クライアントさんとセッションを行い、今世でのメンタルブロック、トラウマを消していくときに、小学校4年生以前の記憶がないとか、幼稚園以前の記憶がないなどの、幼少期の記憶がない方がまれにいらっしゃいます。
ご本人様に記憶が抜け落ちていることについてヒアリングしていくと、幼少期だから記憶がないことが当たり前だと認識しているのです。
そこでセッションを行い潜在意識の奥深くを見ていくと、記憶はあるのですが、どうやら記憶に蓋をしているようなのです。
人の心は、心が解決出来ないような悲しい出来事などに出会うと、自身の心を守るために、悲しみなどの記憶に蓋をしてしまうことがあるのです。
悲しみなどの感情は潜在意識の残っているため、トラウマやメンタルブロックとして日々の生活に悲しい出来事などの事象を引き寄せてしまうのです。
子供は一人ひとりが何かしらの素晴らしい才能を持っていて、勉強だけが全てではないのですが、勉強が出来ないと先生から見下され、責められる傾向があるように見受けられます。
また集団行動に重きを置き、目立とうとすると先生が目くじら立てて叱っている光景を何度も見ています。
欧米と違って、日本の風土は個性より集団行動出来る、権力者が制御しやすい労働者を作るため教育であったような気がします。
先生から頭ごなしに理不尽に怒られても理由は説明してくれない。集団行動するのが当たり前だからと言って、強制的に押さえつけられてしまうのです。
大人に悪気はなくても、つらいと感じて心の窓を閉じてしまった子供が多かったのではないでしょうか。
かくいう超能力霊能心理セラピストTAMAも中学生の頃、理科のテストのAとB答案用紙の提出先を逆に入れるミスを犯しただけで先生から返却される時、大声で罵倒され床に答案用紙を投げ捨てられ、それを拾いに行くときのみじめさがトラウマになっていました。
そのトラウマが事象を引き寄せ、会社でも大勢の社員の前で、上司から罵倒されることが良くありました。
今はそのトラウマを消したため、人前で罵倒されるような事象を引き寄せることが無くなりました。
不登校の場合の改善法として、中学生以上と小学生以下の時で対応方法が異なってきます。
自我が十分に発達していない小学生の場合は小学生本人ではなく、ご両親のメンタルブロック、トラウマを消していきます。
子供のトラウマやメンタルブロックは、親のものを受け継いでることが多いため、ご両親のメンタルブロック、トラウマを消すことによって、子供の葛藤が無くなり不登校問題が解消することが多いです。
自我が発達している中学生以上(自我が発達していれば小学生でもよい)であれば、直接セッションを行い、メンタルブロック、トラウマを消して行くことになります。
子供に勉強に向き合えないというメンタルブロックがあれば、そのブロックを消すことによって、逆に勉強と向き合えるようになり、成績が急激にアップすることもあります。
メンタルブロック、トラウマを消すことにより人生と向き合い、前向きに生きていくことが出来るようになるのです。