ショックを受けるような出来事 例えば、経営者さんだと従業員に売上金を盗まれたことが発覚する。
あるいは自分の悪口を言われているところをたまたま通りがかりに聞いてしまった。 あるいは直接否定されるなど。
ショッキングな現象に直面した時、相手に対して怒りや憎しみの感情がわいてくる方もいると思います。
自分は悪くない、みんな相手が悪いんだと。 現象だけ見ると、お金を盗んだ相手が悪いのは確かです。
しかし、心の中の潜在意識を覗くと、ショッキングな出来ごとがあるから、怒りや憎しみの感情が出てくるのではないのです。
もともと怒りや憎しみの感情があるから、ショッキングな出来事を引き寄せてしまうのです。
どういうことかというと、ネガティブな感情はネガティブなエネルギーなので、エネルギーがネガティブな事象を引き寄せるのです。
つまり、心の中のネガティブな感情をなくすことによって、ネガティブな事象を引き寄せなくなるのです。
頭では理解したつもりでも、腑に落とせていないとついつい人のせいにすることになります。
相手のせいすると結局何も変わりません。
先日セッションした方で、ネガティブな感情を数多く抱えていらっしゃる方がおられました。
その方は、消えてなくなりたいというネガティブな感情をいくつも抱え、ネガティブな思考をする傾向にありました。
ある日を境に、その方のエネルギーが急激に好転したのです。
エネルギーが好転したきっかけは、ご自身のネガティブな感情と向き合う事でした。
ネガティブな感情と向き合う事ってとてもつらいのです。
人からされて嫌なことを、ご自身も人にしていたこと。
そして、原因はご自身の持っている感情にあることを腑に落とされました。
人が悪いのではなく、原因は自分の持つネガティブな感情なのだと。
周囲は自分に愛を持って接してくれている事にも気付くことが出来ましたと。
それ以降、人に感謝をするようになったとおっしゃられました。
感謝や愛(人をとても大切に思う事)は、エネルギー値が高い(ポジティブ)のです。 学びも、同じ失敗を来る返すことが無くなるので、高いエネルギー値をご自身が持つことになります。
そうすることで、低い層のネガティブな感情(低いエネルギー)は外れていきます。
そして自分の思っていることを、正直に伝えることをしていなかったと。
このことを学び、自分の思いを人に伝えることを行動に移されました。
メンタルブロックを外して行くと行動できるようになります。
以心伝心という言葉があります。
自分の思っていることは、相手もわかっているだろうと勝手に判断することです。
以心伝心というのはうそだと思っていて、思っているだけで言葉で相手に伝えないと何も伝わらないのです。
自分の言いたい事、伝えたい事を言葉で伝えることを実行すること。
とても大切です。 人って変わるという覚悟を持つと必ず変われるのです。
この方のように覚醒される方がいると、とてもうれしいです。
以上、心と目の前の現象と学びの関係とはについてお届けしました。