私たち早稲田哲学カフェが、哲学対話で大切にしていることをお伝えします。
哲学対話は参加者同士で一緒に、各回のテーマについて考えを深めていく場です。
よりよい対話の場をつくるために、参加者の皆さまには以下の3つをお願いしております。
否定をしてしまうと、自分の考えを安心して言語化できなくなってしまいます。
対話は話す人と聴く人が同時に存在してはじめて成立します。
たとえ自分とは異なる考えであっても、一度は聴いて受け止める姿勢が重要であると考えております。
哲学対話は専門的知識をひけらかす場ではなく、自身の経験を中心に考えを深めていく場です。
しかし、自分の考えを表現するときに専門的知識に言及したほうがよいと考えられる場合もあるかと思いますので、その際は知識を持たない人にも理解できるように十分な説明をお願いいたします。
知識を披露する場ではなく、自分の経験から自由に考えを言語化する場です。
私たちが大切にしている傾聴の姿勢が保たれた場では、言いたいことを言ったら終わりではなく、参加者皆さんで一緒にゆっくり考えを深めていくことができます。
5名の運営メンバーが順番にファシリテーターを担当していきます。一つの団体ながら毎回異なった雰囲気の対話を開催しておりますので、その違いも楽しんでいただけます。