一階大広間左
【主なイベント】
・お助けNPCつくしちゃんと合流
・妖怪たちの噂話
魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)し、飲めや歌えや楽しそうに過ごしています。
5ターン目到達時:ちらほら移動し始める妖怪を目にします。
6ターン目到達時:廊下に移動している妖怪を目にします。
7ターン目到達時:妖怪がたくさん廊下に移動しています。
8ターン目到達時:妖怪の数はもう少ないです。
SAN値チェック表(従業員ルートのみ)
妖怪2回目 成功 1d2 失敗 1d3+1
妖怪3回目 成功 1 失敗 1d3
目星
〈目星〉つくしちゃんとまだ合流してない場合
ごちゃごちゃと妖怪がうごめく中で、あなたは部屋の隅にいる一人の小柄な人物を見つけました。
金色に染められた髪に現代風の服装、顔にはおかめのお面をつけており、あなたのことに気づく素振りもなく必死に何かをノートに書き留めています。
〈目星〉つくしちゃん合流済みの場合
一匹だけ全身に包帯を巻いた妖怪を発見します。
ところどころ見える肌は黒く変色し、とても痛々しい姿です。
周りの浮かれた妖怪に混じらず、ただ静かに一人で酒を飲んでいます。
包帯の妖怪に話しかける
見慣れない探索者たちを訝しみます。
〈言いくるめ〉や〈説得〉などの交渉系技能に成功することで「今年の神」について話してくれるでしょう。
・召喚の儀に参加していたが、自分以外全員炎で焼き殺された。灰と化すまでが一瞬すぎた。
・神は青い炎のようにも稲妻のようにも見えた。一瞬すぎてよく分からなかった。
・仲間が喰われてる中、何とか自分だけは逃げ出すことができた。
・今まで祭りに呼ばれた神とはまとう雰囲気が明らかに違った。
・小さな『鬼火』をたくさん付き従えていた。
得られる情報
噂話二:召喚の儀の時、神様が妖を食べたらしい
噂話三:神様は炎の使い手? 強力な力の持ち主らしい
聞き耳
※この部屋の聞き耳は、訪れたターンによって聞こえる内容が変わります。
〈聞き耳〉1〜4ターン到着時
妖怪たちの会話が聞こえてきます。
「あ〜やっぱまだ無理だったわ。」
「ガハハ! あったりめぇだろお前。気が早すぎるっての! もう少しで通してもらえんだから大人しく待ってろって。」
「あそこの門番も頑固だよなぁ。ちゃんと贄(にえ)持ってきてんだからよぉ、別に早めに通してくれたっていいだろ!
ご丁寧に一人一人確認してっから毎年つっかえんだよ。」
「お前、もしかして知らねぇのか?」
「ん、何を?」
「今年の神がだいぶやべー奴だって噂。
何でも召喚の儀を取り行った奴らがこぞって食われちまったらしいぜ。」
「まさか。仮にも神だろ? 妖(あやかし)を食う神なんて聞いたことねぇぞ。」
「ああ、俺も半信半疑だったんだがほれ、あそこを見てみろ。」
妖怪が指さした先には体の所々を負傷し包帯を巻いた妖がいました。
「あいつが今年の召喚の儀に参加していた奴らしいんだが…。」
「うわっひでぇな…。皮膚が溶けて黒ずんじまって…」
「一人で先走って侵入してたらきっと今頃お陀仏だったぜお前。」
「おっかねぇなぁ。血気盛んな神ってぇのもいるもんなんだな。」
「とにかく強力な神には違ぇねえな。だからこそ今年はよりたくさんの力を与えてくださるはずさ! 楽しみだなぁ!」
得られる情報
噂話一:会場前には「門番」がいて贄を持っているかどうかの確認をしているらしい
噂話二:召喚の儀の時、神様が妖を食べたらしい
噂話三:神様は炎の使い手? 強力な力の持ち主らしい
〈聞き耳〉5〜8ターン到着時
妖怪たちの会話が聞こえてきます。
「お前、その姿どうしちまったんだよ!? えらい変わり用じゃねぇか!」
声が聞こえた方を見やると、数匹の妖怪に囲まれた全身包帯姿の痛々しい妖怪がいました。
「姿が変わりすぎてて気づかなかったぞ!」
「ひっでぇなぁ…。そいつぁ火傷か?」
「何があったかは知らんが、あともう少しで神から力を貰えるぜ。少しでもその傷が休まるといいな。」
「…………行くな。」
「え?」
「今年は祭りに参加するな。あれは…あれは、神なんかではない…。神に似た、もっとおぞましい【何か】だ。」
「神以外のもんが招かれたとでも言うのか? 気のせいだろ! あそこは『神しか通れない場所』なんだからよ。」
「俺は見たんだよ。召喚の儀の時、奴が他の妖を炎で焼き殺し、むさぼり食う様を。」
「神が妖を食う…!? そんなの聞いたこともねぇぞ。それじゃただの化け物じゃねぇか。」
「ふんっ。冗談だと思うなら自分の目で確かめてみるといい。まぁその時にはお前も他の奴らももう生きてないだろうがな。
俺は…二度と奴の前に姿を出したくない。きっと二度目はないだろうからな。」
得られる情報
噂話二:召喚の儀の時、神様が妖を食べたらしい
噂話三:神様は炎の使い手? 強力な力の持ち主らしい
妖怪に話しかける
噂話を話している妖怪以外は、人間の言語が通じる相手かどうか〈幸運〉を振る必要があります。
成功 → 話せる妖怪
失敗 → 言語が通じない妖怪
80以上の出目で失敗→ ギョロリと睨まれ攻撃されます。
〈回避 (DEX×2)〉に成功するか〈APP×5〉に失敗すればその場を切り抜けられます。
(※APP×5は人間の魅力なので、成功するとバレる扱いになります)
バレた場合はそのまま戦闘開始です。