フィールドカメラ画像取得システム
フィールドカメラ画像取得システムについての覚書をメモしておきます(2023年12月時点)
本システムはラズパイ上に構築する
<システム構成>
フィールドカメラ(ATOMCAM、Eufyなど)-RTSP-> ラズパイ -> GoogleDrive -> WordPress
|---------------------------------同一LAN内-----------------------------|
STEP1:フィールドカメラの設定
フィールドカメラの設定を変更してRTSPを利用できる状態にし、そのアドレスを記録しておく
※ATOM Cam2/ EufyはデフォルトでRTSPを利用できるが、ATOM Cam Swingの場合には以下を参考にする
STEP2:Google Driveの設定
GoogleAPIを設定し、サービスアカウントを作成する
作成したメールアドレスを記録し、暗号鍵を保管する
GoogleDriveで使用するフォルダーを共有設定し、上で作成したメールアドレスを共有先として設定する
暗号鍵はSPET4のPythonプログラムと同一のフォルダにコピーする
STEP3:ラズパイ上の環境構築
1) pip で OpenCVのインストール (ver.4.6.0.66 -- 動作確認済み)
$ pip install opencv-python==4.6.0.66
注)Rasbian ver.12
注)Pythonのヴァージョンを確認してヴァージョンが3.11.2の場合には以下のコードでインストールする
$ python3 --version
$ pip install opencv-python --verbose
2) libatlas-base-devをインストールする
$ sudo apt install libatlas-base-dev
3) pip で Numpy のインストール
$ pip install -U numpy
4) pip で google-api-python-client のインストール
$ pip install -- upgrade google-api-python-client
import numpy でエラーが出た場合の対処方法
$ sudo apt-get install libopenblas-base
STEP4:ラズパイ上でのプログラム実施
camera_rtsp.py --- 静止画をフィールドカメラから取得し、GoogleDriveに送る
camera_video.py ----動画をフィールドカメラから取得し、GoogleDriveに送る
credentials.json --- GoogleDriveのための暗号鍵
※フィールドカメラのRTSPアドレスを取得しておいて、プログラムを書き換える
※コピー先のGoogleDriveの画像ファイルのファイルIDをあらかじめ取得しておいてプログラムを書き換える
※ cronを使って、定期的に上記のプログラムを動作させる
$ crontab -e
でCron設定ファイルを編集し、以下のようなコマンドを追加する
0, 15, 30, 45 * * * * python /home/pi/Desktop/1214/ camera_rtsp.py
^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
実行する時刻 ここはプログラムをフルパスで書く
STEP5:WordPressのファイルを定期更新する
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フィールドカメラ画像取得システムその2(2024年4月時点)
GoogleDriveを使わないバージョン
Worldpressを立ち上げて投稿を作成する
バックアップからHTMLをコピーする
最初だけ特別なPythonプログラムを実行する
それ以外は通常のPythonプログラムを使う(取得静止画を直接Wordpressのメディアセンターに送る)
その他
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