Crypt of the NecroDancer: 用語集
DiscordやTwitch上のNecroDancerコミュニティで用いられる用語集。随時追加予定?
モンスターを視認することによってそのモンスターがプレイヤーを追跡するようになること。プレイヤーとモンスターとの間に障害物がなく(※)、モンスターのいるタイル上で視界・装備トーチ・壁トーチなどの明るさの合計値が一定以上に達した場合にaggroが起こる。混乱させない限り離れても解除されない。
別にaggroしなくても一定範囲内のモンスターはプレイヤーに近寄ってくる。こっちはactivationと呼ばれ、離れると解除される。範囲はユークリッド距離により(要するに円形)、Z2で(直線方向に)5マス分、Z3で7マス分、他のゾーンで3マス分。但し、minotaurは7マス分・nightmareは9マス分・red dragonは10マス分と固有のactivation範囲を持っている。
obsidan torchは何故か(multipilerx3で)明るさ3の範囲を照らすのに明るさ1の範囲にしかaggroに寄与しない。
※プレイヤーのいるタイルの中央からモンスターのいるタイルの4隅に4本の直線を引き、それらのうち最低1本でも壁タイルを通過しなかった場合に視線が通っている扱いになる。
aggroやactivatioに関する詳細な情報は、Grimmyさんのhttps://github.com/Grimy/ChoregraphAI/blob/master/notes/aggro.mdを参照。
ring of courage + axe のコンボの愛称。glass axeの場合は特にglaxeleratorと呼ばれたりする。
leaderboards上で誰かの順位を追い抜いた時に用いる動詞。使用例:I bopped (プレイヤー名).
ボス部屋のボス戦開始判定は床効果としてボス部屋に敷き詰められており、他の床効果(water, hotcoal, goo等)と同様にEarthで消すことができる。これを利用して、ボス部屋手前からEarthを使用して/し続けてボス戦開始判定を起こさずに部屋に侵入できる。
また、ボス戦開始判定は他の床効果と同様に壁の下には存在できないし、同じタイルに複数存在することもできない。FMではこれを利用して周囲の壁を掘り進めば最初の1回のEarthだけで一方的に本体を倒すことが可能で、最近では特にCodaで一般的に使用されるテクニックになりつつある。Earthは使用しないが、Lungingを利用してConductor戦のconduit上にボス部屋の手前から飛び移ることでも同じ現象が発生し、Speedrunでよく使用される。
また、ボス戦開始判定の発生前ではボス部屋の雑魚敵が通常通りのゴールドを落とす。これを利用して、FM戦で武器投げやファイアボールを利用してそこそこのゴールドを稼ぐことが可能。ボス戦開始判定の前だと雑魚敵の追加スポーンは起こらないので、永久に稼ぐことはできない。
Synchrony DLCで修正されて使用不可になった。再現コード自体は書かれており、Synchronyを抜いた状態だと新バージョンでも使える。
これを利用したstrategyの例:
Cadenceのネクロダンサー戦で、台座を壊せないときに必要なパズル。button puzzleの略?
ring of courage + cat のコンボの愛称。速いが扱いは難しい。
modを使ってMonkの装備をcatapult限定にする遊びが微妙に流行った事がある(monkapult、床のゴールドを飛び越えられる。本来Monkでring of courageは出ない。)
モンスターの詰まった隠し部屋のこと。skeletonまたはbatが入っている。
Z1のred bat closetには隠し宝箱も入っている事が多い(空きマスがあるかどうかやミニマップで判別可能)。
ネクロダンサーの大会組織、およびその組織が主催する中で最も大規模な大会の名称。
CoNDORの主催するrace初心者~中級者向けのCadence race大会。優勝すると二度と出場できなくなる。
初代優勝者はSpootyさん。優勝するとdiscordのコミュニティサーバーで名前が青くなる。
”Did you know that gray goblins deal 3 hearts of damage?"という言葉が流行りすぎて、単に"Did you know...?"と言うだけで通じるようになった。
ring of becomingの愛称。
courage ringを利用して床落ちのゴールドを2回分(バウンストラップ上などのゴールドならモンスターが存在する数までなら何回でも!)取得するテクニックのこと。
レプラコーンのゴールドを全てバウンストラップ上に落とさせて何回もdupingしたり、pawnbrokerをdove familiarでルーンショップ外にワープさせてバウンストラップ上で倒して何回もdupingしたり…みたいな事ができる。Bard以外のキャラでもビート後半の入力でbouncetrap dupingを行うことができる。
2021年初頭に研究が急速に進み、Melody・Eli・Tempo等のcourage ringの存在しないキャラでも可能であることが判明した。
公平でバランスがとれていること。NecroDancerを(半ば皮肉って)形容する際に用いられる。
特にSpirit関連の理不尽を表現する際によく使われる。
lunging bootsの愛称。leaping bootsはsilly socksと呼ばれたりする。
oozeを無視できるようになるブーツの総称。x-2/x-3 transmogやx-3 conjurerではアイテムプールが強すぎてgoo bootsが出ないトラップがある。
Z4に出てくるOoze Golemの愛称(?)
