最近気になるのが、自殺未遂された方や、自殺願望を持つ複数のお子様を持つ親御さんの悩みについてです。
かなり重い悩みを抱えた方からの相談が、増えて来ています。
絶望感や悲しみ苦しみを感じてその負の感情から逃れるために、衝動的に自らの命を絶ってしまう方がいらっしゃるのです。
死によってすべて無になり、苦しみから逃れられると考えているのかもしれません。
実際はそうではなくて、死の間際の苦しみや悲しみなどの負の感情が、その人の来世に持ち越されます。
なので、現世で今の絶望感や悲しみを解決する必要があるのです。
具体的にどういうことかを説明します。
前世の行いが現生に影響するという考え方をカルマといいます。
さらに両親やさらにその上のご先祖さまの行いが子孫に報うという考え方が因縁といいます。
カルマや因縁の根本原因は何かというと、人の持つ念や負の感情のもつエネルギーによる引き寄せのことを言います。
この感情は一つのエネルギーであり、そのエネルギーは潜在意識に刻まれると磁石のような働きをします
このエネルギーは、時間が経過しても消えません。
事故物件や過去にいくさがあった古戦場などは、その空間にエネルギーが残り、そこに住む人の潜在意識に刻まれ、悲しい事象を引き寄せたりします。
メンタルブロックと呼ばれるものは、負の感情になります。
こうないたいという観念があっても、負の感情があると、無意識のうちに悲しい感情が、悲しい事象を引き寄せてしまいます。
具体例を挙げてみます。
現在、自殺未遂された方とのセッションを行っています。
現在5回ほどセッションを重ねました。
その方のお悩みは
1、舅や姑からのいじめと夫の自己破産で離婚しトラウマからの解放。
2、妹とお子様との関係についての悩み。
3、妻子ある方との関係。
についての問題を解消するためは、上記問題に関連する、多くの負の感情を、一つづつ外して行きます。
負の感情を外すと、その奥からより深いところにある、負の感情が出てくることが多々あります。
なので負の感情を外すことで、情緒不安定になることがあるので注意が必要です。
クライアントさまの感情の深堀をしていくと、26歳の時に交通事故に遭われ大けがをされ、1カ月以上入院されたとのことです。
そして、退院まじかになり、嫁いびりされる恐怖で涙に明け暮れたとのことでした。
さらに深掘っていくと、姑に鬼の形相で刃物を突き付けられて、殺される恐怖が出てきました。
その感情を深掘っていくと、クライアントさまの母親から来るものでした。
やはり、クライアントさまのお母様のこともヒアリングしていくと、もクライアントさまと同じような人生を歩んできたことが見えてきました。
なので、お母様と同じ運命を歩むような人と縁が出来てしまい結婚して不幸になってしまうことがよくあります。
母親の負の感情が子供に影響して、子供が母親と同じような人生を引き寄せてしまうのです。
姑の鬼の形相が気になったので姑を霊視をすると、姑の父方祖父の家系からくる浮かばれない霊が怨念を発して姑に憑依していました。
クライアントさまの母方の家系に関わる霊障の仏が出て来たので成仏させて、死の恐怖という母親からくる負の感情を外したところ、表情が一変しました。
今までにない明るい表情になり、心が軽くなり視界が明るくなったと言って喜ばれました。
潜在意識にたまっている負の感情は、過去世や両親塾からくるもの、そしてより深いところから影響しているものがあり、すべて外す必要があります。
このクライアントさまのうつ病は負の感情を外して行くと良くなると出るので、今後社会復帰されて行くと思いますが、今後も状況を見守っていきたいと思っています。
そしてもう一つ面白いことがあります。
メンタルブロックの元である負の感情を消したあと、心が軽くなります。
その死ぬほど苦しかった感情が、全く思い出せなくなるのです。
時間が経つと、自分がそのような辛い状態だったことも、思い出せなくなるのです。
そして、霊障は成仏させて、悪影響を防ぐことも重要になります。
あとは、こうなりたいという目標を設定することが、とても重要になってくるのです。
目標を持つことで、なりたい自分を引き寄せることが出来て人生が大きく変わっていきます。
人は「輪廻転生」しているということが理解できると、死によって苦しみは解決出来ないこと
さらに、負の感情を外すことの重要性を感じることが出来るようになると思います。
ただ、このことをご存じなくて苦しまれている方がとても多いのが実情なので、ご自身が人間関係で悩まれている場合は、先祖のなくなり方や同じような人生を歩んでいないか振り返る必要がありそうです。