カルマとはサンスクリット語で行いと訳されています。また仏典などで日本語としての解釈は業(ごう)という意味合いで使われます。
よく言われるのが自業自得ということわざがあります。このことわざは自分がなした行いは自分に帰ってくるという意味でカルマのことを表現しています。
カルマとは、良いことすれば良い報いが後々自分に生じ、悪いことをすれば悪い報いが生じることを言います。
では良いこと悪いことの定義は何か
これを考えるととても難しい、人を殺めることは悪だと言われていますが、殺人鬼に殺されそうになったから反対に殺めてしまったというのは悪なのかというと一概にそうとも言えない。
なので善い行いというのは、人を救いたいとか人を幸せにしたいという感情を伴った行いのことと考えていいと思います。
相手の幸せを祈り行動するという観念と感情を持つと、その観念感情が潜在意識にきざまれ、観念感情はエネルギーなので自分が幸せになる事象を引き寄せようとする働きをします
反対に人をおとしめたいとの観念感情を持つと、観念感情のエネルギーが自分をおとしめる事象を引き寄せる働きをします。
そしてこのカルマは、現世よりも前の、前世やさらに前の過去世からの観念感情を引き継いで今の自分に影響を与えている場合も多いのです。
超能力霊能心理セラピストTAMAとして人のカルマを見ると、マイナスの観念感情は同じマイナスの事象を引き寄せてしまっていることが手に取るようにわかるのです。
ちなみに良いカルマのことを徳と言います。
因縁とは仏教用語の一つで、縁によってさまざまのものが生じたり滅したりする道理ことを指しています。
たとえでいうと因とは種子のようなもので、因である種子に縁である水を与えると芽が出ます。また火という縁を与えると燃えて二酸化炭素の灰になります。
人の苦しみにも原因があるのです。例えばがんの因縁のもとである観念感情があると、がんになる食べ物が好きで良く食べてしまうとか、がんになりやすい生活環境を引き寄せてしまい、気を付けていてもがんになってしまうことが多いのです。
先祖の因縁とは不思議なもので、先祖の観念感情が子孫である私たちに引き継がれてしまうことも多いのです。
子どもに対して虐待してしまう親のさらにその親が、虐待されていたところからくるマイナスのエネルギーが原因になっていることもあり、そのエネルギーとそれが引き寄せる事象のことを因縁と言っているのです。
ただ、そのような家系に生まれてしまうのは、その人自身が作ったカルマが原因であり、すべての原因は自分自身にあるということに気付いて、そのカルマと因縁を解消することが大切なのです。
そしてすでに亡くなっている先祖の観念感情は消さない限り残り続けるので、これを消さないと問題が解決しない場合が多いのです。
カルマは過去世で生じた観念感情のことを言い、因縁とは自身の両親や祖父母などの先祖が持っていた観念感情とそれが原因で引き寄せた問題の一連の流れのことを言います。
カルマであろうと因縁であろうと、過去世からくるか、先祖からくるかの違いだけで、マイナスの感情が潜在意識に刻まれ具現化されたため、今の悩みなり問題が生じているのです。
以前、真言密教系の寺院で善行を積み修行して霊を成仏させる力はついたのですが、カルマと因縁を切ることは出来ませんでした。
最近潜在意識について深く学び、自身のカルマと因縁を瞬時に切ることが出来るようになったので、この技術を使い、自分と同じように多くの人に心の軽さを体感して頂きたいと考えて超能力霊能心理セラピストとして活動しています。