心理学的知見でいうと、親の子供に対するプレッシャーが強すぎた場合、子供のエネルギーが強いと非行に走り、逆に子供のエネルギーが弱いと引きこもりになると言われています。
このケースが多くの場合に当てはまると感じます。
親は子供がかわいいですし良くなってもらいたいと強く思います。
そのため親御さんの価値観で子供を教育したいと思ってしまうことが多いと思います。そのためついついつらく当たってしまい、それが子供のためになると考えてしまうことがあるかもしれません。
子供は、親の期待に応えたいと思い出来る限り、力を尽くします。ただ親の要求が高すぎたり、「そんな成績では将来よくなれない」など否定され続けたりすると、自分自身を否定するようになるか、自分を守るため親に反発します。
子供を自分の思い通りにしたい。これって親のエゴになるのかもしれません。
親側も小さいころの記憶をたどって行くと、ご自身も同じように教育をされてきたことによる葛藤を抱えていることも多いのです。
太平洋戦争時、連合艦隊司令長官だった山本五十六は人を育てるコツとして次のような格言を残しています。
『やって見せ、言って聞かせてさせて見せ、ほめてやらねば人は動かじ』
昔の頃のように親の威厳が高かったころは、親の言うことを聞いていたかもしれません
しかしSNSなどの通信手段の発達している現代社会は、子供のほうが様々な情報に触れており、大人たちの不祥事を毎日のように見聞きしています。
そのような環境で育ち、親のことを半分見下していることもあるかもしれません。
そのため親の言葉を素直に受け入れられなくなってることが考えられます。ではどうすればよいかというと、人はだれしも承認欲求というものを持っています。
ほめられたいのです。
ただ、やみくもにほめられたり、上から目線でほめられてもこれっぽっちもうれしくないのです。
子供のことをよく見て、ほめるべきところをほめると、子供も自分のことをみてくれているんだなと共感が生まれます。
すると、親の話に耳を傾けたくなるのです。
子供が出来ないことは、出来なくても良いと認めてあげる。そして将来どうなりたいか目的を見つけて、ワクワク出来る将来の自分の姿を見せてあげる。
すると、なりたい自分に向かって自然と行動し始めるのです。もし行動しようとしたときに、勉強が嫌いなど行動出来ない心のトラウマやメンタルブロックが出てきたら、ラインに登録していただければ、メンタルブロック、トラウマを消させてもらいますので、お子様は行動できるようになるのです。
まだ、小学生以下で自我が十分に発達していないお子様の時は、一番影響のある親御さんのメンタルブロック、トラウマを消すことが重要です。
お子様のメンタルブロックの原因は、一番影響のある父親か母親のどちらかのメンタルブロックが影響している可能性が大きいので、そのメンタルブロックをこちらで確認させていただき消すことで、行動できるようになります。
潜在意識の権威であるジョセフマーフィーは、人の潜在意識は無限の可能性を秘め無限の困難を乗り越える英知を持つと述べています。そして人は必ず一つ人にはまねできない素晴らしい才能があるのです。
自分自身の持つ才能に気付かせてあげることが必要なのです。
学校の成績がすべてではないのです。
一昔前は大企業に勤めることで、一生安泰な生活基盤が得られると考えられていましたが、現在は大企業でのリストラや倒産。
大企業だから強く成果を求められノルマが課せられ、人間関係などで、心を病んでしまう方を何人も見て来ていますし、連日メディアでの取り上げられています。
サラリーマンという一つの型にはめるより、子供のもつ才能を伸ばし、やりたいことで収入を得るという選択肢を追い求めても良いのではないでしょうか。
繰り返しますが、子供の才能を伸ばす上で必要なのが、子供のメンタルブロックやトラウマを消すことです。
そして、子供の心の成長に大きな影響を与える、両親のメンタルブロックやトラウマを消すことで、子供は自分のやりたい夢を描けるようになり、目的に向かって自然と進んで行けるようになってくるのです。