2022年3月に、埼玉県本庄市の自宅床下に5歳男児の遺体を埋めたとして母親ら男女3人が逮捕された事件で、男児を投げ飛ばすなどの暴行を加えて死なせたとして、傷害致死の疑いで、本庄市本庄3丁目、派遣社員の母親(30)と、同居する無職の男(34)、無職の女(54)の3人を再逮捕されています。
埼玉県本庄市の自宅床下に5歳長男の遺体を埋めたとして母親ら男女3人が逮捕された事件。発覚後、亡くなった長男を知る関係者らから聞かれたのは「心理的虐待に遭っていたのでは」という疑問の声が上がっていました。
通っていた保育園によると、長男は目立った外傷やあざもなく、病気を患うこともなかった。しかし、同園は長男と意思疎通ができない時があることや、描いた絵が5歳児にしては稚拙だったことなどから、精神的な問題を抱えている可能性があることを疑い、市などに相談。長男らが訪れた飲食店店主も店内で長時間叱責(しっせき)されていたことを市に相談していたといいます。
埼玉県こども安全課は、2020年度の県内児童相談所における児童虐待相談対応状況を公表しています。
相談件数は1万6902件で内容別では、心理的虐待が62.7%と、身体的虐待の22.6%を大きく上回っており、言葉の暴力による心理的虐待がエスカレートして身体的虐待につながっているようにも見受けられます。
愛すべきわが子を、自らの手で死に追いやってしまう、この手の話をきくのはとてもつらいものがあります。
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埼玉学園大学子ども発達学科の尾形和男教授は、心理的虐待について「身体的虐待とは対照的に外見の異常が分かりづらいため、察知することが難しい」と話す。
尾形教授によると、心理的虐待は子どもに言葉で脅しかけたり、面前で夫婦げんかの様子を見せたりすることが例として挙げられる。虐待を受け「親から愛されていない」と感じた子どもは表情が乏しくなったり、成長ホルモンの不足による身長の伸びの低下など目に見える影響が出ることもあるが、心理的虐待は分かりやすいサインがないため潜在化してしまうという。
心理的虐待は、正常な発達状況にある子どもよりも知能や理解力の不足が見られるほか、社会的行動や対人関係に支障が出て、内向的な性格になる可能性があり、「決定的に悪影響を及ぼすのは間違いない」と指摘する。
家庭内の状況をチェックするほうが早いが、プライバシーの問題もあり「現実的に出来ることとして、子供が通っている児童福祉施設と行政や児童相談所がより連携に、わずかなSOSをキャッチできる体制を強化することが求められている」と緒形教授は話す。
以上引用
街中でさえ子供をものすごい剣幕でまくし立てている親御さんを時々拝見しますがその時、子供目線で見たら相当つらいだろうなと思うことがあります。
このような子供へのしつけという虐待は潜在意識にマイナスの感情を刻み、トラウマやメンタルブロックとなり、のちの人生に大きな影響を及ぼしていくことになるのです。
親は親の思い通りの子供にしようとしつけようとしている場合もあるのですが、それは結局親のエゴになり、この親のエゴもメンタルブロックの一つになります。
子どもにもそれぞれ個性があり才能があるのですが、親のエゴが子供の個性や才能を潰してしまうことも多いのです。
親のしつけと称する虐待を受けた方を何人もヒアリングさせてもらう機会がありますが、なぜ逃げなかったのかと質問すると、「逃げても他で生活するすべが無いため逃げることが出来なかった」と助けてもらえる場所があることを知らなかったり、「親のことが好きだから嫌われたくなくて逃げることが出来なかった」と答えてくれた方もいらっしゃいました。
普通の親であれば子供のためなら命を懸けることもいとわないと感じる方が多いと思います。かく言う超能力霊能心理セラピストTAMAも子供のために命を懸けることの出来る親の一人です。
ではなぜ、かわいいわが子に暴力をふるったり、暴言を浴びせてしまったりするのでしょうか?
昭和36年に「スーダラ節」という歌が大ヒットを飛ばしましたが、この歌が子供に対する虐待に心理を見事に表現しているのです。
以下引用
チョイト一杯の つもりで飲んで
いつの間にやら ハシゴ酒
気がつきゃ ホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体(からだ)に いいわきゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ
以上引用
悪いのはわかっているけどやめられないのです。なぜやめられないのかというと、これが因縁というものです。
因縁とは親の因果が子に報うということで具体的に言うと、親のマイナスの感情が子供の潜在意識に影響することによって、その感情がマイナスの事象を引き寄せたり、その感情の影響を受けてその感情の通りに行動してしまうことをいいます。
虐待をしている親の人生をさかのぼっていくと、親もその親から虐待を受けて、それがメンタルブロックやトラウマになり、それが思考を介さない感情的な行動へと駆り立ててしまうのです。
だから一見加害者である親も、被害者的側面を持っていることになります。
自分の意思で選択しているように見えて実は、因縁に人生を左右されてしまっていることが多いのかもしれません。
虐待を防ぐにはどうすればよいのか、親が虐待をしてしまうのは親が虐待に関するトラウマやメンタルブロックに起因するところが大きいのです。
このメンタルブロックやトラウマを消すことで、子供に対するイライラが無くなり、子供に当たり散らすことが無くなります。
そして、子供のトラウマやメンタルブロックを見ていくと、親のトラウマやメンタルブロックの影響を潜在意識に引き継いでいることがあります。
さらに深く見ていくと、子供の前世にも虐待に相当する出来事に遭遇して、トラウマやメンタルブロックが生じて、虐待を行ってしまう親の元に生まれてしまっていることもあります。
何世代にもわたって虐待が受け継がれてしまうというこれが負の連鎖になります、負の連鎖は何も虐待ばかりとは限りません。
事件や事故、戦争に至るまでメンタルブロックやトラウマからくる負の連鎖により生じているのです。
これらのメンタルブロックやトラウマを潜在意識から消し、霊的な影響の原因を紐解き、マイナスのエネルギーの塊である霊を成仏させる力を超能力霊能心理セラピストTAMAは持っています。
虐待のような問題を抱えている場合は、治るかどうかを瞬時に判断できますのでLINE登録をしていただきご相談くださいね。