2月末、高野山奥の院の霊気に満ちた空間を訪れました。
私はその時の神秘的な体験に少し触れたいと思います。
奥の院の地に足を踏み入れた瞬間、時空を超えたパワーがビシビシと伝わってきました。
空海の入定されたご霊廟、その手前にある灯籠堂。
そこは信者さんの法要や祈祷を行うために護摩壇があり中央の壁がくりぬかれ、その先にある空海が生きたまま入定したとされるご霊廟を拝することが出来、その両サイドに空海の肖像画が四枚掛けられておりました。
空海のパワーを感じようと無心の状態でいると、肖像画の一枚がまるで動いたかのように見えました。
最初はただの錯覚だと思いましたが、再びその絵を見つめると、今度は空海の目が動いているように見え、私の視線と交わりました。
その瞬間、空海が実際にここに存在し、私たちを見守っているという確信が湧き上がりましたね。
ご霊廟は、心癒されるというか親が子供を慈しむあたたかさにつつまれる、そのような空海のお人柄を体感しました。
そして灯籠堂には、注意しないと見逃してしまう地下に続く階段があります。
そこを降りていくとご法場があり、空海に最も近づける場所になります。
そこは瞑想などにより精神を鍛錬していたであろう強いパワーに満ちていると感じました。
高野山で奥の院以外で気になったのが、霊宝館という曼荼羅や仏像などの文化財を展示する資料館です
当初は入館料も千円以上ということもあり、霊宝館はスルーするつもりでいました。
ただここに入館するべきとの潜在意識の意志を強く感じ、引き寄せられるように霊宝館へ
そこに展示されている左を向いた空海座像に、奥の院とは違った不思議な感覚を覚えました。(この空海座像に不思議ないわれあり)
霊宝館に足を運ぶことに不思議と心がとても喜んでいるのがわかるし、その空海像から放たれるパワーを感じ、空海に呼ばれたのだなという感覚を新たに受けました。
高野山での神秘的な体験。それは、過去と現在、そして未来が交錯する場所での、時空を超えた出会いであったのです。
56億7千万年後に弥勒菩薩にお供し、末世を救うために復活すると弟子に言い残して入定した空海という偉大な僧侶のパワーは、今もなお多くの人々に影響を与え続けています。
そしてセラピストとして高野山で受けた空海のパワーを、今後のクライアントさまとのセッションにも生かして行ければと考えています。
私たちは日常生活の中で忙しく過ごしているため、こうした精神性をともなう体験を忘れがちです。
しかし、高野山のような場所は、私たちに内面を見つめ直す機会を与えてくれます。
そこでは、誰もが自分自身と向き合い、心の奥深くに眠る何かと対話することができるのです。
この旅は、私にとって単なる休息の時間ではなく、自己探求と精神的な成長の場でもありました。
高野山で感じた空海の存在、そしてそこから受け取ったメッセージは、これからの人生において大きな指針となるでしょう。
私はこの体験を大切に心に留め、夢を具現化するため、日々の生活に活かしていきたいと思います。
そして、このサイトを読んでくださった皆さんにも、高野山での私の体験が何らかの形で共感やインスピレーションを与えることを願っています。
もし機会があれば、ぜひ一度高野山を訪れてみてください。
そこには、きっとあなた自身にとっても意味のある何かが待っているはずです。
そして、空海の神秘的なパワーに触れ、新たな発見をすることができるでしょう。