cursed potionの愛称。これを使った後に本物のポーションを見つけると悲しくなる。
PBを更新しようとすること。PB grind。
プレイヤーが直前に動いたかどうかについてのゲーム内変数(True/False)。
スペルを使用した場合はこのフラグが更新されないため、動いた後にスペルを使うと直前に動いたことになったままになる。これ(とprevpos)が理由で、
水の上に乗ってからFreeze Spellを使うと勝手に滑る(Freeze Tome/Scrollはスペルではないので滑らない。)(特にCRで使う。)
水上のtravel runeに戻ってきてからFreezeを使ったり、氷上のtravel runeに戻ってきてから他のスペルを使ったりすると斜め(右下)に滑る(ルーンショップの座標はマップ左上なので)→動画
水上でミスビートしてからFreeze Spellを使うとその場で滑るアニメーションだけが流れる →動画
MinotaurのPrevpos Lureがアイテムや武器投げだと可能なのにスペルだと不可能
スペルを使ったターンにもCloneが動く
などの怪奇現象が発生する。
Z1のキングコンガの台座近くに湧く赤バットの愛称。たまにコイツのせいで色々台無しになる。
無敵フレームのこと。食べ物を食べる・ヒールスペルを使う・ダメージを受ける・ガラスアーマーが壊れる・ブラストヘルムを使う・トランスフォームする・courage ring/shovelの効果などで発生する。実はAriaやCodaではビートミスに対しても無敵になる。
ネクロダンサー戦やCo-opではiframeが発動しないバグ(?)が存在するので注意。
Bolt, Aria, Codaに搭載されている、フロア中の敵の総数が減る効果のこと。peace ringと異なりclosetの敵は減らない。
Maryはinherent peace自体は搭載されていないが、初期装備のnazar charm効果に加えてghost, blademaster, harpyが消えているので敵が少ない。
Doveはinherent peaceの代わりにpeace ringを持っている。
デッドリンガー左スポーンのクイックキル法の1つ。若干安定しないが、普通にやると失敗する状況でもボムでベルを壊すなどの対策はある。
ネクロダンサーのコミュニティでJapaneseといったら「日本人」や「日本語」よりはこっちを指すことが多い。文脈次第。
マップの形のこと。Z2で正しい方向に掘っても階段部屋まで繋がっていなかったり、Z1やZ5で階段部屋が遠かったりするとbad layout(クソマップ)ということになる。
たまに出てくる大型になったモンスターのこと。攻撃力と体力が倍になっている。掘る力も上がるらしくlord armadilloをショップ壁にぶつけて掘ったりできる。slime系統を除いて毎ビート行動するモンスターはlordにならず、例えばlord green batは存在しない。lord purple slimeはたまに出てくる。
CadenceやMelodyのネクロダンサー戦で、4+1マス離れた位置に陣取ってネクロダンサーをちょうどluteで攻撃可能な位置まで引き寄せるテクニックのこと。
ring of courage + frail のコンボの愛称。
movedig:動きながら掘れるcourage shovel, miner's capの総称。
move-attack:動きながら攻撃できるaxe, rapier, catの総称。
Z2の爆発キノコの愛称。
grenade charmとbomb charmを両方持っている状態のボムの呼称。クソ強い。
最も有名なキングコンガのクイックキル法。Z3までなら瞬殺できる。flawless扱いにはならないので注意。
元々はこれを考案した日本人プレイヤーの名前。
台座右にボム置き→右に逃げる→ビートミス→右に逃げる が基本動作だが、装備やシチュエーションに応じて大量の亜種が存在する。
詳しくはKing Conga Strategy集を参照。
何故かボムを利用しないアースキルまでurfzumaと呼ばれている。
高ダメージのダガー+courage ringのコンボの愛称。
ゲーム中にポーズを乱用して思考時間を稼ぐ禁断のテクニックの一つ。
SRC系のspeedrunと異なってIn-gameの順位表やリプレイを使っている関係上、使用しているかどうか判別困難なのが話をややこしくしている。自分が使っていない事を証明する手っ取り早い方法は動画に撮ること。現状世界Top10くらいの順位表常連プレイヤーは全員pause buffer不可の大会や配信で実績を挙げていたりランを動画で記録していたりして、スキルレベルに対する信頼があるので今の所そこまで大きな問題にはなっていない。当然「判別不可能なものは許容すべき」との議論もあり、コミュニティ内でも意見が完全に一致している訳ではない。倍速キャラのBlood/Glass Shopkeeper殺害は純粋な反射神経ゲーなのもあってここだけPause Bufferが半ば許容されていたり、そもそもラン中に電話や来訪が来てポーズを行うこともあったりで、境界線が曖昧でもある。
