【オンライン】第37回対話「言葉」
開催報告
開催報告
2022年4月28日にオンラインで哲学対話を開催しました!
テーマは「言葉」。
以下のような話題について話し合いました。
言葉で表現できないもの
言葉の輸入
擬音と擬態語
実際に会って話すときの言葉とテキスト上でのやり取りの中での言葉
言葉は行動にどう影響するか
参加者の感想
参加者の感想
「言葉」はふだん使っているものでもあるので、さまざまな話題が出てきました。好きな言葉、言葉の役割、若者言葉など新たにつくられた言葉……。
とくに気になったのは、“男性的” “女性的”な言葉についてです。「~しろよ」は男性っぽく、「~わよ」は女性っぽく聞こえる人が多いと思いますが、どうして無意識のうちにそう考えてしまうのかを考えました。おそらく社会によって子どものころから植え付けられた考え方なのだと思いますが、私はこの話題をきっかけに、ジェンダー平等に対する意識が強くなっている今の社会でさえも、いやむしろ「ジェンダー=社会的な性別」を重んじる今の社会こそ、「男性的」「女性的」という考え方は、良い意味でも悪い意味でも今後も残り続けるのだろうと、社会の性質というものをしみじみと感じることとなりました。