ポスター発表
この発表では情報オリンピックの講習でどのような配慮をしたのかについて発表しました。
1.学習サイクル
ベースは毎週行われているAtcoderBeginnerContest(通称ABC)の参加と、その解き直しです。
講習は月に1度のペースで行い、解き直しやABCの過去問への取り組み状況を見て、個別に指導を行いました。特に気を使ったのは、学習を継続する気持ち(モチベーション)の維持です。
2.OKRに基づく目標設定
上記で記載したモチベーションの維持のための具体的な取り組みです。
「どのような状態になっていたらテンションが上がるのか」(=Objectives)と、
「夏休みまで」、「10月末まで」のように期間を区切って達成しておきたい目標(=KeyResolts)を毎回の講習ごとに確認し、更新しました。
3.個別のモチベーション管理
さらにチャレンジし続けるための支援をしました。詳細はポスターをご確認いただきたいのですが、ここで私が特に効果があった(ような気がする)のは、生徒と共に下校することです。これは生徒の実態にもよりますので一概にすべての生徒に対して効果があるとは言えないところがありますが、私は本校の生徒の場合は効果があったと思います。
これは個人的な意見ですが、案外講習より一緒に下校しているときのほうが、お互い印象に残っているかもしれないんじゃないかな~と思っています
これらの取り組みを通して、パソコン甲子園、情報オリンピックへの挑戦をし、女性部門で春合宿(日本代表候補選抜)に2名。日本代表を1名排出することができました。
また、コンテストの結果以外でも授業やほかの課外活動での活躍がみられるようになりました。