まだコミュニティ内でpause bufferが禁断のテクニックとして認知される以前にpause bufferを利用して取得されたTop10内の記録は僅かながら存在し、自己申告ではあるがpause buffer記録を抜いたTop10の様相もコミュニティ内である程度認知されている。(かつ、その記録を持っているプレイヤーもpause buffer抜き(配信や動画)でWRやWR級のランをいくつも出している最上位プレイヤーで、pause bufferだけで記録を出したとは到底言い難い事も大きな問題にならなかった一因。)
Top10~20くらいの記録が出るようになったら/出るなら、配信するなりランを動画に撮っておく(Youtubeなどに上げておく)なりするのを推奨。僕はそうしています。(ゲーム内でリプレイが壊れる対策にもなるし、ゲーム内リプレイと違って巻き戻せたりする利点もある。)
プレイヤーの直前の位置のこと。大抵の敵はプレイヤーの現在位置ではなくprevposを追いかけたり撃ったりする。
キーコンボによる動作(ダガー投げ、アイテム、スペル等)はprevposを更新しない。ダガー投げによって急に敵の進行方向が変わったりするバグじみた挙動はこれが原因。ミスビートした場合は普通にprevposが更新されるので実際バグなのかもしれない。
モンスターの行動の優先度(を決めるパラメータ)のこと。概ねミニボス・lordか否か>攻撃力>体力>コインの順で参照されると思っていい。
詳細はhttps://sillypears.github.io/nd_priorities/を参照。
例:
・ゴーストの攻撃力は1でモンキーの攻撃力は0なのでゴーストが先に行動する。
・ゴーストとブルースライムの攻撃力はともに1。ゴーストの体力は1、ブルースライムの体力は2なのでブルースライムが先に行動する。
他の優先度に関することもpriorityと呼ばれたりする。
例えば斜め移動の敵が本来移動すべき斜めの移動先が塞がっている場合の代替移動先の優先順位はdiagonal priorityと呼ばれる(left -> up -> down -> right)。
rapierの所持中に、プレイヤーと離れた所でpixieが死んでもプレイヤーが爆発ダメージを受けるバグのこと。
ring of shadowsを所持した状態でconjurerからタダで好きな部位のアイテムを好きなだけ貰うこと。とはいってもタイルが埋まっていったり曲が終わったりで望む装備をフルで揃えるのは結構難しい。場合によってはボムで要らない装備を掃除したりする。lunging bootsを入手する最も現実的な手段の1つ。
conjurerはフロアのアイテムレアリティを参照するので、1-2やx-1で成立してもそこまで美味しくなかったりする。
Bardでは、「武器を置きたい場所に武器投げ→武器をshadow conjure→投げた武器と交換」を利用してフロア中の至る所に武器を散乱させ、transmute scrollで一気に変換してアイテムプールを枯らして必要なアイテムを全て入手するテクニックがある。
ring of shadows + transmogrifierの場合はshadow transmogとか呼ばれたりする。
(主にスコアランで)ショップ壁を掘ること、またその手段。blood shovel、blood drum + strength shovelなど。blood drum + miner's capや、blood drum単体でも掘れはするが…
クイックリスタート/ゲーム終了以外に脱出方法がない状態になること。曲終了や死亡で脱出できる場合はダメ。性質上Bardかボス部屋でしか怒らない。
例:
・Bardでボムや店主攻撃手段がない状態でテレクラウンを発動させてlocked shop内にワープする
・Bardでtar monsterに捕まった状態でルーンショップに入り、トラベルルーンの上でtar monsterを倒して泥で上書きする
・DM1でスポーンキャップ限界まで緑スケルトンを召喚させて1ダメだけ与えた状態で生かしておき、武器を投げて最後のボムで武器を爆破する
実はsoftlockにならない例:
・Bardで4方向がバウンストラップに囲まれたアイテムを取る(実はBard限定で、ものすごく早く方向キーを連打すると抜け出せる)
かつてMemeDOR 5でこの状態をいかに早く作り出すかのレースが行われたことがあった。
super secret shopkeeperの略。たまにルーンショップの上側にいて1つだけ割安でアイテムを売っているダンジョンマスター。
ガラス、ブラッド、フード各ショップに10%(らしい)の確率で出現する。1回のランで複数回出現することもある。
実はpulse scrollやmana pulse/bombで倒したりアースで挟んだりして倒すことができ、300(greed込みで600)コイン落とすのでスコアランで見かけて倒せるなら倒すとおいしい。
