私は、日常会話の中で特権という言葉をあまり使わないのですが、対話の中で普段の生活にもありふれたものであるということに気付きました。特権というと「特権階級」などから連想されるように、上下があるような印象を抱いていました。しかし、ひとつの事象が特権として捉えられるかは個人の価値観によるのではないかという話を聞いて、特権は普遍の概念ではないと感じるようになりました。

また、全員が大学生(院生)という中で話したことで、大学に通っているということが持つ意味にまで話が及び、興味深かったです。自分では当たり前だと思っていることでも、他者から見ると特権にもなり得るということに気づくことができました。