゥデイの触媒があればきれいにいけたのですが、いずれにしても戻せば良いだけなのでまーいっか的な乗りで作ってしまいました。

差は、わかんないです。笑 やってる感出てるのでいいです。

エンジンまわり・・・ヘッドOH完了。 予定ではE07Zのヘッド使う予定でいたが色々とあり、ビートのヘッドを使うことに。基本的にバルブ径は一緒なのでポートサイズとかも含め期間的にはヘッドに差はないはずです。水穴の差はありますが。笑

しかし、懸念事項としてはJB1後期が圧縮比10.5でビートは10.0になっている。この場合の圧縮比の差は何によって生まれるかがわかりません。ピストンだと問題ないのですがヘッドの高さが違うようなことがあれば個人的にはショックです。

なぜならわざわざ後期にした理由がなくなるからです。汗 それはさておき基本的にはポンポンポポポポポポンと付きます。カムとバルブスプリングはドディエムトレとビートに変更しました。

そしてロッカーアームは超高回転マシーンを目指すわけではないため、ライフ後期に採用されたローラーロッカーを移植。常用回転数でのレスポンスの良さに期待してます。

次に、要であるMTRECも搭載しました。基本はボルトオンです。しかし、干渉するとこや加工するとこは多く三つのKで乗り切りました。(気合い、気合い、気合い) これに伴いINJはビートに変更。

さて、「これ何で動かしてるの?」っと思うかもしれませんがここはJB1ECUで頑張っています。ECUに関しても前期と後期の差など面白いことはたくさんですがそこはあまり関係ないので触れません。

JB1な理由はせっかくだしダイレクトイグにションで頑張ろうと思ったからです。問題点もあります:MAPの違いやINJ容量、アイドル制御、何よりカムを活かしきれない低いレブ。ここで登場したのがE-MANAGE(青マネ)です。これで頑張って制御しようと奮闘中です。

▽イメージチューン