コラム1

ゲーミングPCを買う理由

 毎度お馴染み、風来坊的に何かやってる作家、晴曇空です。

 最近ゲーミングPCを販売している某会社の広告で、「さよならコンソール機」的な文言があって、それなりのゲーミングPCユーザーが、疑問の声を上げている昨今、フォロワーがゲーミングPC買うか悩んでる方がいたので、それに便乗するわけではないけど、書き連ねていこうと思います。
 わいはゲーミングPCユーザーです。最後に買ったコンソールはSwitchですが、もうここ数か月遊んでません。そもそも遊ぶ時間が少なくなってきたのもありますが(小説の書きすぎ)、もっぱらゲーミングPCで買ったゲームで遊んでます。今のパソコンで三代目、ゲーミングノート、ゲーミングノート、そして今はゲーミングデスクトップっていう感じの遍歴です。

 ちょっと調べた方はわかると思いますが、ゲーミングPCはデスクトップでもノートでも高いです。安く見積もっても、最近の奴は15万円ぐらいが相場です。一番高いハイエンドだと50万円くらいするのかな、PCショップで売ってるBTO(もうすでに組んであるPC)だと。
 その反面、ゲーム機って言うのは安いもんです。下手なゲーミングPCのスペックに近づいてきている、PS5の定価は5万5千円ぐらいで、たぶん同じくらいのスペックのPCを買おうとすると、大体15万円ぐらいです。もうちょっと安く組めるんかな。でも、それぐらい見て問題ないと思います。

 さて、そういう話を書くと、ゲーミングPCがいかにコスパが悪いものか、分かっていただけると思います。
 特に、ゲーム配信がしたいだけなら、PSだとPSだけでゲーム配信できますし、「ゲーム配信がしたいから」という理由でゲーミングPCを買う理由には、なりえなくなってきました。仮に、配信できないSwitchでも、キャプチャーボードと、メモリが16GB、CPUもそれなり(インテルだとi5の第9世代とかがええのかな)の、安いPCを買えば、最低限の環境が整えられるわけです。それなのに、ゲーミングPCにする理由は何でしょうか。

 わいが考える、その理由って言うのは、「自分が何をしたいのか」っていうところが肝だと思います。

 例えば、絵描きさんの場合だと、レイヤーをめちゃくちゃ重ねる方だと、それ相応のメモリやCPUがないと、だんだんソフトが重くなっていきます。
 昔のわいの知り合いの絵描きさんも、おんぼろPCに火を噴かせながら(比喩)、絵を描いていました。お絵描き配信をしようものなら、PCがクラッシュしていたりとかもしていましたし、作業通話でもしょっちゅうPCが落ちて抜けるとか、ざらにありました。そういう方は、もしかしたらゲーミングPCを買ったほうが幸せになれるかもしれません。
 もう一つ例に出すと、Youtuberやゲーム実況者を目指して、動画編集をする方。動画編集もそれなりのPCスペックを必要とします。と、言うのも、最近主流のフルHD(1080p)や、4Kの動画を編集するのはめちゃくちゃ重いです。カット編集したり、字幕を付けるだけでも、一瞬PCがフリーズしたり、プレビューするにも、カクついて確認できたもんじゃありません。現に、わいの前のゲーミングノートPCなんかはそうでした。
 そういう理由があって、初めて『ゲーミングPC』っていうものを、手にする理由になるんじゃないかなあ、ってわいは思います。
 もちろん、単純にプロゲーマーのように、ゲームのフレームレートを追い求めたいとか、Steamとかで売っている、コンソール機で遊べない、安いバカゲーを遊びたいとか、そういうのを配信したいとか、そういう理由もあると思いますけど、そういうニーズって、ゲームをガチでやってる人が追い求めるもんだし。

こういう綺麗なグラフィックで遊べるのも、
ゲーミングPCの強みではある。

 あと、多少話は逸れますけど、ゲーミングノートPCは買わないほうがいいです。これはわいの経験談なんですけど、まず排熱がすごいです。美麗グラフィックの3Dゲームなんてもんをやろうものなら、手がステーキになりえるし、膝の上に置いて使うと低温やけどの危険があるので、お勧めできません。
 また、これはPCでゲームをやり始めるようになってから、気にする話なんですけど、年々PCゲームはグラフィックが上がってきています。それを(そのPCのスペック次第ですが)、最高画質で遊べるのもゲーミングPCの
強みでもありますが、グラフィックが綺麗になるってことは、その要求スペックも上がってきます。つまり、必要があればグラフィックボードやCPUを買い替える必要が出てくるわけです。
 ゲームをやらなくても、イラレなどのソフトを使ってて、絵の描き方を変えたりしたときに、重くなったり、カクつくことが出てくることがあるかもしれません。そうなった時、ゲーミングノートPCって言うのは、基本的には後からパーツを変える、って言うことは出来ません。その反面、ゲーミングデスクトップPCは、それが可能なので(細々と言えば簡単ではないですが)、色んな意味で長く使うことが可能です。

 ただ、デスクトップは、ご存知のように、モニターやキーボードが別途で必要となってきます。出来合いのBTOパソコンを打ってる会社であれば、格安、または無料でキーボードとマウスを付けてくれるところもありますが、モニターは別で必要になります。そう言う意味では、デスクトップを買う際は、PC本体の価格+そう言った周辺機器の値段も考慮しなければなりません。まあ、もうすでにモニターやキーボードを持っているなら(現に、わいもゲーミングノートPCの時に、あまりの排熱に耐えかねて、キーボードやモニターを購入していたので、考えなくて済みましたが)、別に気にする必要はないです。壊れてないなら。

 さて。長々とここまで書いてきましたが、わい自身は買って後悔はしてません。
 ここまで偉そうに書いておいてなんですが、わいがゲーミングPCを買った理由は、ただ単純に、マインクラフトで影modを入れたかったから、って言う、この記事に反するような理由でした。それから、大義名分のように、ゲーム配信したり、小説書いたり等々するようになりましたが、今のわいが言うなら、そう言うお話をします

こういうスクショばかり見せられたら、欲しくなる気持ちも分からなくはないですけどね。
(自分で作ったワールドのスクショです)

 あと買うなら、安いやつを買うよりも、少し高めのスペックのを買うことをお勧めします。これは別に「高ければ高いほど良い」って言うのはありますが、ぶっちゃけハイエンドは早々のハードゲーマーでなければ必要ないです。でも、どちらにせよ高いものを買う訳ですから、長く使いたい、って考えるんであれば、多少余裕を持ったスペックを買うことをお勧めします。無理強いはしませんが。

 もし、今ぼんやりと買おうかな、って考えている方がいるなら、DMとかで相談して頂ければ、数社のサイトをハシゴして、探すお手伝いをさせてもらいます。その時は、「予算(最低でも15万ぐらいは欲しい)」「用途(具体的に)」を教えて頂ければ探しやすいです。こちら、小説書きでありながら、そう言う相談事は文字に書くのめんどい勢なので、通話出来ればありがたいですが、別になくても大丈夫です。

 そんなわけです。ちなみに、わいの今のPCは26万ぐらいしました。ローンで買って、一生懸命返しております。はい。36回払い。買う時は一括が良いです。ローンは長い。

 という訳で。以上です。