「交付金・補助金・助成金」って何?
これらの違いは、私も議員になる前は分かりませんでした。
そこで、下記に簡潔にまとめましたので、その違いをご確認いただければと思います。
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町や県、国から支給される財政支援金には、「交付金」「補助金」「助成金」という3つの呼び方があります。それぞれの違いを簡単にご説明します。
1.交付金
→ 主に国や県などの上位団体から下位団体にあたる地方自治体に対して配分されるお金で、使い道の自由度が比較的高いものです。
(例:※1 地方交付税交付金)
2.補助金
→ 民間事業者や団体、個人などが特定の事業を行う場合に交付されます。
申請後、事業終了後の報告・審査が必要です。
(例:省エネ設備導入補助、商店街活性化補助など)
3.助成金
→ 主に雇用や福祉分野で、一定条件を満たすと支給されるものです。補助金より申請手続きが簡易な場合が多く、交付のハードルが低めです。
(例:雇用調整助成金、育児休業助成金など)
このように、それぞれの制度には目的と条件がありますが、補助金や助成金は申請すれば該当される皆さんに支給されますので、ぜひご活用いただければと思います。
「該当案件かどうかわからない。」「こういう事を考えているが、補助金とか助成金はないだろうか。」など、少しでもお考えを持たれた方は、私か大口町役場にご相談ください。😀
※1 地方交付税交付金とは
地方交付税交付金とは、国が地方自治体の財源不足を補い、全国どこでも一定の行政サービスが提供できるようにするために交付するお金のことです。
地方税の収入が多い自治体と少ない自治体との間で財源の格差が生じないように、国が調整を行います。地方交付税交付金は、毎年4月、6月、9月、11月の4回に分けて交付されます。
地方交付税交付金(普通交付税)が交付されない地方自治体のことを不交付団体といいます。不交付団体は、地方税などの自主財源で必要な歳入を確保できる団体です。ちなみに大口町は「不交付団体」です。