階段に降りるターンは無敵でダメージを受けない。ブラッドマジックによるダメージも受けないので、Heal Spellが溜まっていなくてもこのタイミングで使って回復できる。通常キャラなら階段ごとに1回だけだが、倍速キャラなら2回、Bardなら連打力に応じて何回も可能。
参照:
入力のタイミングがビート前半か後半かによって結果が変わる現象や、その入力の総称。倍速キャラだと特に意識しなくても特定の結果になるものも多い。
理由の例:
ビート中央(ビートバー)より前に入力した場合はビート中央で敵やトラップの処理が、ビート中央より後に入力した場合には入力と同じframeに敵やトラップの処理が行われる
アニメーションの効果/処理時間がビートと一致していない
subbeatに関するstrategyや現象の例:
・Bouncetrap Duping (通常キャラ)
・Aria/Coda Trapdoor (Aria/Codaでトラップドアによる死亡/ポーション消費を無視)
・iframe Spike (スパイクトラップのダメージを無視)
・特にCodaやBoltで、2ダメージまたは3ダメージの状態で、「レプラコーンを攻撃→レプラコーンがノックバックした方向に移動してレプラコーンの攻撃を受ける→レプラコーンの消失アニメーションが終わる前に元々レプラコーンがいたタイルを攻撃してラッキーチャームを獲得」みたいなことができる(ここの動画)
・CodaやBoltでは、スパイクトラップで死んだ筈のモンスターから攻撃を受けて死ぬことがたまにある(死亡アニメーション終了前に行動してしまっている)
plate armorのこと。CoNDORのSeason 2でSquegaさんがplate armorを引きまくったことからこう呼ばれるようになったらしい。
ドラゴンなどの背の高いモンスターの背後に小さいモンスターが隠れて見えづらい/見えない現象を指す言葉。デスメタルが自身の背後にスケルトンを召喚したりすると文字通り見えないので本当に困る。
意図的にモンスターからダメージを受ける行動をすること。スピードランでよくやる。
テレポート先にentityがいたとき、そのentityに無限phasing damageを与える現象。
例:
・Travel Runeのワープ先に店主や敵がいると倒せる(参照:Telefragを利用したショップキル)
・Metrognomeを攻撃したとき、階段に他の敵がいればMetrognomeが階段にテレポートした瞬間にその敵が死ぬ
telemonkeyやteleport trapではtelefragは起こらず、テレポート先がランダムに再決定される。
Z4の紫色のモンキー(magic monkey)の愛称。スピードランではtelemonkeyを利用するために意図的にmonkey's pawを取らなかったりする。
ダガー(または槍)を投げて、本体をボムで倒すボスクイックキルの総称。ディープブルース、コーラルリフのものが有名。場合によってはフォルティシモールでも可能。
shrine of warが最後まで出なかったスコアランに付ける形容詞。Z1で引いた時と比べて3000~4000コインくらい損してるらしい。
アースのこと。
わざとミスビートして本体を台座から下ろし、アーススペル/アーストームで台座と挟んで圧死させる。
普通に立ちつくしてミスビートしてもいいが、テンポアップトラップ上でダブルタップでミスビートする方が1ビート分効率が良い。
なぜかozumaさんの名前がこっちにも冠されている。
ポーション部屋のように見えるものの、中に大量のモンスターとレアアイテムが詰まってるアレ。中身が銃とかだと悲しくなる。
どうもアイテムプールを無視するらしく、既にFireballを持っていても一面のVaultから2つ目のFireballが出たりする。
中身は各キャラ6種類。具体的な内容はここで確認できる。
このゲームのアイテムプールは基本的にx-1かx-2かx-3かによって異なり、その文脈でこの書き方がよくされている。Z1だけは例外的にアイテムプールのレベルが1つ下がり、1-2はx-1と、1-3はx-2と共通のアイテムプールのレベルを持っているため、例えばx-2 transmogと書く場合は1-3 transmogを含んでいる場合が多い。詳しいことはhttps://crypt-of-the-necrodancer.fandom.com/wiki/Item_Level を参照。
electric daggerのこと。
呪われたコンテナと空のハートコンテナのみで10個埋まっている状態でpeaceを起動すると0HPの状態で生き続けるバグのこと。
この状態でleprechaunに攻撃されると死ぬので(leprechaunの攻撃は0ダメージ扱いで、ダメージを受けるたびに「HP<=0なら死亡」みたいな判定がされてるっぽい)、死因をleprechaunにでき、よくdeathlessで故意に死んだ事を強調するために利用される。
ネクロダンサー界隈では、主に実際にはまったく安定しないstrategyに対してよく用いられる。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDeU_mCoStZmaV9e1CYKJrw6DTDxbaUsh